黒が与える心理的効果とは?
黒が人に与える心理的効果は他にもあり、それが良い意味で働く効果と、悪い意味で働く効果とがあるのです。では、黒色がどんな心理的効果を発揮するのか、参考例を4点挙げていきましょう。
重圧感
黒い服を着ていると人を見て「重いなあ」「暗いなあ」と感じる人は多いでしょう。黒いう色が与える心理効果は、明るいものとは言えないのです。黒という暗い色の陰気さに、どことなく重みを感じ、近付く気にもなれない…そんな印象を与えるようですね。
黒が一番頭を使わないから、ミステリアスで一番かっこいいから…。そういった理由で黒でまとめる人はいるでしょうが、人の心理を不安にさせたり、不快にさせたりと、重圧感を与えてしまうことも事実なのです。
ミステリアス
先にも少し触れましたが、黒という色に対してミステリアスというイメージを持つことは、もはや当たり前のことでもあります。
人は、見えそうで見えないものを「探りたい」という欲求を抱えやすいもの。そして、何も透かすことのない黒は、まさにそういった人の欲求を駆り立てやすいのです。
「謎に包まれている」といった時、大体のイメージカラーは黒になるでしょう。ですから、黒を身にまとっていたり、特定のアイテムを黒で統一する人は、ミステリアスな人だと思われやすいのです。
不安感
不安感を煽る要素として、黒の効果は大きいでしょう。その人が、どんなつもりで黒を取り入れているかということは考えず、単純に「怖そう」「危うそう」「闇を抱えていそう」など、少しネガティブな捉え方をしがちになります。
白を印象づける天使に対して、黒は悪魔を思わせるような色ですよね。「暗くて何が潜んでいるのかわからない」。そんな解釈が、見ている人の不安感を煽ってしまっているのです。
実際、黒服を着ていたり、身につけていたりすると、特殊な仕事や個性的な人格をしていると決め込む人も多いもの。それだけ、黒と言う色が、マイナスな象徴として根付いているのかもしれませんね。
孤独感
黒色が好きな人は、壁を作るために黒を選んでいると思うのであれば、「孤独な人」という見方をしているからなのかも。誰にも何にも打ち解けることがないと解釈しているため、黒が好きな人が「人と触れ合おうとしない」と思いこんでいるようです。
そのため、黒が好きな人とは積極的には関わろうとしないことも。それどころか、意識して距離を取ろうとする人もいるのです。「黒が好きな人には近寄りがたい」というイメージは、孤独な人への接し方が分からないということでもあるのかもしれませんね。
拒絶感
黒を身にまとっている人を見て「拒絶されている気がする」と感じたことはありませんか?その人の雰囲気にもよりますが、黒という色は、一種の壁だと他人に感じさせることもあるようです。
そのため、なんとなく仲良くなれないような気がして、話し掛けることすら諦めてしまう人もいるでしょう。実際に話してみると「想像と違ってた」という人は、拒絶されることを想定しているからなのです。
それだけ、黒と言う色が、人にとっては重みと反発心を思わせる色なのかもしれませんね。
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