飲み過ぎた後の酔い覚まし方法《行動編》
次は、早く酔いを覚ますための行動について紹介します。
大きく深呼吸してみる
大きく深呼吸することも、早く酔いを覚ます方法のひとつ。深呼吸をすると、たくさんの酸素を取り入れることができますよね。この酸素が酔いを覚ます効果に一役かっているのです。
酸素には、アルコール分解のサポートをする働きがあります。そのため、大きく深呼吸してたくさんの酸素を体内に取り入れることで、アルコールを分解し酔いが早く覚めやすくなるというわけなのです。
また、深呼吸には頭をシャキッとさせたり、体をリラックスさせて気分爽快にしたりする効果もあるので、酔い覚まししたいときには深呼吸してみると良いでしょう。
水で顔を洗う
水で顔を洗うと、気持ちがシャキッとしますよね。顔や気持ちをスッキリさせることで、頭がしゃんとするので、酔い覚まししやすくなります。
アルコール成分やアセトアルデヒドの分解に直接働きかけることはありませんが、頭や目が覚めたり気分がスッキリしたりすることで、酔って興奮している状態から冷静な状態に切り替えやすくなるといえるでしょう。
軽めのシャワー
少ない量のアルコールしか摂取していないときや、酔い方がほろ酔い程度で頭や体がふらつかない場合は、軽めのシャワーを浴びることでも早く酔い覚ましする効果が期待できます。
シャワーを浴びることで、体や気持ちをスッキリさせることができるでしょう。中には、シャワーではなく、熱いお風呂に入った方がスッキリすると思う人もいるかもしれませんね。
しかし、熱いお風呂に入ると大量の汗をかき、脱水症状を起こす可能性があります。そのため、軽いシャワーを浴びる程度にし、シャワーを浴びる前には水分補給をするようにしましょう。
酔い覚ましに効くツボを押す
酔い覚ましに効果的なのが、酔い覚めのツボです。飲み過ぎてしまったときにおすすめなのは、みぞおちの下にある巨闕、二日酔いの頭痛には合谷や百会、二日酔いの吐き気には内関といったツボがあります。
また、肝臓の機能を上げて酔いを覚ますツボとしては、期門や足にある大衝があり、酔いの症状に合うツボを押すことで、効果的に酔い覚ましできるでしょう。
睡眠を十分とる
飲み過ぎた翌日がお休みの日なのであれば、何も気にせずただひたすら眠るのもいいでしょう。そもそも二日酔いだと、頭痛や吐き気、けだるさなどがあり身体を動かしたくないはずです。普段の疲労回復も見込めるので横になるのが一番です。
できれば水分補給などは行いながら日がな一日睡眠をとりましょう。翌日には驚くほど回復しているはずです。ただゴロゴロすればいいだけなのですぐ実践できるのもポイントです。