9歳差カップルが上手くいく秘訣
年の差があると、そこにばかり注目してしまいがちです。時には、何か良いことがあっても「9歳差だから、甘えてもいいよね」とか、悪いことがあっても「9歳差だから、自分は悪くない」とすべてを年齢のせいにしてしまう人もいるでしょう。
しかし、全てを年齢のせいにしていると、いざ重大な決断をするときに、お互いの気持ちが分からなくなってしまうこともあります。年の差を愛しむことは大切ですが、それありきの恋人関係になってしまわないように、いくつか注意していきましょう。
お互い尊敬の気持ちを忘れない
まず、恋愛関係で何より大切な「相手を尊敬する気持ち」を忘れないようにしてください。9歳差がある無しに関わらず、健全な恋愛関係を維持、発展させるためには「尊敬する気持ち」が何より大切です。
特に年上側は、年下の恋人のことを「9歳も年下なんだから、自分の言うことに従っていればいいんだ」と軽く見てしまいがちです。しかし、そんな見下す気持ちを年下側は敏感に感じ取ってしまいます。
一方で、年下側も年上の恋人を「年寄りの言うことなんて古いんだから」と一蹴してしまわないように気をつけて。本来、健全な恋人関係に上下関係は不要です。9歳差があっても、お互いに対等であることを念頭において、お付き合いをしましょう。
年の差を気にしすぎない
年の差があると、自分たちを自己紹介するときに、ついつい「9歳差カップルです」なんて言ってしまうこともありますよね。初対面の人に印象づけるために、9歳差という特徴を利用するのは良いですが、普段はあまり年の差のことを気にしないほうがいいですよ。
既にご紹介したように、年の差を気にしすぎると、すべてが年の差のせいのような気分になってしまいます。「相手が優しいのも9歳差だから」、「相手が怒っているのも9歳差だから」と思っていると、恋人の本当の気持ちに対する理解がおろそかになってしまう場合も。
9歳差であることは、カップルの一側面を切り取った情報に過ぎません。年の差でがんじがらめにならないように気をつけて。
言葉で説明する努力
どんなカップルでも大切なことですが、特に9歳差カップルでは、自分の気持ちを「言葉で説明する」努力をしていきましょう。同世代カップルでは阿吽の呼吸で伝わることも、年の差があると意外と伝わっていなかったりします。
相手を思いやる気持ちはとても大切ですが、独りよがりにならないように。良かれと思ってやったことが相手にとっては不都合なこともあります。相手が気を使ってやってくれたと分かることには、まずきちんとお礼を伝えて、直して欲しい部分をお願いしてくださいね。
どんなに頑張っても、恋人を愛していても、自分以外の人の心を完全に感じ取ることは不可能です。年の差に関係なく、言葉で気持ちを伝えることが何より大切です。
感謝の気持ちをきちんと表す
9歳差があると、「自分の方が年上だし、いちいちお礼を言うのがカッコ悪い」とか「年下だからこれくらい甘えても当たり前」と、感謝の言葉を適当にしてしまう人がいます。しかし、これは年の差を理由に、相手に甘えているということに他なりません。
してもらったことには、きちんと「ありがとう」と感謝の言葉を伝えましょう。「ありがとう」が言えなくなってしまったら、それは恋人関係ではなく、従属関係になってしまいます。
恋人は大切なパートナーです。対等な関係でいるために、感謝の気持ちを忘れずに。
9歳差を言い訳にしない
ここまでご紹介したように、9歳差カップルでは9歳差を言い訳にして、相手に対する優しさを忘れてしまうことに注意が必要です。喧嘩をした時に「だって9歳差もあるんだし」と言い訳してしまっては、相手と話し合いをすすめることができません。
時間はすべての人に平等に降り積もるものです。恋人がいくら頑張っても、その差を埋めることはできません。努力の及ばない部分を言い訳にされてしまったら、どんな人でも無力感に襲われてしまいます。
カップル間で喧嘩が起きてしまうのは、年齢差が原因なのではなく、相手に対する思いやりや誠実さを忘れてしまった時です。年齢差に甘えてしまう前に、自分の行動をよく振り返ってみましょう。
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