フランス人のセックス事情|日本との違いは?
まずは、フランスという国におけるセックス事情から見ていきましょう。
世界の中でもセックス回数が多い
ヨーロッパ諸国の中でも、フランスは特に性に奔放な国として知られます。年間のセックス回数を世界別に見ると、2005年の調査では第6位だったそう。セックスの年間平均回数はおよそ120回とも言われますので、3日に1回はセックスをしている計算になります。
一方の日本はというと、世界で最もセックスの回数が少ないワースト1。フランスでは、日本のセックス年間平均回数を、たった1ヶ月でクリアしてしまうほどの少なさです。
フランスのセックス回数が多いのは、セックスが人としての魅力とセットになっているから。つまり、セックスできるのは男女共に魅力的な証拠ですので、自分磨きに余念がありません。
セックスの満足度も高い
性に奔放なお国柄と言われるフランスは、セックスにつながる恋愛観はもちろん、人生観が自由かつオープンなのが特徴です。そのため、魅力的な女性を見つけたら、男性は即、声をかけます。
5分で落とすと言われるほど口説き上手なフランス人男性のテクニックは、日本人男性には羨ましいところでしょう。一方の女性も、好きな男性にはストレートに「抱いて」と迫ります。
さらに、セックスは時間をかけて行うスローセックスが基本。女性も男性任せにせず、どうしてほしいかをはっきり言い、お互いに満足できるセックスを目指します。ここまでセックスに積極的であれば、セックスに感じる満足度が高いのも納得ですね。
キスを大切にしている
フランス風の情熱的なキスを、フレンチキスと言います。日本ではフレンチキスは軽いキスというイメージで広まっていますが、本当のフレンチキスは恋人同士が交わす濃厚なキス。
フレンチキスはディープキスとはちょっと違って、相手の唇に吸い付いた後、「チュパッ!」と音を立てながら離すのが特徴です。
フランス人がキスを大切にするのは、セックスするまでに時間をかけてイチャイチャしたいから。恋人同士のイチャイチャに、キスは欠かせませんよね。
さらに口説き上手なフランス人男性は、キスの合間に耳元で甘いセリフを囁いたり、じっと瞳を見つめたりと、役者顔負け!キスでここまでされたら、女性がメロメロになるのも無理はありません。
セックスしないのは魅力がない人だからと考える
フランスでは「セックスしないのはその人に魅力がないから」と考えます。確かに魅力のある人を見たら、セックスしたいと思いますよね。そこは日本も同じでしょう。
とはいえ、日本ではセックスしないからといって、その人に魅力がないという考え方はしません。才能が豊かだったり、仕事ができる場合、人として魅力的と捉えます。
そんなフランスと日本の考え方の決定的な違いは、セックスをどれだけ重視しているかにあると言っていいでしょう。3日に1度はセックスし、セックスを心から楽しむフランス人にとって、セックスしないという考え自体があり得ないこと。
そんな大事なセックスをしないのは、その人に魅力がないからと考えるのも納得です。