孤独な人の恋愛傾向について
ここからは、孤独な人の恋愛傾向について見ていきましょう。
去る者追わず
孤独な人の恋愛傾向の特徴は、去る者追わずです。
これは、中国の儒教者の孟子が記した文献「尽心下」の中にある一文、「来る者は拒まず、去る者は追わず」から来ています。
孟子が言うところの「去る者は追わず」とは、「自分から離れて行こうとする者は、その意志に任せて、強いて引き留めない」という意味です。
つまり孤独な人の恋愛傾向は、たとえ自分はまだ好きでも、相手の心が離れていったのであれば、未練がましく引き留めません。
こうした恋愛傾向を考えると、孤独な人に駆け引きするために別れをちらつかせるのは危険です。「それならいいよ」とあっさり別れてしまいかねません。
恋愛を諦めがち
孤独な自分をネガティブに捉えている孤独な人の場合、恋愛を諦めがちな傾向が見られます。ただ、恋愛を諦めがちな人の深層心理には、「本当は恋愛をしたい」という気持ちがあるのが特徴です。
そもそも、何かが欲しいと思わなければ、叶わないから諦めるという心理になることもありませんよね。
つまり孤独な人の中でも恋愛を諦めがちな人は、「自分は恋愛とは縁がない」と思い込んでしまっていると言えます。その理由は、これまで一人で孤独に過ごしてきたからなのは明らかですね。
孤独な人の口から「自分は恋愛には縁がない」とか「恋愛は無理だと思う」といった言葉が出てきた場合、本音は恋愛がしたい人だと見ていいでしょう。
アプローチの仕方が分からない
人とのコミュニケーションが苦手な孤独な人は、人見知りな性格の人が少なくありません。人見知りなゆえにコミュニケーション下手になると考えられるからです。
そんな孤独な人は、これまで異性に対してアプローチの経験がないことがほとんどでしょう。そのため、仮に好きな人ができてもどうやって仲良くしたらいいかが分かりません。
孤独な人は自分からガツガツ異性を探しに行くこともしませんので、こと恋愛に関してはかなりのオクテです。その分、好きになった人は純粋に愛せる人でもあります。
そんな孤独な人から「もしかして好かれてる?」と感じて嬉しくなったなら、孤独な人がアプローチしやすいようにお膳立てするのがいいですね。
どうしても必要だと思っていない
孤独な人のタイプもさまざまで、中には人との付き合いを基本的に必要だと思っていない人もいます。
こうしたタイプの孤独な人は、恋愛においても「どうしても恋人が必要だとは思っていない」という考え方をしているのが特徴です。
孤独な人でも、恋人がいればそれなりに楽しい時間を過ごせるでしょうが、その一方で一人の時間が減ることは苦痛に感じるはず。となると、天秤にかけた時に「別に恋人がいなくてもいいや」となりがちです。
本音では恋愛したいと考えている孤独な人とは違い、恋愛よりも大切にしたいものがある孤独な人に見られる恋愛傾向と言えるでしょう。
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