面白い座右の銘≪過去の偉人編≫
ここでは、そんな過去の偉人が残した名言の中から、面白い座右の銘になる言葉をご紹介します。
織田信長の言葉
織田信長の言葉と言えば、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」を思い浮かべる人は多いでしょう。ただし、これは信長の短気な性格を表す言葉であり、座右の銘にするにはかなり過激ですよね。
そんな織田信長は、「絶対は絶対にない」という言葉を残しています。この言葉は、勝利は無理と言われた桶狭間の戦いで見事に勝利を勝ち取った信長にとって、信条だったのではないでしょうか。
難しいことをしなければならないときは、つい「絶対失敗するに決まってる」と言ってしまいがちですが、やってみなければわかりません。下剋上の戦乱の世を生きた信長にならい、「絶対は絶対にない」を座右の銘とし、自分を信じて取り組みたいものですね。
夏目漱石の言葉
小説家にして評論家、さらには英文学者でもあった夏目漱石は、数多くの名言を残しています。したがって、作品を読んで心に響く言葉から座右の銘を探すにはピッタリですね。
そんな夏目漱石の代表作として知られるのが『吾輩は猫である』。その中の一節に「人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ」とあります。頑固な人間を猫の視点で書いた面白い描写で、実際、頑固な人は何かと生きにくいですよね。
この一節はかなり長く、その中には「どうせ自分一人の世の中じゃなし、そう自分の思うように人はならないさ」といった文章も綴られており、ハッとさせられるものがあるのではないでしょうか。
マザー・テレサの言葉
貧しい人たちのための献身的な活動が世界から称賛され、ノーベル平和賞の他、数多くの賞を受賞した修道会「神の愛の宣教者会」の創立者、マザー・テレサは、数多くの名言を残しています。
常に貧しい人々のことを考え、その人達のために働くことを望んだマザー・テレサの言葉は慈愛に満ち、人々に希望を与える言葉ばかり。したがってマザー・テレサの言葉からは、つらい時、苦しい時を乗り越える座右の銘が見つかるでしょう。
人はつらいと、どうしても影の面を見てしまいがちです。そんな時、マザー・テレサの「太陽を見なさい。そうすれば影は見えなくなるから」という言葉が心の支えになるでしょう。きっと、影ではなく明るい面が見えてくるはずです。
鳥井信治郎の言葉
日本の実業家として初の国産ウイスキー作りに成功したのが、サントリーの創業者、鳥井信治郎です。
8歳で尋常小学校に入学したのち、9歳の時に4年飛び越えて高等科に編入したと言いますから、非常に頭の良い人だったことがわかります。
そんな鳥井信治郎は、失敗を恐れず挑戦することを重んじる人でした。そのため、「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」という面白い名言を残しています。
サントリーでは現在も鳥井の「やってみなはれ」を創業精神として掲げており、海外の買収先にも「Yatte Minahare」と、そのまま教えていると言いますから面白いですね。
やるかどうかで迷ってしまう人には、ピッタリの座右の銘といえます。
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