大人の親子喧嘩の原因《後編》
そんな大人の親子喧嘩の原因は、まだ他にもあります。引き続き、ご覧ください。
結婚や恋人についての話
親子の喧嘩で多いのが、親から子へうるさく言うケースです。最も多いのは、結婚適齢期とされる年齢になっても結婚しない子供に対し、親が口うるさく「結婚はまだか、早く孫を見せろ」といった結婚の催促です。
また、恋人を親に紹介したところ、何かと批判された時も親子喧嘩に発展する原因になります。「何となくいけ好かない人ねえ」とか、「もっと他にいいお嬢さんはいないのか」などと言われたら、子供としては腹が立つのも無理はありません。親としては子を思うあまりの発言ですが、配慮に欠ける言い方をする親も多いでしょう。
こうした結婚や恋人についての話も、親子喧嘩に多い原因となっています。
仕事に関する話
あえて定職には就かず、なりたい自分を目指してアルバイトや派遣社員として仕事をしている人も多くいますよね。社会の概念にとらわれることなく、夢を追うのも貴重な経験です。
とはいえ、親から見れば「定職にも就かずにフラフラしている」と映りがち。そのため、「もっとまじめに働きなさい」と言いたくもなるでしょう。
また、今や正社員雇用をする会社自体が激減しています。それなのに「正社員で働ける仕事を探しなさい」と親に言われたら、子供は「もうそんな時代じゃないし!」と言い返したくもなりますよね。
こうした仕事に関する話も、互いの認識がズレている場合は親子喧嘩になるでしょう。
お金に関する話
お互いにどのくらい貯金を持っているのか、正確に把握しあっている親子は少ないのではないでしょうか。それというのも、親子だからこそお金の話はしづらいからです。
もう子供とは言えない年齢になった我が子からお金を無心されたら「いつまで親のすねをかじるつもりだ!自分で働いて稼げ!」となるのは当然です。
一方、親から子へという場合もあります。親から「ちょっと貸してくれないか」と言われたら、子供にとっては頭の痛い問題になるでしょう。
ただ、やむにやまれぬ理由ならともかく、遊興費や酒代などに使うためだとわかったら、それこそ大喧嘩は避けられません。
そんなお金の話が親子喧嘩の原因になるのは、容易に想像がつきますね。
世代による感覚のズレ
親が年を重ねていくにつれ、子供との間に広がっていくのが世代間における考え方のズレです。こうした親子の世代による感覚のズレも、しばしば親子喧嘩の原因になります。
人は誰しも、自分が経験してきたことを元に自らの考えを持っていますよね。けれど、今は何もかもが目まぐるしく動く時代。かつての常識が、今は非常識になっていることも珍しくありません。
そのため、親から「それはこうするのが常識なんだ」と断定されると、子供は「今はそうじゃないんだよ!」と言い返すことになります。
親世代の特徴に「自分たちの時はそうだった」の一点張りになる傾向があり、これも世代の違いによる親子喧嘩に、さらなる拍車をかける原因です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!