おみくじを引きに行くなら!神社の参拝方法の基本
正しい神社の参拝方法を知っておけば、神様に願いが伝わって、よりご利益もありそうですよね。また、一緒に神社を参拝する人にも「おっ!」と一目置かれるはず。
早速、神社の参拝方法の基本をお伝えしていきます!しっかりチェックして、神社を参拝する時に活かしてみてくださいね。
鳥居でお辞儀
神社の鳥居から向こう側は、神様がいらっしゃる世界です。つまり、鳥居は神域に入るための門ということ。そのため神社を訪れたら、まずは神域の門である鳥居の前で、「これからお参りさせていただきます」の気持ちを込めてお辞儀をする必要があるんです。
お辞儀もなしに入ってしまったら、神様に失礼になってしまいます。大きな神社では、いくつも鳥居があることがあります。その場合も鳥居をくぐるたびに、それぞれお辞儀をするようにしましょう。
参道を歩くときは真ん中を避けて
鳥居から境内へ続く道を、参道と言います。その参道を歩くときは、真ん中を避けて端を通るのがマナーです。参道の真ん中は正中(せいちゅう)と呼ばれ、神様の通り道であると言われています。つまり神様が通れるように、参拝者は参道の真ん中を開けておく必要があるということ。
ですが、初詣などはとても混雑するので、参道の真ん中を避けて歩くことができないかもしれません。無理して端を歩いては、他の参拝者の妨げになる場合も。そのような場合は仕方ないので、端を通ることにこだわらなくても大丈夫です。
手水舎で手と口を清めておく
参道の脇に、手水舎(てみずしゃ)と呼ばれる水場がありますよね。参拝する前に、この手水舎で手と口を清めましょう。手や口を水で流すことで穢れを落とし、心身を清めることができるんです。
手水舎には柄杓(ひしゃく)が置いてあります。まずは右手で柄杓を持ち、左手に水をかけます。その後、柄杓を左手に持ちかえ右手に水をかけましょう。
さらに、柄杓を右手に持ちかえて左手に水を注ぎ、それで口をゆすぎます。最後に左手に水をかけたら、柄杓を縦にして残った水で柄杓の柄を流します。
あくまでも儀式の一種なので、サッと水をかける程度でかまいません。手と口を清めることができたらOKなので、あまり順番を気にしなくても大丈夫ですよ。
お賽銭を入れ鈴を鳴らす
拝殿まで進んだら、いよいよ参拝です。姿勢を正して神殿の正面に進み、お賽銭を入れましょう。お賽銭はお供え物のようなものです。投げて入れるのではなく、そっとお賽銭箱にお金を入れるようにしてくださいね。
また、お賽銭は5円や50円など、穴の開いた硬貨を入れるのが良いと言われています。真ん中に穴が開いているので、先が見通せるという意味があるんです。意味を考えてお賽銭額を決めるのもいいですね。
そしてお賽銭を入れた後は、鈴を鳴らします。鈴を鳴らすことで邪気を払うことができると言われているんです。そのため、しっかり音が鳴るようにすることが大切。綱を揺らして数回鳴らすようにしましょうね。
二礼二拍手一礼をする
鈴を鳴らした後は二礼二拍手をします。2回お辞儀をしてから、2回胸の高さで拍手します。その後に手を合わせて祈りましょう。
神社で参拝と言えば、願い事を叶えてもらうためのものだと思いがち。ですが、神社を参拝する意味は、神様へ日頃の感謝を伝えることだそうです。まずは感謝の気持ちを祈り、その後にお願いごとをするようにしたいですね。
お祈りが終わったら、最後にもう一度、神様にお辞儀をしましょう。これら全てが終わってから、おみくじを引くようにしてくださいね。
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