不妊様になってしまった!女性の体験談
自分が外から見ていた時には、非難する立場を取ったり不快に感じたりしていたのに、いざ当事者になってみて「あの人はあの時こんな気持ちだったのか」と共感したことはありませんか?
不妊様も同じです。自分が不妊治療をしていく中で、以前のような精神状態を保てなくなり、周りから指摘されたり、あるいは自ら「これって不妊様なのかも」と気づくことがあります。
高額な不妊治療がストレスで…
「不妊治療にはお金がかかります。子供が欲しいという願いはお金には変えられませんが、やはり自然に妊娠して子供を授かっている人を見ると、どうして私だけ!と攻撃的な感情が抑えられなくて…」(31歳/女性/専業主婦)
2020年9月現在、不妊治療は国から疫病認定されていないことから、健康保険適用外となり多額の治療費がかかるケースがとても多いです。高額な治療費が夫婦の大きな負担となり、トラブルの原因となることも少なくありません。
妊娠しない焦りから
「3年ほど不妊治療を続けています。もうすぐ30歳後半に差し掛かるのですが、第2子や第3子を授かる友人を見るのもお祝いするのも辛くて、今は連絡を絶っています」(女性/34歳/看護師)
医療の発達によって高齢出産のリスクは軽減されているとはいえ、妊娠率が年齢によって多く低下してくことには変わりありません。そのため、妊娠できないことに対する焦りを強く感じるようになると、周囲の友人を遠ざけてしまうといったケースも多くありました。
友達の出産報告を喜べなかった
「不妊治療中に、友人の出産報告を受けました。頭が真っ白になって、『おめでとう』なんてとても思えませんでした。むしろ不妊治療している私に対してそんな報告してくるなんて無神経だと、怒りすら覚えていました」(29歳/女性/保育士)
不妊治療をしている人にとって、妊娠や出産の報告はストレスになります。ですが、自分自身が妊娠・出産した時に、周りの人が祝福してくれなかったらどう思うでしょうか。辛かったとしても、嘘でも「おめでとう」と言うのが義理だとも考えられますね。
ですが、不妊様の場合には「出産報告をしてくる相手が無神経」と受け取ってしまうことがあります。こちらの女性も自分の気持ちに折り合いをつけられず、攻撃的な感情を覚えてしまったようです。
街中で妊婦さんを見かけたときに…
「街中で妊婦さんを見かけた時には、どうしようもなくイライラしてしまいます。たとえ重い荷物を持っていたりしても、助けようとする精神的な余裕が自分にあるかどうか…。これって不妊様なんでしょうか?」(女性/37歳/デザイナー)
街中で妊婦さんを見かけた時にイライラしてしまうのも不妊様の特徴のひとつです。こちらの女性の場合は「イライラする」だけにとどまっていますが、ひどい場合には相手にわざとぶつかったり、直接的に嫌がらせなどを行ってしまったケースも報告されています。
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