干支の相性について知っておきたい知識
四柱推命占いなどにも使われている仕組みなのですが、何となくわかりづらいですよね。簡単に言うと、支合、三合、七冲などの言葉は、干支同士の相性の善し悪しや特徴の事を言います。
主に干支同士の相性が良いものを「支合・三合」と言い、干支同士の相性が悪いものを「刑・七冲・破・害」と言うんだとか。ここからは、特に良く使われる6つの言葉の意味を簡単に解説していきます!
支合(しごう)って何?
支合とは、似た性質を持っている相性の事を言います。
考えることが似ていたり、プロセスは違っても同じ結論に辿り着いたり、同じ目標を持っていたり…といった意気投合しやすい、ウマの合う関係性ですね。
具体的には、十二支を時計に見立てた場合、12時半と6時半で二つ折りにした時に重なり合う干支が支合で、「子と丑」「寅と亥」「卯と戌」「辰と酉」「巳と申」「午と未」の組み合わせです。
支合は、干支同士の結びつきが強く、仕事仲間や友人がこの関係だと協力関係を築きやすいと言われています。
三合(さんごう)って何?
三合とは、自分に無い性質を持っている相性の事です。
お互いに全く違う性質を持っているのですが、それ故にお互いの短所を補い合うことが出来るので、助け合える関係性だと言えますね。
具体的には、十二支を子を12時にする時計に見立てた場合、正三角形を作る位置関係にある干支が三合で、「子と辰と申」「丑と巳と酉」「寅と午と戌」「卯と未と亥」の組み合わせです。
カップルや家族がこの三合の場合、助け合える関係性のため愛が育まれやすいと言われています。
刑(けい)って何?
刑には「三刑」と「自刑」があります。まず三刑は、一言で言うとちぐはぐな相性のことを言います。
三合の様にお互いを助け合ったり、補い合う関係性にもなれず、一見害が無さそうに見えても成長や変化が見込めないため混沌として、結果なにも生まれないような不毛な関係性ですね。
三刑とは「戌と丑と未」「申と寅と巳」「子と卯」の3パターンの相性です。これらに含まれない「亥、辰、午、酉」の干支のことを自刑と言います。
自刑は読んで字のごとく、自らを苦しめてしまうというもので、責任感が強すぎてしまったり、強迫観念があったりと、自ら精神的な苦痛を与えてしまいやすい干支だと言われています。
七冲(しちちゅう)って何?
七冲とは、全く正反対な性質を持った相性です。
一見、支合と似ていますが、支合とは全く反対の意味で、性格や価値観が全く合わず反発し合ってしまう関係性のことを言います。お互いの長所がぶつかり合ってしまうので、助け合うどころか潰し合ってしまうのです。
十二支を円状に並べた場合に向かい合わせになった干支が七冲で、「子と午」「丑と未」「寅と申」「卯と酉」「辰と戌」「巳と亥」の組み合わせです。
恋愛や結婚だけでなく、仕事、友人関係においても、七冲の相性は助け合ったり協力し合うことが出来ないため、長く一緒に居るとお互いに苦痛を感じてしまうと言われています。
破(は)って何?
破は支破(しは)とも言われ、振り回されたり、困らされてしまうという相性です。
お互いに振り回されたり困らせてしまうので、物事が上手く成り立たず、なかなか成就しない関係性ではありますが、七冲や刑に比べれば凶作用が弱いので、それほど深刻に考える必要は無さそうですね。ちなみに「凶作用」とは、相性の悪さが原因で良くないことが起こることです。
破は、自分の干支から数えて4番目、もしくは10番目に当たる干支との相性を言います。「子と酉」「丑と辰」「寅と亥」「卯と午」「巳と申」「未と戌」の組み合わせです。
相性自体はあまり良くはありませんが、苦痛を感じるほど悪い相性では無いので、嫌悪したり避けたりする必要は無いでしょう。
害(がい)って何?
害は六害(ろくがい)とも言われています。これはお互いが障害になってしまう相性です。
害は、意図せずとも自分が相手の邪魔してしまっていたり、邪魔されてしまったりする相性です。凶作用としては「肉親や親兄弟との不和や分離」と言われていますが、実際にはそれほど強い作用は無いとも言われています。
十二支を時計状に見立てた場合、3時半と9時半で二つ折りしたときに重なり合う干支が害の関係性で、「子と未」「丑と午」「寅と巳」「卯と辰」「酉と戌」「申と亥」の組み合わせです。
お互いが障害となってしまう相性なので、一緒に居るだけでイライラしてしまったり、上手くいかなかったりします。切磋琢磨できるライバルではなく、潰し合ってしまうライバルと言うことですね。
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