好きでたまらない…この気持ちどうしたら良いの?
「恋は盲目」と言われるように、恋をすると周りのことが見えなくなってしまうことは、ある程度は仕方ないことなのかもしれません。しかし、好きでたまらない気持ちに振り回されてばかりだと、思わぬ失敗をしてしまうことも…。
好きでたまらない時に陥りがちな思考や行動と、好きでたまらない気持ちを上手く抑える方法を知っておけば、好きでたまらない気持ちを上手にコントロールできるのではないでしょうか?
「好きでたまらない」ってどんな気持ち?
相手を好きでたまらないときに、ついやってしまった行動もあるようです。好きでたまらない気持ちやその時の行動には、「あるある!」と共感できる点も多いかもしれませんね。
四六時中好きな人のことで頭がいっぱい!
「四六時中好きな人のことで頭がいっぱいになり、他のことが何も手につかない状態になってしまいました。やるべきことは沢山あるのに、気づけば好きな人のことばかり考えてしまいます」(22歳/女性/事務職)
好きでたまらない状態のときは、いつも相手のことで頭がいっぱいになるもの。そのため、仕事や勉強などの自分がやるべきことが手につかなくなってしまうこともあります。
好きな人のことを考える時間は楽しいものですが、他のことがおろそかになるほどだと、ちょっと困りますよね。
胸がキュンとしたり苦しくなったり…
「好きな人を見かけるだけで、胸がキュンとしたり苦しくなったり…。ちょっとしたことで、好きな気持ちが体に表れているのを感じます」(26歳/女性/接客業)
胸がキュンとして苦しくなる、顔や体が熱くなるなど、好きな気持ちが体に表れるという人もいます。恋する気持ちは、体とも深いつながりがあるようです。
好きでたまらない気持ちが強くなればなるほど、体に表れる恋のサインも強いものになりがち。ときには、食欲が無くなって激ヤセするなど、体調不良のような症状が現れることもあります。
ワガママを言われても許してしまう
「好きな女性だったら、ワガママを言われても許してしまいます。何でも言いなりになるのは良くないと分かっているんですが、逆らえないんですよね」(29歳/男性/専門職)
好きでたまらない相手には、ワガママを言われても許してしまうという意見も。本来は、いくら好きでも相手のワガママを何でも聞く必要はありません。場合によっては、ワガママを聞くのは相手のためにならないこともあるでしょう。
しかし、好きでたまらない状態だと、ついつい相手のワガママを許してしまいます。相手のことが好き過ぎるあまり、相手の言うことに逆らえなくなるのも、好きでたまらない状態のときによくあることのようです。
会えないと寂しくなる
「好きな女性に毎日会いたくて、会えなかった日は寂しくなります。付き合っているわけじゃないから、仕事が休みの日は会えなくて当然なんですが…」(26歳/男性/営業職)
好きでたまらないと、会えない日に寂しく感じるという意見もあります。お付き合いしている間柄ならば「会いたい」と伝えることもできますが、片想いの場合は、偶然会えるタイミングに頼るしかありませんよね。
好きでたまらない状態では、偶然会えたときに喜びを感じるだけでは収まらず、会えないときに物足りなさや寂しさを感じることが多くなるようです。
頻繁にLINEしてしまう
「あまり頻繁にLINEしてしまうと迷惑だと分かっているんですが、つい用も無いのに好きな人にLINEしてしまいます。相手が今何をしているか気になるし、相手にも自分のことを知ってもらいたくて、つい…」(19歳/学生/女性)
好きでたまらない人には、つい頻繁にLINEしてしまうという人も。コミュニケーションツールが充実している現代では、思い付いたとき気軽に相手に連絡を取ることができます。そのため、ついつい連絡回数が多くなってしまう場合もあるのです。
好きでたまらないからこそ連絡したくなる気持ちは分かりますが、あまり頻繁にメッセージを送ると、相手の負担になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
好きでたまらない時にしがちな行動|前編
「好きなんだから仕方ないよね」と思えるものから、「これはちょっと行き過ぎだ…」と感じるものまで、好きでたまらない時にしがちな行動をまとめてみました。
つい目で追ってしまう
好きな人の存在は、常に視界に入れておきたいものですよね。そのため、好きな相手のことをつい目で追ってしまうことがあります。偶然見かけたり会ったりするだけでは満足できず、いつも相手のことを見ていなければ落ち着かなくなるのです。
好きでたまらない相手のことを目で追ってしまうだけでなく、いるはずの無い場所で、キョロキョロと目で相手を探していることも…。実際に会える、会えないに関わらず、自然といつも目で探してしまうようです。
何をされても許す
「惚れた弱み」という言葉がありますが、好きでたまらない相手になら、何をされても許してしまう人も多いです。中には、相手が明らかにワガママを言っていたり、自分が不当に扱われていたりするにもかかわらず、「好きだからいいか…」と許してしまう人も。
好きな相手とはいえ、何もかもを許す必要はありません。しかし、相手のことが好きでたまらない場合は、相手のすることや意見は何もかも正しいと思ってしまいがち。そのため、毅然とした態度で相手に「NO」を言えなくなってしまうのです。
相手の意見に流されているうちに、都合のいい男、都合のいい女になってしまうこともあります。
LINEの返信が遅いと不安になる
好きでたまらない相手からなかなかLINEが来なくて、不安になってしまった経験はないでしょうか?
好きでたまらない状態のときは冷静さを失っているため、相手の返信の速さや遅さに一喜一憂して、振り回されてしまいがちです。思ったように連絡が返ってこないだけで「嫌われたのかも…」と不安になってしまうこともあるでしょう。
しかし、返信が少し遅れたからといって、相手が自分を嫌いになったと考えるのは早合点です。「嫌われたかも」という不安も、取り越し苦労の場合がほとんどでしょう。
相手のSNSをチェックし過ぎる
好きな相手に関することなら、何でも知りたくなるもの。特に好きでたまらないときは、相手のSNSを頻繁にチェックするなど、行き過ぎた行動に出てしまうこともあります。
今の時代、SNSを通じて誰もが気軽に自分の情報を公開することができますよね。手軽に相手のプライベートを知ることができるツールがあるからこそ、相手のことを常に監視しているような状態にも陥りやすいのです。
SNSをチェックすることは、誰にも知られずにできます。そのため、相手の情報を求めて1日中SNSに入り浸るようなことにもなりやすいでしょう。
好きでたまらない時にしがちな行動|後編
好きでたまらない状態は、いわゆる「恋は盲目」の状態。相手のことを好きなゆえの行動でも、ときには冷静に自分の行動を振り返ってみる必要がありそうです。
相手に関わる他の異性に嫉妬する
好きな人が自分以外の異性と親しくしているのを見ると、胸が締め付けられる…そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。相手を好きでたまらないときは、相手に関わる他の異性に嫉妬する気持ちも強くなりがちです。
恋愛感情には独占欲がつきものなので、嫉妬を感じること自体は自然なことだと言えます。しかし、嫉妬する対象があまりに多いと、自分自身がつらくなってしまうでしょう。
特に片想いの場合は、相手に「他の異性と親しくしないで欲しい」とは言いにくいものです。好きでたまらない状態のときは、自分で自分の嫉妬心を解消する方法を見つける必要があるでしょう。
相手を批判されると激しく言い返す
好きでたまらない状態のときは、相手のやることなすこと全てに賛同したくなるものです。そのため、誰かに相手を批判されたときには、つい激しく言い返してしまうこともあるでしょう。
好きな相手も人間である以上、間違うこともあれば、人に批判されるようなことをしてしまうこともあります。しかし、好きでたまらない状態のときは、冷静に相手を見ることができないため、無条件に相手の味方についてしまうのです。
好きな相手の味方になってあげたい気持ち自体はごく自然な感情と言えます。しかし、人の意見に強く反発してでも相手の味方につきたいと感じる場合は、自分が冷静さを見失っていると考えた方が良いかもしれません。
やるべきことが手につかない
相手を好きでたまらないときには、四六時中好きな人のことを考えてしまい、仕事にも勉強にも身が入らず、やるべきことが手につかなくなってしまうこともよくあります。
頭の中が常に好きな相手のことでいっぱいなので、他のことを考える余裕が持てなくなってしまうのです。思う存分、好きな相手のことだけ考えていられればいいのですが、現実はそうもいきませんよね。
仕事や勉強、友達づきあいなど、恋愛の他にも大切にするべきものは沢山あります。好きでたまらないときは、恋愛以外に大切なことがおろそかになっていないか注意する必要があるでしょう。
相手の行動に気持ちが左右される
恋をしているときは、好きな人のちょっとした行動一つで、嬉しくなったり落ち込んだりしやすくなるもの。特に相手を好きでたまらないときは、相手の行動に気持ちが左右されるあまり、情緒不安定になってしまいがちです。
本来ならそれほど気にする必要が無いようなものでも、相手の行動から気持ちを深読みして、「自分のことが好きなのかな?」「自分は嫌われているかも…」と、一喜一憂を繰り返してしまいます。
不安になってしまう気持ちはわかりますが、相手に振り回され過ぎないためにも、自分に自信を持って過ごしていきたいですね。
好きでたまらない気持ちを抑えるには?
好きでたまらない気持ちに振り回された結果、つい過剰なアピールをしてしまったり、恋愛以外のことが手につかなくなったりと、日常生活や恋愛に支障をきたしてしまうこともあるのです。
そうならないためにも、好きでたまらない気持ちの上手な抑え方を知っておきましょう。
好きでたまらない気持ちを書き出す
好きでたまらないときは、相手を好きな気持ちが日に日に募って苦しくなるもの。そんなときは、好きでたまらない気持ちを書き出すことで、ある程度自分の気持ちを抑えることができます。
紙とペンを用意して、好きな人に対する気持ちを素直に書き出してみましょう。言葉にして書き出すことには、自分の気持ちを整理して落ち着ける効果があります。誰にも見せない前提で、パソコンやスマホを使って打ち込むのも良いでしょう。
ある程度、自分の言葉にして吐き出すことができれば、感情的になっていた気持ちが落ち着いてくるものです。
没頭できる趣味を見つける
四六時中好きな人のことばかり考えてしまうときは、没頭できる趣味を見つけるのも一つの方法です。好きな趣味に打ち込んでいる間は、好きな人のことを考えずにいられるため、好きでたまらない気持ちに振り回された行動をとることもなくなります。
今現在、打ち込める趣味を持っていないという人は、自分が少しでも興味を持てるものから、挑戦できそうな趣味を探してみましょう。語学や資格取得など、仕事に役立つ勉強を始めるのもオススメです。
趣味に打ち込むことで気持ちを抑えられるだけでなく、趣味を通じた自分磨きで自信がつき、恋愛がうまくいきやすくなる効果も期待できますよ。
友達に聞いてもらう
「一方的に気持ちを書き出すだけでは物足りない」という人は、信頼できる友達に話を聞いてもらうのも良いでしょう。好きでたまらない気持ちを言葉にして吐き出せるだけでなく、友達の立場から冷静なアドバイスをもらえることもあります。
好きでたまらない状態のときは、冷静に相手や物事を見る目を失いがちです。信頼できる友達に自分の気持ちを話すことで、自分の物の見方や行動の偏りに気づけることもあるでしょう。
好きな相手のことを批判されると、つい熱くなって反発してしまうこともあります。そのため、友達に聞いてもらうときは、自分が素直に意見を受け入れられる相手を選ぶことも重要です。
好きでたまらない気持ちを相手に伝える
好きでたまらない気持ちを抑える最終手段として、相手に好きな気持ちを伝えるという方法もあります。「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」ということわざもあるように、好きな気持ちを内に秘めるからこそ、より激しく募る場合があるからです。
好きでたまらない気持ちを相手に伝えることができれば、恋愛が前に進むだけでなく、自分の気持ちもスッキリします。片想いをこじらせて苦しい気持ちになりがちな人は、相手に告白する勇気を持ってみましょう。
好きでたまらない気持ちを伝えるときは、誠実に素直な言葉で伝えるのがポイントですよ。
好きでたまらない人にアプローチする方法
ここからは、好きでたまらない人への有効なアプローチ方法をご紹介します。好きでたまらない相手へのアプローチのポイントを押さえておけば、恋が実る確率をアップさせることができますよ!
少しずつ距離を縮める
好きでたまらない相手へのアプローチでまず気をつけたいのは、相手との距離感です。自分が相手を好きでたまらないからといって、焦って急に距離を縮めようとするのはNGです。
まずは相手と目が合う機会を増やす、次は挨拶する機会を増やす…というように、少しずつ、自分と相手の距離を縮めていきましょう。いきなり好きでたまらない気持ちをぶつけてしまうと、相手は警戒して離れて行ってしまう恐れがあります。
相手と自然に話せる距離まで近づけたら、共通の話題を作るなど、徐々に親密な関係を築いていくことを意識しましょう。
好きな気持ちを素直に伝える
ある程度、相手との距離が縮まったら、相手に好きな気持ちを素直に伝えましょう。好きな相手へのアプローチ方法は数多くありますが、自分の言葉で素直に伝える方法が一番シンプルで、相手にも伝わりやすいです。
中には相手を好きでたまらないあまり、相手のことを好きではないかのような態度をとってしまう「好き避け体質」の人もいますが、好きでたまらない場合の好き避けはほとんどが逆効果です。
自分の気持ちを素直に相手に伝えるのは勇気が必要ですが、相手もその勇気を受けとめてくれるはず。上手な言葉で伝えられなくても、「好きです」とシンプルに伝えられればOKです。
さりげなさを意識する
好きでたまらないときは自意識過剰になり、相手に対するアプローチが行き過ぎたり、逆に足りなくなってしまうことがよくあります。しかし、アプローチするときは、さりげない言葉や行動を意識することが大切なのです。
相手が困っているときに手助けをする、相手を褒めるなど、そういった小さな行動に、わざとらしくない程度の好意を添えられればOK。好きでたまらないからとやり過ぎてしまったり、逆に照れて行動しなかったりでは、好きな気持ちが上手に相手に伝わりません。
相手の様子をよく観察し、相手が本当に喜ぶことをさりげなくしてあげるようにしましょう。小さな行動の積み重ねが、相手のあなたに対する信頼感に繋がっていきます。
適度な距離感をキープする
相手と親しくなった後も、程よい距離感を保って接することが大切です。
好きでたまらないときは、つい相手を過剰に監視したり、束縛したりしがちですよね。しかし、過度な干渉や束縛は逆効果になってしまいます。アプローチ中も、頻繁にLINEをし過ぎない、相手の行動をSNSでチェックし過ぎないなどの配慮が必要です。
相手に対して親しさをアピールしたいばかりに、やたらと馴れ馴れしく接するのも禁物。相手がいつも心地よく過ごせるように、相手のペースに合わせたアプローチをしましょう。
好きでたまらない時の4つのNG行動
ここでは、好きでたまらないときに気をつけたい4つのNG行為をご紹介します。相手と良い関係を築いていくために、間違ったアプローチをしないように気を付けましょう。
好きでたまらない状態のときに陥りがちな、アプローチ以外の行動についても併せてまとめたので、ぜひご覧ください。
用もないのにLINEを送りまくる
好きでたまらないときに一番やってしまいがちなのが、LINEの送り過ぎです。相手とのやり取りが盛り上がっている場合なら問題ありませんが、用もないのにLINEを送りまくるのは迷惑に思われてしまうでしょう。
自分は相手のことで頭がいっぱいでも、相手も同じだと考えてはいけません。LINEは思い付いたとき手軽に送れてしまうだけに、ケジメを持って使うことが大事です。
用事が無いときは無駄にLINEをしない、1日に何度もLINEしないなど、自分の中でルールを決めて、相手の迷惑にならない形でLINEをするように心がけましょう。
アピールのしすぎに注意
好きでたまらないからと、アピールし過ぎるのもNGです。顔を合わせるたび、連絡をとるたびに「好きです」とアピールされると、相手はしつこく感じるでしょう。
アピールしたい気持ちは当然だとしても、アピールの仕方や頻度は考える必要があります。相手が嫌がっているのにアピールし続けると、相手は好意を持つどころか、あなたを嫌いになってしまうかもしれません。
アピールは相手の反応を見ながら、適度な回数に抑えるのがポイント。脈ありならば、アピールし過ぎなくても相手の方から良い反応が返ってくるものです。
相手に合わせ過ぎる
相手のことが好きでたまらないがゆえに、つい相手の言いなりになってしまう人もいます。しかし、何でも相手に合わせてしまうのはNGです。
好きでたまらないと、相手に嫌われたくなくて、何でも言うことを聞いてしまいたくなりますよね。しかし実際は、人は何でも自分の言う通りにしてくれる相手を好きになるわけではありません。相手に合わせ過ぎた結果、都合の良い存在にされてしまうことも。
好きでたまらなくても、自分の意見はしっかり持つようにしましょう。相手に合わせるばかりでは、健全な関係を築くことはできません。
相手を束縛する
相手のことが好きでたまらないからと、付き合ってもいないのに相手を束縛するのはNG行為。相手に自分以外の異性と親しく接して欲しくないからと、相手の人間関係に対する不満を露骨にアピールしてしまう人がいます。
あなたが相手を好きでたまらない気持ちは、いわば一方的なものですよね。好きだからと言って、相手の行動を束縛してもいい理由にはなりません。
恋人同士の関係ならば、嫉妬のアピールも許される場合が多いでしょう。そうでない場合は、相手に対する束縛は厳禁と心得ておきましょう。
好きでたまらない気持ちをコントロールしよう
好きでたまらない気持ちを自分で上手くコントロールできないばかりに、アピールが行き過ぎてしまったり、何も手につかなくなってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、好きでたまらない!というほど強い気持ちをコントロールすることさえできれば、好きな気持ちは恋愛を前向きに進展させていくための大きなエネルギーになります。
好きでたまらないがゆえに暴走してしまう気持ちを上手にコントロールして、恋のアプローチを成功させましょう!
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