気づけば真っ黒!日焼けした肌を白く戻すためには?
しかし、すでに焼けてしまったのなら嘆いていても仕方ありません。なるべく早く白く戻るよう、さまざまなケアをしていく方向へ行動をシフトしていく必要があります。「パックをする」「ビタミンCをとる」など、白く戻す方法は色々聞いたことがあると思いますが、実際のところどの方法が効果的なのでしょうか?
今回の記事では、日焼けした肌を白く戻す方法を一刻も早く知りたい!という方のために、さまざまな対処法をご紹介します。白い美肌を保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日焼けした肌を戻すのに必要な条件とは
正しいスキンケア
太陽の紫外線をたっぷり浴びた肌はダメージを負い、刺激を受けやすく肌荒れしやすい状態になっています。日頃のスキンケアの方法が間違っていたり、日焼け中の肌のケアが適したものではないと、「スキンケアしているつもりで肌を傷つけている」ということになってしまいかねません。
日焼けを戻すのに適したスキンケアの知識を持つことが、より早く肌を戻すのに必要な条件になります。
肌のターンオーバーを整える
いくら白い肌に戻したくても、肌のターンオーバーが乱れていては戻したいものも戻りません。ターンオーバーを正常に機能させることで、ダメージを受けた皮膚組織やメラニンを徐々に押し出し美肌へ導くことができます。
ターンオーバーの乱れは、生活習慣の乱れや肌の乾燥などが原因。日焼けした肌を戻すには生活習慣を整え、肌の乾燥を改善させることが必要になります。
十分な睡眠をとる
日焼けを戻すには「新しい肌」を作るために身体の機能を正常にすることが大事です。特に睡眠は、成長ホルモンという物質を分泌するために重要なもの。成長ホルモンが分泌されることで、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが促進されるのです。
趣味、娯楽などで夜ふかしをしがちな方は多いですが、日焼けを戻すには睡眠は「絶対条件」といっていい程大切なものです。肌を白く戻したい時はいつもよりも長く寝るよう意識してみましょう。
水分補給をする
肌を保湿することが肌を白く戻すのに必要と考える人は多いですが、実は体の中に十分な水分があることも肌を戻すのに必要な条件のひとつ。日焼けはヤケドと同じ状態なので、体内の水分が減り脱水状態になりやすいんです。肌のうるおいには体内の水分量が重要になりますから、水分が失われやすい日焼け後はしっかりと水分補給を。
冷たい水を飲めば熱を持った肌を内側からも冷やせますし、日焼けによる炎症を抑えることもできます。肌の水分量を確保し、健康な肌に戻すためのコンディションを整えましょう。
日焼けを戻すための基本的なケア
肌を冷やす
日に焼けて赤っぽくなった肌はヤケドをしている状態。化粧水を使うよりも何よりも、まずして欲しいケア方法は「肌を冷やす」こと。タオルで包んだ保冷剤や、冷水で濡らしたタオルなどを肌に当てて冷やし、肌の炎症やこもった熱を取り除きましょう。
炎症が起きたままだと肌の機能の回復が遅れてしまいますし、肌がいつまでも刺激を受けやすい状態になっているので、スキンケアすらも肌のダメージになる可能性があります。「日焼けに気づいた」「赤みがありヒリヒリする」こんなときは、すぐに患部を冷やして炎症を抑えるよう心がけましょう。
充分な保湿をする
日焼けは軽いヤケドを負っている状態。ボロボロになった肌はバリア機能が損なわれ、隙間から水分が蒸発しやすくなっています。そこで、不足した水分をしっかり補うために保湿ケアを充分に行いましょう。不足した水分を補うことで、肌の乾燥の予防・改善に繋がり、肌の機能を整え日焼けを改善しやすくなります。
このとき気をつけたいのが、使用する化粧水の種類です。早く戻すために美白成分入りの化粧水を使う方は多いですが、日に焼けた肌はとってもデリケートで少しの刺激で荒れてしまう可能性があります。できれば色々な成分が入ったものではなく、純粋に保湿だけを目的とした「低刺激」の化粧水で保湿するのがオススメです。
肌が落ち着いたら美白化粧品を使う
肌の炎症や熱をしっかり取り除き、充分に保湿して肌が落ち着きを取り戻したら、日々のスキンケアを「美白化粧品」にチェンジしましょう。表面上は肌が落ち着いたように見えても、肌の奥には紫外線による影響が出ています。今はまだ表面に出ていなくても、将来出てくる「シミの元」が肌の奥にできてしまっているのです。
ですから「シミの元」をケアするために、美白化粧品を使います。美白化粧品は肌に蓄積したメラニンの排出を促し、今あるシミやくすみ、将来でてくるかもしれないシミの元に効果を期待できる化粧品。しっかり美白効果を得るためにも、1ヶ月~3ヶ月はしっかり使うようにしましょう。
サプリメントを摂取する
肌の外側からケアするのも日焼けを戻すのに必要なことですが、より効果的に早く戻すには、身体の中からもケアしてあげるのが大切です。そのためにはサプリメントを活用するのがおすすめ。特に、美白ケアにおすすめなビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどが含まれるサプリメントが良いですね。
まんべんなくビタミン類をとれるマルチビタミンを飲むと良いかもしれません。ビタミンはメラニンを分解したり、肌の機能を整える効果があると言われています。元の肌に戻したいなら、毎日のサプリメントを忘れずに飲むといいでしょう。
早く日焼け肌を白く戻すなら!おすすめの方法
スクラブを肌に使用する
古い肌を取り除く効果のあるスクラブで、角質ケアをするのがオススメです。古い肌がいつまでも表皮に残っていると、ターンオーバーの乱れを招き、日焼けを元に戻す効果が発揮されにくくなります。ですから、スクラブを使って表皮に残った古い皮膚を落としてあげるのです。
ただし、注意したいこともあります。スクラブを使った後は肌が敏感で乾燥しやすくなっているので、充分な保湿が必要です。また、日焼けの炎症が落ち着いていないのにスクラブを使うと、炎症を悪化させるおそれもあるので、肌が落ち着いてから角質ケアをするようにしましょう。
ビタミンC化粧水や美容液を使ったケア
ビタミンCが含まれる化粧水、美容液などの美白効果に優れた化粧品を使いましょう。ビタミンCはメラニンの生成を抑える効果が期待できるので、日焼けした肌にアプローチし白い肌へ導くと言われています。
普段使用している化粧品が美白用でなければ、美白用の化粧品を購入してみましょう。ただし、先ほど説明したスクラブと同様、肌が落ち着いてからビタミンC化粧水や美容液を使うようにしてくださいね。
紫外線対策を徹底する
肌の色を早く戻すなら、さらに徹底した紫外線対策をしましょう。日焼けしてダメージを負った肌にさらに紫外線を浴びせると、メラニンの生成が活発になってしまいます。すると、余計に黒くなったり炎症の悪化、シミの原因の増加、乾燥肌などさまざまなトラブルに。
そうならないためにも、日頃から日焼け止めをしっかり塗りましょう。屋内にも窓から紫外線は入ってくるので、屋内にいる時は窓のそばにいないようにしたり、軽めの日焼け止めを塗ってください。
保湿パックでスペシャルケア
肌を健やかに、白く保つには「保湿がすべて」と言っても過言ではありません。ターンオーバーを整えるのも肌を強くするのも、水分が必要です。ただ、日頃の化粧水だけの保湿ケアだけでは足りないことも。そこでおすすめしたいのが保湿パックです。
美容成分や水分がひたひたに染み込んだシートを肌に密着させるパックは、より肌に水分を行き渡らせる効果が期待できます。パックをすることで、不足していた水分を補えるというわけですね。週に一回はスペシャルケアとして保湿パックを取り入れ、徹底した保湿を心がけてみてください。
日焼け肌を白く戻す効果が期待できる食べ物
キウイフルーツ
キウイフルーツはビタミンCが豊富なフルーツ。肌を白く戻すにはビタミンCは不可欠です。ビタミンCはメラニン色素が過剰に作られるのを抑える効果があるので、日焼け肌を元に戻すのに効果を期待できます。
また、ビタミンCは肌の弾力を作るコラーゲンの生成をサポートする成分なので、紫外線で傷ついた肌を修復する働きも。美白・美肌づくりに積極的に取り入れたい成分です。ただ、水に溶ける性質があるので、尿から排出されてしまいます。
身体の中にできるだけビタミンCをとどめるためにも、1日の中でこまめにキウイフルーツを食べ、ビタミンCを補給してみてください。
アーモンドミルク
アーモンドミルクはビタミンEが豊富な飲み物。ビタミンEは若返りビタミンとも呼ばれているんです。なぜ「若返り」なのかというと、ビタミンEは肌の生まれ変わりを邪魔する物質を減らしたり、血行を促進しターンオーバーを高める効果があるからだと言われています。
つまり、ビタミンEを摂ることで肌の中のメラニンをスムーズに押し出す効果が期待できるというわけです。ちなみに、ビタミンCとの相性がいいので、キウイフルーツとセットでとるのがオススメですよ。
肉・魚類や大豆製品
タンパク質は肌そのものの材料になったり、代謝を促す効果があります。せっかく肌にいいビタミンを摂っていたとしても、肌の材料が足りていなければ新しい綺麗な肌は作れないですよね。タンパク質は牛肉や鶏肉、豚肉など動物性の肉類や、魚介類を積極的に食べて補いましょう。
肉や魚ばかり食べるとカロリーが気になるという方は、納豆や豆腐など植物性タンパク質もバランス良く取り入れてみてください。特に、ダイエットしているとタンパク質は不足しやすいもの。ダイエット中だという女性は、タンパク質の摂取を心がけてみてくださいね。
ニンジン
ニンジンにはビタミンA(β-カロテン)が豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚、粘膜を守る働きがあり、肌の健康を保つ効果が期待できます。ビタミンAは油に溶け出る成分です。ダイエットをしている女性は抵抗があるかもしれませんが、より効果的にビタミンAの効果を発揮させるには、ニンジンを油で炒めたり、サラダにしてオイル入りのドレッシングで食べるのがおすすめ。
オリーブオイルやアマニオイルなど、良質な植物オイルにすれば美容にもいいので、オススメですよ。
日焼け肌を戻す秘訣!ターンオーバーを促す方法
バランスの良い食事を心がける
身体の働きであるターンオーバーを正しく機能させるには、栄養が必要です。ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質などをバランス良く日々の食事で摂取することが大切なポイント。特にターンオーバーの促進に欠かせない栄養素はビタミン類、ミネラル類、タンパク質です。
しかし、現代の食事は野菜や果物が足りていなかったり、脂質の多いジャンクフード、レトルト、インスタント食品になりがち。そういう食事をしていれば、日焼け肌を早く戻すのは難しいでしょう。しっかりビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質をバランス良く摂取できるよう食生活を見直すことで、ターンオーバーを促せます。
ストレスを溜めない
ストレスを溜め込むと男性ホルモンの分泌が多くなります。男性ホルモンはストレスに対抗する働きがあるので、身体の機能としては正常です。しかし、男性ホルモンが増えると乾燥肌、脂性肌、免疫力低下などの影響があります。
特に、脂性肌や乾燥肌になり肌の状態が不安定になると、ターンオーバーが低下するので要注意。このような状態にならないように、ストレスは溜め込まずうまく発散することが大切です。ストレスは運動で発散できますが、運動が苦手なら趣味に没頭するのも良いでしょう。何よりも「自分が好きなこと」をするのがストレス発散に繋がります。
規則正しい睡眠
ターンオーバーが活発な時間は午後10時から午前2時ごろだと言われています。午後10時から午前2時まで熟睡している必要があるので、なるべく午後10時にはベッドに入りたいもの。やりたいことがあってつい夜ふかしをし、ベッドに入るのが22時を過ぎていたりしませんか?
午後10時から午前2時に寝ているか否かでターンオーバーはかなり変わると言われているので、日焼け肌を早く戻すには早寝を心がけましょう。毎日は無理でも、22時には眠れる日を作りターンオーバーが活発になる睡眠を意識してみてくださいね。
温かい食べ物を食べる
暑い季節になると冷たい食べ物や飲み物が欲しくなりますが、日焼け肌を戻すにはあまり良くありません。冷たいものは身体を中から冷やし、代謝が落ちやすくなってしまいます。代謝が落ちると肌のターンオーバーも低下しやすくなるため、暑い季節でもなるべく冷たい飲食物は口にしないように心がけましょう。
たとえば、冷たい麦茶ではなくホット麦茶、冷たいそうめんではなく温かいにゅうめんなど、身体が温まる食べ物・飲み物をチョイスすると良いですよ。
乾燥した場所では加湿をする
空調が整った場所は空気が乾燥しやすく、肌も乾燥しがちになります。肌の乾燥はターンオーバーの乱れのもと。ターンオーバーの働きを促すには、空気中の湿度が40~60%くらいになるよう調節します。
自宅には湿度計を置き、湿度が40%を下回るようであれば加湿器をつけたり、濡れタオルをハンガーにかけたりして空気中に水分を補給しましょう。仕事先で加湿器で湿度を調節できない場合は、メイクの上からスプレーできるタイプの化粧水でこまめに肌を保湿。デスクワークなら熱々のお湯を入れたコップをそばに置くと手軽に加湿できますよ。
これ以上日焼けしないために!注意すること
日焼け止めは毎日塗る
日焼け対策には毎日の日焼け止めは必須です。ただ、日焼け止めの「SPF」と「PA」について理解して日焼け止めを使うのが大切なポイント。両方ともどれくらい紫外線を防げるかを示す指標ですが、SPFは短時間で肌を黒くする「UVB」を、PAは肌に炎症を起こす「UVA」を防ぐ効果の程度を表しています。
日焼け止めに記載の数値が高いほどこれらの紫外線を防ぐ効果が高いですが、数値が高い日焼け止めは肌への負担も高くなります。肌への負担はトラブルの元になり、それがメラニン生成の原因になりかねないので、使う時と場所を考えて日焼け止めを使い分けましょう。
日常生活や屋内ならSPF10~20のPA+~++。屋外でのレジャー・運動はSPA25~30のPA++~+++、炎天下でのレジャー・運動はSPF30~50のPA++~++++がおすすめです。
外に出る時は日傘をさす
日傘には「UVカット効果」といって、紫外線を跳ね返す効果があります。ただ「紫外線99%カット」と謳う商品もほぼ完璧に紫外線をカットできるわけではありません。繊維の隙間から紫外線が微量に入ってきますし、紫外線は地面から照り返してきます。
「日傘を使ってるから安心」ではなく、散歩や買い物程度の日常的な外出なら、効果の軽い日焼け止めと日傘をセットで使いましょう。効果の軽い日焼け止めは紫外線を防ぐ力は弱いですが、日傘と合わせて使うことで強力な紫外線対策になります。
つまり、日傘は日常使いに推奨されている数値が低い日焼け止めとのセットで力を最大限に発揮するというわけです。
朝に柑橘類を食べない
朝にフルーツを食べるのが良いと思い、オレンジなどの柑橘類を食べたりジュースを飲む人は多いですよね。しかし、その行動はさらに日焼けする原因になっています。柑橘類には「ソラレン」という成分が含まれていて、紫外線を浴びるとメラニンの生成を促す働きがあるんです。
メラニンの生成が促されるということは、さらに日焼けしてしまうということ。「朝は柑橘類のジュースを1杯」「朝ごはんは柑橘系のフルーツ」という習慣がある人は、これからは朝に食べるのではなく、夜に食べるようにしましょう。夜なら紫外線を浴びることは無いので、柑橘類による日焼けの心配はありません。
生理前は日焼け対策を念入りに
生理前になると黄体ホルモンの働きによって、紫外線の影響を受けやすくなります。紫外線対策をせずにいると日焼けしてしまうおそれがあるので、生理前は特に念入りな日焼け対策が必要です。日焼け止めをこまめに塗る、日傘を併用する、メラニンの排出を促す食べ物をとる、早寝するなど、今回ご紹介した方法を何種類か組み合わせ、徹底的に日焼け対策をしましょう。
日焼け肌を白く戻す方法で美肌を取り戻そう!
毎日きちんと対策をしていれば日焼けする心配はほとんどないですし、理想的な美肌を手に入れられますよ。
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