干支でみる相性占い！悪い干支・良い干支や特徴＆性格も確認しよう！

生年月日や血液型、星座など、性格診断や相性診断に使われるデータはいくつかありますが、干支もその一つですよね。

相性の良い星座や血液型があるように、相性の良い干支や、相性の悪い干支もあるのだそう。それぞれ「支合・三合」と言われる良い相性と、「七冲・六害・自刑・支破」と言われる悪い相性に分類されています。

そもそも干支って何なの？

干支は昨今では十二支と同じ意味として使われていますが、実は、「干支（えと）」と「干支（かんし）」という読み方の違いで意味が変わってくるのです。

干支（えと）は、甲（きのえ）、乙（きのと）、丙（ひのえ）、丁（ひのと）、戊（つちのえ）、己（つちのと）、庚（かのえ）、辛（かのと）、壬（みづのえ）、癸（みづのと）の十干（じっかん）の事を指しています。

干支（かんし）は元は「十干十二支」という言葉で、上記の十干と十二支を合わせたものの事を言います。本来は方角や年月日、時間を表す古代中国の暦文化が発祥のものです。ちなみに十干十二支は60通りあり、一周すると還暦ということになりますね。

本来、干支（えと）には十二支は含まれていなかったのですが、昨今は十干を使う機会が少なくなったため、十二支と干支が同じ意味として使われています。

干支を使って相性診断をしたいと思った時に、支合や三合など、なんだか聞きなれない言葉が出てきたことはありませんか？

四柱推命占いなどにも使われている仕組みなのですが、何となくわかりづらいですよね。簡単に言うと、支合、三合、七冲などの言葉は、干支同士の相性の善し悪しや特徴の事を言います。

主に干支同士の相性が良いものを「支合・三合」と言い、干支同士の相性が悪いものを「刑・七冲・破・害」と言うんだとか。ここからは、特に良く使われる6つの言葉の意味を簡単に解説していきます！

支合（しごう）って何？

支合とは、似た性質を持っている相性の事を言います。

考えることが似ていたり、プロセスは違っても同じ結論に辿り着いたり、同じ目標を持っていたり…といった意気投合しやすい、ウマの合う関係性ですね。

具体的には、十二支を時計に見立てた場合、12時半と6時半で二つ折りにした時に重なり合う干支が支合で、「子と丑」「寅と亥」「卯と戌」「辰と酉」「巳と申」「午と未」の組み合わせです。

支合は、干支同士の結びつきが強く、仕事仲間や友人がこの関係だと協力関係を築きやすいと言われています。

三合（さんごう）って何？

三合とは、自分に無い性質を持っている相性の事です。

お互いに全く違う性質を持っているのですが、それ故にお互いの短所を補い合うことが出来るので、助け合える関係性だと言えますね。

具体的には、十二支を子を12時にする時計に見立てた場合、正三角形を作る位置関係にある干支が三合で、「子と辰と申」「丑と巳と酉」「寅と午と戌」「卯と未と亥」の組み合わせです。

カップルや家族がこの三合の場合、助け合える関係性のため愛が育まれやすいと言われています。

刑（けい）って何？

刑には「三刑」と「自刑」があります。まず三刑は、一言で言うとちぐはぐな相性のことを言います。

三合の様にお互いを助け合ったり、補い合う関係性にもなれず、一見害が無さそうに見えても成長や変化が見込めないため混沌として、結果なにも生まれないような不毛な関係性ですね。

三刑とは「戌と丑と未」「申と寅と巳」「子と卯」の3パターンの相性です。これらに含まれない「亥、辰、午、酉」の干支のことを自刑と言います。

自刑は読んで字のごとく、自らを苦しめてしまうというもので、責任感が強すぎてしまったり、強迫観念があったりと、自ら精神的な苦痛を与えてしまいやすい干支だと言われています。

七冲（しちちゅう）って何？

七冲とは、全く正反対な性質を持った相性です。

一見、支合と似ていますが、支合とは全く反対の意味で、性格や価値観が全く合わず反発し合ってしまう関係性のことを言います。お互いの長所がぶつかり合ってしまうので、助け合うどころか潰し合ってしまうのです。

十二支を円状に並べた場合に向かい合わせになった干支が七冲で、「子と午」「丑と未」「寅と申」「卯と酉」「辰と戌」「巳と亥」の組み合わせです。

恋愛や結婚だけでなく、仕事、友人関係においても、七冲の相性は助け合ったり協力し合うことが出来ないため、長く一緒に居るとお互いに苦痛を感じてしまうと言われています。

破（は）って何？

破は支破（しは）とも言われ、振り回されたり、困らされてしまうという相性です。

お互いに振り回されたり困らせてしまうので、物事が上手く成り立たず、なかなか成就しない関係性ではありますが、七冲や刑に比べれば凶作用が弱いので、それほど深刻に考える必要は無さそうですね。ちなみに「凶作用」とは、相性の悪さが原因で良くないことが起こることです。

破は、自分の干支から数えて4番目、もしくは10番目に当たる干支との相性を言います。「子と酉」「丑と辰」「寅と亥」「卯と午」「巳と申」「未と戌」の組み合わせです。

相性自体はあまり良くはありませんが、苦痛を感じるほど悪い相性では無いので、嫌悪したり避けたりする必要は無いでしょう。

害（がい）って何？

害は六害（ろくがい）とも言われています。これはお互いが障害になってしまう相性です。

害は、意図せずとも自分が相手の邪魔してしまっていたり、邪魔されてしまったりする相性です。凶作用としては「肉親や親兄弟との不和や分離」と言われていますが、実際にはそれほど強い作用は無いとも言われています。

十二支を時計状に見立てた場合、3時半と9時半で二つ折りしたときに重なり合う干支が害の関係性で、「子と未」「丑と午」「寅と巳」「卯と辰」「酉と戌」「申と亥」の組み合わせです。

お互いが障害となってしまう相性なので、一緒に居るだけでイライラしてしまったり、上手くいかなかったりします。切磋琢磨できるライバルではなく、潰し合ってしまうライバルと言うことですね。

干支の動物はその年の守り神とも言われ、干支それぞれの由来で性格が分けられているんだとか。

干支の元にもなった『十二支物語』をご存じですか？ある時、神様が「新年に御殿に挨拶に来た12番目までの動物を順番に、一年ごとの大将にする」という御触れを出します。そして「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12の動物が干支として認められた、というお話です。

この物語でも動物はそれぞれ違う性格で、とても個性的に描かれています。それが干支それぞれの性格や特徴の元になっているんです。

それでは干支同士の相性をご紹介する前に、干支それぞれの特徴と性格を見ていきましょう。

子（ねずみ）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、ゴール直前まで丑の背中に乗ってやって来て、見事一番を勝ち取った子（ねずみ）のお話はとても有名ですよね。

子年生まれの人は無邪気で人当たりがよく、適応能力が高いと言われています。慎重に物事を進めるため、行動は早くはありませんが、着実に物事をこなしていく働き者が多いのが特徴です。倹約好きで貯金が得意ですが、時にそれが行き過ぎて「ケチ」「ずる賢い」という印象を持たれてしまうんだとか。

また、子年生まれの人は、初対面の人には慎重に接しますが、人好きのため仲良くなるまでが早く、惚れっぽいところもあり、その結果、子孫繁栄の象徴とも考えられているんですよ。

丑（うし）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、最後まで背に子を乗せていることに気が付かず、惜しくも一番を逃してしまったとされていますよね。

丑年生まれの人はそのことからも分かるように、のんびりした雰囲気で、忍耐強いと言われています。のんびりした雰囲気とは裏腹に、思慮深く冷静に物事を判断し、正義感に溢れているのが特徴です。

ですが物事を慎重に考えるあまり、エンジンがかかるのが遅く、腰が重い印象を持たれがちなんだとか。曲がったことは許せない等、信念がとても強いですが、それ故に固定観念が強すぎて偏屈者に見られてしまう一面も…。

寅（とら）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、自慢の足の速さで三番目に着いたとされている寅は、勇敢でありながらもロマンチストだと言われています。

寅年生まれの人は非常に情熱的で、正義感が強く、一度決めた事は最後までやり通す熱血タイプ。逆境に屈することなく、何事にも果敢に挑むので、どんな状況下でも成功を収めることが出来るんだとか。

ですが、反抗的な一面もあり、落ち着きに欠けることがあります。集団行動が苦手なので協調性がなく、周りの人からは自己中心的な人だと思われているかもしれません。

卯（うさぎ）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では兎らしく、ぴょんぴょんと跳ねて来て四番目になったとされています。卯年の人はいつもニコニコしている平和主義です。

上品で穏やかな優しい性格の人が多く、他の人を和ませるのが得意なのだそう。いつも笑顔で愛嬌があり、周りから好意を寄せられるムードメーカー的存在で、甘え上手なことから信頼を得やすいため、出世しやすい一面もあります。

ですが、自分に不利な状況を察知すると、まさに脱兎の如く逃げ出してしまいます。孤独を極端に嫌い、精神的ダメージを負いやすいなど、少し気分屋な部分もあるんだとか。

また、卯年は兎にちなんで「跳ねる」として、株価が跳ね上がるという俗説がありますよ。

辰（たつ）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では天も駆けて来たと言われている辰ですが、実際は「振（しん）」で、草木の形が整っている様を表しており、後に龍の姿を当てはめたと言われています。

辰年の人は、感情が豊かで、感受性が鋭いと言われています。卓越した発想力で様々なアイディアを出していくので、クリエイティブな仕事が向いているんだとか。人を引っ張っていく才能があり、行動力にも優れているので、組織のリーダーやキャプテンに向いていますよ。

でも実はとにかく負けず嫌いなので、人より劣っていると感じたり、自分の思い通りにならないと、敵対心や反抗心を丸出しにしてしまう唯我独尊タイプな一面もあります。

巳（へび）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、草むらを潜り抜け御殿に辿り着いた蛇。実は恩を忘れない動物であると言われています。

巳年の人は常に冷静沈着で、頭の回転が速く、向上心に溢れている現実的理想主義者です。物事を現実的に考えてはいるのですが、「こうしたい」「こうなりたい」という向上心が有るので、志高く理想を掲げることもあるんだとか。

冷静で冷たい印象を持たれがちですが、人見知りなだけで実際は情熱的で、ユーモアのあるクリエイティブな性格の持ち主です。

ですが巳年の人は、向上心が高いあまり柔軟性が無いため、プライドが高かったり執着心が強かったりします。「巳年は執念深い」と言うのは有名ですよね。

十二支の動物ごとに性格や特徴が違うことが分かってきましたね。

干支ごとの性格の違いを知って、今後の家族や恋人との相性や関わり方も変わってくるかもしれません。また、「親しいあの人には実はこんな一面があるのかも」と自分が知らない相手の一面を推測するのも楽しいですよね。

それでは、後半の6つの干支の特徴と性格を見ていきましょう！

午（うま）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、他の動物をどんどん追い抜いて駆けて来た午は、古くから人間と生活を共にしてきた愛着のある動物ですよね。

午年の人は、とにかく行動力がずば抜けているのが特徴です。明るく社交性もあり、そこにいるだけで回りをパっと照らしてくれる様な温かみのある性格で、楽しいことが大好きなんですよ。目立ちたがりで、なんでも自分でやってみたいという独立心が強い一面もあります。

要領が良いので計画を立てることも得意ですが、考えるよりもまず行動！と考えているので、短期決戦のような勝負事が得意です。

ですがあまり考えず走り出してしまうこともあるので、結果的に失敗することも少なくありません。慎重さに欠けるせっかちさんになりやすいところがあります。

未（ひつじ）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では、午の後を追いかけてきたと言われています。もともとは「昧（まい）」と呼ばれ、植物がうっそうと生い茂る様子を表していましたが、覚えやすい様に「ひつじ」にしたと言われています。

未年生まれの人は温厚な平和主義者です。物腰が柔らかく、争い事を極端に嫌うため、周囲の人も接しやすく、そこにいるだけで癒されるような雰囲気を持っています。おっとりとしていて優しい性格ですが、実は心の奥底には自分の意見をしっかり持っているので、芯の強い人だと言えますね。

ですが未年の人は争いを嫌うあまり、自分の意見を出すことが出来ないほど引っ込み思案な一面もあります。取り越し苦労も多く、とても保守的なので、自分を押さえつけてでも平和な方へと流されやすいのです。周囲からはやや優柔不断に見られることもあるかもしれません。

申（さる）の人の特徴＆性格

『十二支物語』では申は戌と喧嘩をして、プリプリ怒りながら御殿にやってきたとされています。元々は果物が成熟していく様子を表す「呻」という漢字が使われていました。その後、覚えやすい様に「さる」に当てはめたと言われています。

申年生まれの人はとても器用で、要領が良いのが特徴です。気が短く即断即決で物事を進める行動派で、社交的なのでみんなを引っ張っていく存在ですね。サービス精神が旺盛で目立ちたがり屋なので、エンターテイナーとしても人気が高い人が多いです。

ですが申年の人は、感情の起伏が激しかったり、浮気性な部分もあります。怒りっぽいので、ちょっとしたことで言い合いになってしまうことが多いのです。また、不安要素があっても調子のいい事ばかり言ってしまうので「大口を叩くお調子者」という印象を持たれてしまうことも多いんですよ。

酉（とり）の人の特徴＆性格

『十二支物語』で酉は、申と戌の喧嘩の間に入って、仲裁しながらやってきたと言われています。

酉年の人は先見の明があり、知的な雰囲気の持ち主です。頭の回転がとても速く、洞察力にも優れているので、流行に敏感で話題の引き出しも多いです。とても几帳面で完璧主義なので仕事はきっちりとこなす、世渡り上手な干支だと言えますね。

酉年は「とりこむ」という言葉から、商売繁盛の縁があるとも言われているそうですよ。

また、酉年の人はロマンチストで、常に高い志を抱いています。自分本位に物事を考える傾向があるので、周りを巻き込んで振り回してしまうことも。プライドが高すぎる一面もあり、ついつい人を見下した様な態度を取ってしまうので、とても高飛車だと思われているかもしれませんね。

戌（いぬ）の人の特徴＆性格

『十二支物語』で戌は、申と喧嘩しながら御殿にやってきたと言われています。

戌年の人は誠実で真心があり、忠誠心が強いなど、とにかく誠意に溢れた人柄が特徴です。我慢強く、人情深く、正義感に溢れた、十二支の中で最も誠実な干支だと言われています。一度信頼した人を裏切ることは決してせず、困った人がいると助けずにはいられない、世話好きで優しい心の持ち主です。

ですが戌年の人は、いい意味でも悪い意味でも執念深いのです。一度苦手だと思ったものはいつまでも嫌い続け、ちょっとしたことでも根に持ち続けます。自分の考えをそう簡単には変えない強情な面もあるので、とても頑固者だと思われているかもしれませんね。

亥（いのしし）の人の特徴＆性格

最後の亥は、実は『十二支物語』では子や丑よりも早く到着していたにもかかわらず、勢いに乗った走りを止めることが出来ず、引き返して来たら最後になってしまったと言われています。

亥年の人は芯が強く何事も熱心にやり遂げる、まさに「猪突猛進」タイプです。滅多な事では挫けない心の強さがあります。非常にエネルギッシュでバイタリティーに溢れ、一度決めた事は最後までやり通す等、我慢強く責任感のある性格の持ち主だと言えますね。

ですが亥年の人は、自分を強く持っているために頑固な部分があり、人の話を聞かずに自分の意見を押し通してしまうため、頑固者だと思われているかもしれません。

猪肉が「万病を防ぐ」と言われたことから、亥は無病息災の象徴として伝えられています。また、イノシシが豚の祖先であることから、十二支の最後はブタだと言われている国もあるんだとか。

それぞれの干支の持つ特徴と性格が分かったところで、いよいよ相性を見てみましょう。

干支は相性占いや相性診断などで古くから良く使われてきました。相手と上手くいくかどうか、結婚の際は必ず相手の干支を聞いていたんだとか。

また、一目惚れした相手や、出会ってすぐに運命を感じた相手は、実は干支の相性が良かったために、惹かれ合った相手なのかもしれません。

それではまず、干支ごとに良い相性の干支をご紹介します。

子と相性が良い干支は？

まず、子年の相性の良い干支をご紹介します。

子年と最も相性がいいのは、支合の関係である「丑年」の人です。人当たりがよく、楽しいことが好きな子年の人と、忍耐強く正義感に溢れる丑年の人では、相性があまり良くない様に見えるかもしれません。

ですが両者はお互いの違いに助けられ、惹かれ合う存在だと言われています。我慢強いが故に、一人でなんでも抱え込んでしまいがちな丑年の人を、発散のために外に連れ出すといったことが出来るのは子年の人なのです。

また、三合の関係にあるのは「辰年」「申年」の人です。三者とも行動的でアグレッシブな干支なので、協力し合える良い相性だと言えますよ。

丑と相性が良い干支は？

丑年と相性が良いのは「申年」の人です。

申年の人が持つ、周りの人を引っ張っていくリーダー気質の特徴が、引っ込み思案な丑年の人を安心させるためです。

明るく要領の良い申年の人は、人付き合いが苦手でエンジンのかかるのが遅い丑年の人に信頼されやすく、一緒に居ると安心して人付き合いを楽しむことが出来る相手と言われています。

また、丑年の三合の人は「酉年」と「巳年」の人で、それぞれが知的で頭の回転も速いため、仕事仲間としてとてもやりやすい相性だと言えます。

寅と相性が良い干支は？

寅年と相性が良いのは「戌年」の人です。

寅年の人と戌年の人は三合の相性でもあり、正義感が強いことや、行動派であることなど共通点が多く、考えや行動が分かち合えるため、支え合う良きパートナーだと言えます。

似ているところも多いので、お互いに何がしたいのか分かり、助け合うことでより絆を深めていけると言われています。

同じ三合の午年も行動力があり、果敢に物事に取り組むことから、いい戦友と言える相性ですね。

卯と相性が良い干支は？

卯年と相性が良いのは「丑年」です。

なんでも一人で抱え込んでしまう丑年の人を、周りの人を癒す力のある卯年の人が支えることが出来るためだと言われています。

我慢強さから、ついつい自分の気持ちを押し殺してしまう丑年の人ですが、卯年の人といると自然体でいられたり、自分の意見を伝えることが出来るなど、安心して過ごすことが出来るのです。

また卯年の人の支合の相性を持つのは戌年の人で、この二人はとても心が優しく、正義感に溢れており、周りの人を巻き込んで幸せになると言われています。

三合の相性を持つのは「未年」と「亥年」で、一見バラバラな組み合わせですが、お互いの長所をさらに伸ばし、それぞれの能力が相乗効果を生む相性だと言えます。

辰と相性が良い干支は？

辰年と相性が良いのは「午年」の人です。

お互いに人を引っ張る能力に長けていますが、自由を愛するため束縛を嫌い、必要以上に干渉し合わないという考えが合致しています。一見ドライに見える関係性が、両者にとってはとても心地の良いものなのです。

趣味を楽しみたい、自分のライフスタイルを大切にしたいなど、一人の時間を満喫したいときに、お互いに邪魔にならない付き合いができる相性です。

辰年と支合の相性を持つのは「酉年」で、両者とも知的でクリエイティブな才能があることから、社会的成功を得やすいんだとか。

三合の相性を持つのは「子年」「申年」で、三者とも頭の回転が良く、愛情深いため、家族や親友にピッタリな相性だと言えます。

巳と相性が良い干支は？

巳年と最も相性が良いのは「午年」の人です。

巳年の人は慎重であるのに対し、午年の人は行動派です。そのため最初はお互いのペースの違いに戸惑いますが、慣れてくるとそのペースの違いがお互いに良い刺激となり、それぞれの持つ能力を発揮しやすくなると言われています。

支合の相性を持つのは「申年」の人で、巳年の人と申年の人はお互いに頭の回転も行動も早く、クリエイティブな才能の持ち主です。ともに目標を達成したり、協力体制が取りやすいパートナーになることでしょう。

また、三合の相性を持つ「丑年」「酉年」の人とは、三者とも慎重かつ誠実であり、思慮深く物事を考え行動することから、社会的成功を得る相性だと言えますね。

前半6つの干支の良い相性を見てきました。

相性というとついつい恋愛関係を想像しがちですが、同僚や家族間でも相性の良し悪しがあります。一緒に仕事していると何となく調子が良いなと思う相手がいたり、誰よりも兄弟が一番の理解者だ！という人もいるのではないでしょうか。もしかすると干支の相性が良いからかもしれません。

それでは、後半の6つの干支の良い相性を見ていきましょう。

午と相性が良い干支は？

午年と相性が良いのは「酉年」の人です。

午年の人と酉年の人は共通点が多いのが特徴です。午年の人は何でもすぐに飽きてしまい、興味が続く期間が短くなる傾向があるのですが、それは酉年の人も同じ。お互いにイライラしたり、飽きっぽさに呆れることがないのが、相性の良さのポイントです。

午年の人と支合の相性を持つのは「未年」の人で、お互いに温厚で人当たりがよく、争いを好まない性格の持ち主なので、何をするにも和気あいあいと楽しく過ごすことが出来ます。

三合の相性を持つのは「寅年」「戌年」の人で、誠実さや正義感に溢れた干支のため、タッグを組むことで人から信頼を得ることが出来ます。また、午年と戌年は人当たりが良いので特に良い関係を築く事が出来ますよ。

未と相性が良い干支は？

未年と相性が良いのは「寅年」の人です。

未年の人は穏やかで優しい雰囲気を持ちますが、慎重で少し臆病な一面を持ちます。いっぽう寅年の人はグイグイと人を引っ張る行動力があるため、未年の人は安心して寅年に身を任せることが出来るのです。

また、未年と支合の関係にあるのは「午年」で、仕事等での得意分野は正反対とも言えますが、感性が一致するため、お互いを補い合うことが出来ます。恋愛では心の深い部分で繋がり、惹かれ合う存在です。

未年と三合の相性にあるののは「卯年」「亥年」の人で、特に仕事面で相性が良く、助け合うことで経済的メリットをもたらすと言われています。

申と相性が良い干支は？

申年と相性が良いのは「未年」のひとです。

申年の人は明るくひょうきんで、行動力がありますが、未年の人は内気な傾向がります。穏やかでおとなしい未年の人は、そんな申年の人に憧れ、尊敬しています。申年の人は未年の人にとってなぜか目が離せない存在なのです。

また、申年と支合の相性にあるのは「巳年」の人で、この両者はまさに宿命的な結び付きであると言われています。師弟関係、友人関係、仕事仲間など、相性が必要な場面は多々ありますが、そのどれにおいても、ぶつかり合いながらも切磋琢磨できる相性です。恋愛では運命的な出会いをすることになるんだとか。

申年と三合の相性にあるのは「子年」「辰年」の人で、どんな場面であっても助け合う良きパートナーであり、愛情深く仲を深めていける相性です。

酉と相性が良い干支は？

酉年と相性が良いのは三合でもある「丑年」の人です。

酉年の人は周囲をよく観察するからこそ、臆病になりがちです。丑年の人も臆病で穏やかですが、ここぞという時にはとても頼れる芯のある人です。だからこそ、どんな気持ちも理解してくれる丑年の人は、酉年の人にとって救世主的な存在になるでしょう。

酉年と支合の相性にあるのは「辰年」の人です。酉年の人と辰年の人は、出会ってすぐに意気投合できるほど相性が良いです。お互いにプライドが高いため揉めてしまうこともありますが、お互いを理解できると「この人以外考えられない」と思い合う深い関係になります。

酉年と三合の相性にあるのは「丑年」「巳年」の人で、すぐに焦ってしまう性格の酉年の人は、この両者がいると落ち着き、安心することが出来ます。

戌と相性が良い干支は？

戌年と相性が良いのは「子年」の人です。

戌年の人は、周りの人の気持ちやその場の空気をとても大切にしています。そして子年の人も、人と人の繋がりや、その場の雰囲気を重視しています。大切なものが同じ干支同士なので、お互いに意気投合し、思いやり合える、何でもわかっている親友のような関係性です。

戌年と支合の相性にあるのは「卯年」の人です。この両者はまさにベストカップルと言えます。卯年の人には愛らしさや場を和ませる雰囲気があるので、その場の空気を大切にする戌年の人にピッタリな存在です。少し飽きっぽいところもある卯年の人ですが、戌年の人の誠実さや愛情深さに惹かれてしまうでしょう。

戌年と三合の相性にあるのは「寅年」「午年」の人で、誠実さや頭脳明晰さを兼ね備えたチームだと言えます。この三者が揃うと一旗挙げられる、とも言われていますよ。

亥と相性が良い干支は？

最後に、亥年と相性の良い干支をご紹介します。

亥年と一番相性が良いのは、支合の相性にある「寅年」の人です。一目ぼれや、運命を感じるような関係の急展開はありません。お互いに譲れないところがあったり、性格が両者とも頑固だったりと、最初は意見が合わないことがあるかもしれません。

ですが、強い正義感と行動力によるスター性を持った寅年の人のことを、亥年の人は新鮮で面白く感じ、だんだん仲が深まっていきます。ゆっくり愛を育むので、友人や同僚から婚姻関係に結び付くこともあるでしょう。

亥年の人と三合の相性にあるのは「卯年」「未年」の人で、協調性が無く団体行動が苦手な亥年の人は、この両者と一緒に居ることで人との繋がりを意識したり、人との和を育むことが出来ます。同僚やビジネスパートナーとしてピッタリですね。

良い相性の干支がいるということは、反対に相性が良くない干支も存在します。

「一緒に居てもあまり楽しくない」「大好きだったのになぜか上手くいかなくなった」などと感じたことはありませんか？それはもしかしたら干支の相性が悪いからかもしれません。

それでは、相性が悪い干支を見ていきましょう。

子と相性が悪い干支は？

子年と七冲の相性にあるのは「午年」の人です。七冲なだけあって、天敵のような関係性にあると言えます。長く付き合えば付き合うほど、性格の食い違いが露呈したりして、なぜかすれ違ってしまう相手です。

子年と害の相性にあるのは「未年」の人です。両者の持つスピード感が食い違っているために、意思がなかなか通じ合わず、協力関係を結ぶことが出来ません。直接的に害になることはありませんが、一緒に居てもメリットが生まれにくい相性です。

子年と三刑の相性にあるのは「卯年」の人です。卯年の人にはしたたかな部分があるので、子年の人は相手が何を考えているか分からず、一緒に居るとイライラして気疲れする関係です。

子年と支破の相性にあるのは「酉年」の人です。子年の人は行動派で、酉年の人は慎重派のため性格が合いません。酉年の方が人当たりが良いことも気に入らないようです。お互い近しい関係になるのはお勧めできませんね。

丑と相性が悪い干支は？

丑年と七冲の相性にあるのは「未年」の人です。未年の人は七冲であると同時に、刑の相性でもある「刑冲」と呼ばれるもので、本来穏やかな性格の両者ですが、なぜかぶつかり合ってしまうので、一緒に行動するのはやめた方がいいかもしれません。

丑年と害の相性にあるのは「午年」の人です。活発で自己主張の上手い午年の人のことを、丑年の人はあまり良く思わないんだとか。一緒に居ると我慢が多く、丑年の人にとってはストレスの溜まる相手でしょう。

丑年と三刑の相性にあるのは「未年」「戌年」の人です。頑固者という共通点がありながらも、共感し合えることが少ないため、ライバル関係になってしまいます。

丑年と支破の相性にあるのは「辰年」の人です。頑固者同士の丑年の人と辰年の人ですが、現実思考の丑年と、理想思考の辰年なので基本的に話が合いません。距離を置いた方がいいかもしれません。

寅と相性が悪い干支は？

寅年と七冲の相性にあるのは「申年」の人です。こちらも強烈な相性の悪さである「刑冲」で、心変わりしやすい申年の人に寅年の人はイライラしてしまい、天敵のような相性になってしまいます。

寅年と害の相性にあるのは「巳年」。こちらはただの害ではなく、刑の関係でもあるため、「刑害」という相性になり、近くに居なくても嫌な思いをしてしまう相性です。凝り性の巳年の人とサバサバしている寅年は、お互いに理解することが出来ず、相手のことを迷惑だと思ってしまいます。

寅年と三刑の相性にあるのは「巳年」「申年」の人です。前述のとおり、両者とも「刑害」「刑冲」という最悪とも言える相性の持ち主ですね。

寅年と支破の相性にあるのは「亥年」の人です。寅年の人と亥年の人は「支合」の相性でもあり、本来はとても良い相性なので、この場合、似た者同士であるからこそ揉め事が多いという意味になります。

卯と相性が悪い干支は？

卯年と七冲の相性にあるのは「酉年」の人です。性格の相性が悪いだけではなく、一緒に居るとなぜかイライラして、お互いをライバル視してしまう関係ですね。

卯年と害の相性にあるのは「辰年」の人です。お互いに自己中心的な部分があるため、やることなすことが気に入らなくなってしまいます。辰年の人がもつ反抗心を、卯年の人は厄介に感じるようです。

卯年と三刑の相性にあるのは「子年」の人です。人当たりの良い二人ですので、表面上は仲良く見えますが、お互いに心の中ではいけ好かないと思っているんだとか。

卯年と支破の相性にあるのは「午年」の人です。お互い自分の持つ明るい空気感を大切にしているので、表面上は上手く接することが出来ますが、内心はバチバチと競い合っているところが有ります。

辰と相性が悪い干支は？

辰年と七冲の相性にあるのは「戌年」の人です。自由を愛する辰年の人と、堅実派の戌年の人は仲良くなるのが非常に難しいのです。両者とも根が真面目なので、共同作業などでは協力できますが、プライベートとなると一緒に居るのは厳しいですね。

辰年と害の相性にあるのは「卯年」の人です。卯年の人が持つ裏表のある性格に、辰年の人は不信感を覚えるのだとか。なので同等な立場で仕事は出来ません。

辰年と自刑の相性にあるのは「辰年」の人です。自刑のため、自分自身や同じ干支の人にイライラしてしまいます。協調性を持って慎重に過ごすことが大切です。

辰年と支破の相性にあるのは「丑年」の人です。丑年の人が辰年の人を掌で転がすような場面が多いです。辰年の人がそこで怒ることなく自重しないと、喧嘩が絶えない仲になってしまいます。

巳と相性が悪い干支は？

巳年と七冲の相性にあるのは「亥年」の人です。全くと言っていいほど気が合わない関係です。亥年の人は一度嫌いになった相手とは話し合いもしないので、個人的に付き合うのではなく、グループでの付き合いをおすすめします。

巳年と害の相性にあるのは「寅年」の人です。「刑害」の関係であり、お互いに敵視しやすく、相手を理解したいと思う気持ちも持ちません。それどころか関心も持たないため、お互いにイライラしてしまうでしょう。一緒に居るのは難しいですね。

巳年と支破の相性にあるのは「申年」の人です。本来申年の人は「支合」の相性ですが、「刑破」の相性でもあります。正反対な特徴を持つ両者ですので、理解し合い協力することが出来れば、想像以上の結果を出すことが出来ますが、お互いを拒絶してしまうと最悪な相性へと変わってしまいます。

前半6つの干支の悪い相性を見てきました。

良い相性と同じように悪い相性も、恋愛だけではなく、職場や友人、家族間でも存在します。相性の悪さが原因で良くないことが起こることを「凶作用」と呼びます。

そんなに深刻な凶作用は無いとされていますが、何となく意見や雰囲気が合わないと感じている理由が干支の相性の悪さだわかったら、何かすっきりしますよね。

それでは後半6つの干支の悪い相性を見ていきましょう。

午と相性が悪い干支は？

午年と七冲の相性にあるのは「子年」の人です。話し合いをしてもお互いの考えに全く共感できず、意見はすれ違うばかりです。

午年と害の相性にあるのは「丑年」の人です。まったり派の丑年とスピード重視の午年の組み合わせは、お互いに自己中心的だと感じてしまうので、一緒に行動することが難しいのです。ある程度距離を保つことが大切でしょう。

午年と自刑の相性にあるのは「午年」の人です。自刑のため、自分自身や同じ干支の人にイライラとしてしまう相性ですね。共通点が多いので仲良くなるのは早いですが、頑固なので一度仲違いしてしまうと修復は難しそうです。

午年と支破の相性にあるのは「卯年」の人です。性格が正反対の性格と言える両者は、お互いを認めることが難しいんだとか。喧嘩になると収拾がつかなくなりますよ。

未と相性が悪い干支は？

未年と七冲の相性にあるのは「丑年」の人です。三刑が重なる「刑冲」なので、丑年の人とはまさに天敵関係になってしまうそう。どちらも温厚な性格の持ち主なので、常に冷戦状態になりがちです。

未年と害の相性にあるのは「子年」の人です。否定的な一面を持つ未年の人と、理性的な子年の人は性格が合いません。表面上だけのお付き合いなら問題はないのですが、プライベートは避けた方が良いですね。

未年と支破の相性にあるのは「戌年」の人です。三刑が重なる「刑破」という相性で、お互いに振り回し合ってイライラしてしまう関係です。頑固者同士なので関係はこじれやすく、付き合いを長く続けるには一定の距離を持って接することが大切ですね。

申と相性が悪い干支は？

申年と七冲の相性にあるのは「寅年」の人です。さらに三刑と重なる「刑冲」の相性なので、常に相手に対してイライラが絶えない天敵と言うことになります。些細なことで喧嘩に発展し、その後の修復は難しいものになります。

申年と害の相性にあるのは「亥年」の人です。申年の人が持つ自由を好む性質を、亥年の人は押さえつけ、奪ってしまう関係になります。お互いにペースを乱し合うため苛立ちが絶えず、お互いに害をもたらしてしまいます。

申年と支破の相性にあるのは「巳年」の人です。三刑と重なる「刑破」という相性で、両者が良い相性になるには試練をともなうとも言われています。支合でもあるので基本的に相性はとても良いはずなのですが、一度仲違いをしてしまうとお互いを攻撃し合ってしまうほど有害にもなるのです。

酉と相性が悪い干支は？

酉年と七冲の相性にあるのは「卯年」の人です。酉年の人と卯年の人は基本的に性格が正反対で、お互いの特徴が気に障ってしまう関係です。ですが、「守り干支」とも呼ばれ、お互いが譲り合い良い関係を築くことが出来た場合は、お互いを補い合える良きパートナーになれる可能性もあります。

酉年と害の相性にあるのは「戌年」の人です。戌年の人の誠実さや忠誠心が、酉年の人にとっては少し気に障る部分なんだとか。お互いを邪魔し合ってしまい、結果的に一緒に居てもメリットがない相性です。

酉年と自刑の相性にあるのは「酉年」の人です。自刑のため、自分自身や同じ干支の人にイライラしてしまいます。自分自身を苦しめてしまうこともあるので、あまり深く考えず自分をいたわることも大切ですよ。

酉年と支破の相性にあるのは「子年」の人です。知的で理性的な両者ですが、こだわる部分の違いなど、些細なことで気分が悪くなってしまいます。

戌と相性が悪い干支は？

戌年と七冲の相性にあるのは「辰年」の人です。根本的に性格や好みが違うので、お互いをなかなか理解できません。ですが、辰年の人は褒められて伸びるタイプでもあるので、そこを理解できれば、結果的に良きパートナーになることも夢ではありません。

戌年と害の相性にあるのは「酉年」の人です。戌年の人は、酉年の人の性格を「わがまま」「図々しい」と感じてしまいます。話し合いはできるので、こまめに連絡や相談をすることが大切ですね。

戌年と三刑の相性にあるのは「丑年」「未年」の人です。三者の共通点は頑固者なところ。温厚ですが強情な部分のある丑年の人に、プライドの高い戌年の人は耐えられないんだとか。

戌年と支破の相性にあるのは「未年」の人です。三刑でもあり、頑固者同士なので基本的に意見がぶつかり合ってしまいます。冷静な判断と一定の距離を保つことが大切ですね。

亥と相性が悪い干支は？

亥年と七冲の相性にあるのは「巳年」の人です。冷静沈着でプライドが高い巳年の人と、猪突猛進な亥年の人では、まず共通点がありません。話をしていてもお互いの考えが理解できないため、長く付き合っていくのは難しいかもしれません。

亥年と害の相性にあるのは「申年」の人です。まっすぐ筋の通った考え方をする亥年の人は、申年の人の自由奔放さにイライラしてしまいます。お互いに邪魔だと感じるため、共同作業などには向きません。

亥年と自刑の相性にあるのは「亥年」の人です。自刑のため、自分自身や同じ干支の人にイライラしてしまいます。強迫観念が強かったり、亥年の特徴自体を自己嫌悪することも多いのです。

亥年と支破の相性にあるのは「寅年」の人です。「支合」の相手なので基本的な相性はすごくいいのですが、お互いに頑固でプライドが高いため、ぶつかってしまうことも多いんだとか。似た者同士過ぎる結果、信頼できなくなってしまうこともあります。