自己暗示をかける時に注意する事
自己暗示を上手く自分にかけられれば効果的ですが、かけ方を間違えてしまえば逆効果に繋がったり、より物事が悪い方向へと運んでしまう恐れがあります。そうならないためにも、自己暗示をかける時にはいくつかの注意事項を知っておくことが大切です。
どんなことに気を付けたほうが良いのか、早速注意点を見ていきましょう。
マイナスな自己暗示にかからないようにする
最も気を付けたいのが、マイナスな自己暗示にかかることです。「大丈夫」「自分ならできる」というプラスの自己暗示は自身に良い影響を及ぼしますが、逆に「自分じゃダメだ」「きっと失敗する」などの自己暗示をかければ悪い影響を及ぼす可能性が高くなります。
特に、自己暗示に頼りたい時とは、不安だったり緊張していたりして、ただでさえネガティブ思考に陥りやすい時ですよね。つい「もしかしたら自分じゃダメかもしれない」なんて考えてしまう、危うい瞬間だと言えます。
無意識と言えど、そう思ってしまえばマイナスな自己暗示にかかってしまうため、自己暗示に頼りたい時は「マイナスな自己暗示にかかりやすい状況」だということを踏まえておきましょう。ネガティブ思考にならないように気を付けた上で、プラスになる自己暗示をかけていくと良いですね。
心の底から効果を信じる
心の底から効果を信じないと、自己暗示の効果はうまく発揮できません。疑い半分や自信がない状態で「自分はきっとできる…」と念じたとしても、疑心が頭の中にある以上、不安な気持ちやネガティブな気持ちを払拭するのは難しくなります。
自己暗示って本当に効果があるの?と疑いたくなる気持ちもわかりますが、疑えば疑うだけ効果は期待できなくなるため、自己暗示をかける際は「絶対自分なら大丈夫なはずだ!」と強く思い込むようにしましょう。
複雑な言葉はNG
自己暗示を上手くかけるためには、わかりやすい言葉でスムーズに頭や心に語りかけることが大切です。そのため、複雑な言葉や難しい言葉、理解をするのに少し時間がかかる言葉などを使うのはおすすめできません。
たとえば、理想の自分になるために自己暗示をかける場合、「自分は髪も艷やかで肌も綺麗でスタイルはモデル並みに良くて誰からもモテて年収はこれくらいで…」などと考えると、1度に覚えきるのは難しくなりますよね。
具体的に理想像を掲げることは自己暗示を成功させる方法のひとつですが、あまりにも複雑な言葉や条件をつけてしまうと暗示はかけづらくなります。「綺麗になる」「美髪になる」などできるだけわかりやすく、短い言葉で自分に自己暗示をかけたほうが良いでしょう。
事実と異なることは念じない
事実と異なることを念じてしまえば、それが逆効果になってしまう恐れがあるため注意が必要です。たとえば「痩せる」と自己暗示をかけたい場合、中には「自分は痩せている!」と未来の自分を思い描くことで自信を持ったり、モチベーションを上げたりする人もいるでしょう。
しかし、痩せていない人が「自分は痩せている」と念じてしまえば、ダイエットのモチベーションよりも「自分は痩せている」ということに自信を持ち、現状に満足することに繋がりかねません。
また、事実と異なることをあえて唱えることは、現実の自分を否定することになり、ネガティブ思考に繋がる恐れもあります。現実とは違う、事実とは異なることを念じるのはリスクが伴うため、できるだけ避けたほうが良いでしょう。
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