別れる理由が嘘の場合も?嘘をつく心理
しかし、なぜ別れる理由で嘘をつく必要があるのでしょうか。嘘をつく人の心理もひも解いていきましょう。
円満に別れたい
他に好きな人が出来たため相手に別れようと伝える時、「気持ちが冷めたから」や「仕事に専念したいから」と嘘をつくことがあります。
これは、相手と円満に別れたいからでしょう。好きな人が出来たと正直に言えば、相手から「どこの誰!」「それって浮気じゃないの?」と責められ、修羅場になってしまう可能性があります。
別れ際に喧嘩になってしまえば、別れた後気になってしまうでしょう。あるいは、別れ話が長引き面倒なことになってしまいます。
そのため、円満に別れることができるように嘘をつくのです。円満に別れることができれば、相手と友達として関係を保つこともできるかもしれません。そうした期待があって嘘をつく場合もあるでしょう。
傷つけたくない
別れる理由で嘘をつく心理には、相手を傷つけたくないという思いも考えられます。
仮に、自分への相手の気持ちが強いと分かっている場合です。自分がいないと何もできない、毎日自分を求めてくるといった相手には、「別れる」というだけでも心苦しいものでしょう。
そこで「飽きた」と正直な理由を言ったら、相手は泣き崩れてしまうかもしれません。ですから傷つけないようにと、「将来が不安」「一人の時間が欲しい」と嘘をつくのでしょう。
別れ間際に見せる最後の相手の優しさです。相手なりに、恋人に対して最後の気遣いをしたと言えるでしょう。
自分に非があるのを隠したい
交際中に浮気をして、その浮気相手のことを好きになってしまったとしたら、相手にそのままの理由は言えないでしょう。「浮気相手を好きになった」と言えば、自分が責められるのは目に見えています。
このように、自分に非があるのを隠したくて別れる理由を嘘つくこともあるでしょう。中には、「かまってくれなくて寂しいから」「いつも冷たくされるから」と、自分の非を隠しながら相手のせいにして理由を言う人もいます。
自分の非を隠したくて嘘をつく相手は、目が泳いだり矛盾点があったりするものです。怪しいと感じる場合は、別れる理由をさらに掘り下げてみると良いかもしれません。
引き止められるのを防ぎたい
別れる時に引き止められたくないからと、嘘の理由を言う人もいます。
例えば、本当の別れる理由が「相手の邪魔になりたくないから」だとしましょう。毎日忙しく仕事をして他にもすべきことがある恋人を見てきて、「自分はいない方がいい」「相手の負担になっている」と感じて別れることを決めた人です。
そこで素直に別れる理由を告げれば、相手に「負担になんかなってない」「もっと時間作るようにするから」と引き止められる可能性があります。そのように相手に言わせてしまうのも、負担を負わせていると感じてしまうでしょう。
ですから、「冷めた」「浮気した」と嘘をつくこともあります。これはわざと相手に嫌われるための方法です。こうした嘘の中には、相手の葛藤があることを覚えておきたいものですね。
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