失恋して辛い時にしてはいけないこと
立ち直るためには、根本的な心の回復が必要です。中途半端にしてしまうと、いつまでも失恋の傷を残すことになります。傷を正しく癒すためにも、失恋して辛い時にしてはいけないことをみていきましょう。
無理矢理忘れようとする
「あんな人早く忘れよう」と、とにかく辛さの源を忘れてしまおうと考える人は、案外多いもの。一番シンプルな方法ではありますが、それでは根本的な解決にはなりません。失恋した相手そのものも、たくさんの思い出も、自然に薄らいでいくことが傷を癒したということになります。
そして、忘れようとすればするほど思い出してしまう…。そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。忘れようとする対象を、記憶の中から一度は引き出すことになるので、忘れようとする=思い出す、ということになってしまうのです。辛い失恋を忘れるのは、時間の経過に任せましょう。
思い出の品を全て捨てる
失恋したら全くの他人ということで、思い出の品を見ているだけでも辛くなりますよね。ペアの小物やアクセサリーなどは、特に感情と思い出を宿しているので、持っているだけでも傷がえぐられる気持ちになるでしょう。「思い切って全部捨てよう!」となってしまうのも、自然なことかもしれません。
ですが、気持ちの整理ができていない状態で、それをしてしまうと後悔に苛まれる時がやってきます。自分の中で気持ちの整理ができた時、おそらく過去の恋愛も懐かしい、いい思い出に転換できているでしょう。今は辛くても、自分の人生の一部なのです。喪失感を大きくしないためにも、思い出の品の整理は慎重に。
自暴自棄になる
失恋が残した辛い気持ちが苦しくて仕方なく、「もう何もかもどうでもいい!」と自暴自棄になることが、一番危険でもあります。自暴自棄になって傷つくのは、間違いなく自分であり、それを誰かのせいにすることなど出来ません。一時の投げやりな気持ちは、回復への道の妨げになってしまうのです。
「どうでもいい」と思ってしまうほど、その恋を大事にしていたのでしょう。自分の人生と感情のほとんどを占めていた、素晴らしい恋だったのかもしれませんね。その恋を失ったからといって、自分を疎かにする必要はありません。失恋の辛さを労わり、自分をゆっくり休ませてあげるようにしましょう。
失恋した相手に縋る
失恋が辛いと感じるのは、その分相手へ注いだ気持ちが大きかったことも意味します。もう好きな気持ちを向けることは許されなくても、一方的に終わった恋ですから、気持ちを切り替えることは容易ではありません。「じゃあこの気持ちは消去しよう」なんてことは不可能に近いはず。
それでも、失恋した相手に縋ってはいけません。消せない気持ちのやり場がなくて辛くても「まだ好きなの」「お願いだから離れないで」なんて縋ってしまうと、相手を追い込んでしまうことになります。失恋は確かに辛いものですよね。大きな試練ですが、一つの区切りとしてしっかり受け止めましょう。
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