大人の親子喧嘩の原因《前編》
けれど、そもそも大人の親子喧嘩は何が原因で起こるのでしょうか。まずは、大人の親子喧嘩の原因から探っていきます。
約束を守らない
大人の親子喧嘩の原因で多いのが、約束を守らないという理由です。
最近は結婚したら同居ではなく、別々に暮らす親子が増えました。となると「今度の日曜日、用事があるから家に行くね」などと、親と約束することも出てきます。
そこで「ハイハイ、待ってるわ」と言われて実家に行ったら、親が出かけていて留守だった、ということもあるでしょう。当然「日曜日に行くって言ったでしょ!」となりますよね。
けれど「あら、そうだった?」などと言って約束を守ってくれないと、腹が立つのも無理はありません。さらに、親は謝らないことも多いため、これまた親子喧嘩につながりやすくなります。
気持ちのすれ違い
子供のうちは、家が世界の中心ですよね。けれど、だんだんと成長していくうちに子供には新しい世界が広がっていきます。
友人から刺激を受けたり、知識を得てこれまでとは考え方が変わったりすると、親子間で気持ちのすれ違いが出てくるのも無理はありません。
そんな気持ちのすれ違いが原因で起こる親子喧嘩は、大人になるにつれて多くなります。おそらく喧嘩の際の子供の決まり文句は「もう大人なんだから、いつまでも子供扱いしないでよ!」ではないでしょうか。
そう言われたら、親の方も「誰のおかげで大きくなれたと思ってるんだ!」となりがちです。こうした気持ちのすれ違いが原因で起こる親子喧嘩は、特に感情的になりやすいでしょう。
期待を押し付ける・押し付けられる
親にすれば、いくつになっても子供は子供。けれど、多くの子供は高校生くらいになると子供扱いされるのを嫌がります。また、18歳で成人とみなされるようになった今、大学生ともなればもはや立派な大人ですよね。
そんな大人になった子供との親子喧嘩に多い原因が、親が自分の期待を子供に押し付けることです。自分がしたくてもできなかったことや果たせなかった夢を、子供に押し付ける親は多くいます。
一方、自分のしたいことがある子供にとっては、親の期待を押し付けられるのは迷惑以外の何物でもないでしょう。結局、意見の相違が原因で親子喧嘩になるのは言うまでもありませんね。
長年の不満
子供の頃に親から「口答えをするな!」と言われて育ってきた人は、これが親子喧嘩の原因になる場合があります。
たとえ子供でも、幼心に矛盾を感じたり、理不尽に思うこともあるでしょう。それを大人の力で押さえつけられたら、長年の不満となって溜まっていったとしてもおかしくありませんよね。
大人になって親と対等に話ができるようになった時、この不満が噴出して激しい親子喧嘩になる可能性が大です。
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