面白い座右の銘≪海外のことわざ編≫
そこで、ここでは海外のことわざから、面白い座右の銘となる言葉をまとめました。国は違っても、共感できるのであれば座右の銘にするのもアリですね。
幸運の女神には前髪しかない
イタリアのルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチが残したとされるのが「幸運の女神には前髪しかない」ということわざで、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
幸運の女神は、チャンスの女神とも呼ばれ、前髪しかないとされます。したがって、向かってくるときにつかまなければ、 通り過ぎてから慌てて捕まえようとしてもつかまえることができません。なぜなら、後ろ髪がないからです。
このことわざが意味するのは、「チャンスは一瞬である」ということ。日本のことわざにはない、面白い表現ですので、粋な座右の銘にはピッタリですね。
ローマではローマ人に倣え
このことわざは、英語では「When in Rome do as the Romans do.」となり、「ローマではローマ人のするようにせよ」とも言われます。
このことわざから、日本のことわざに似たものがあるとピンときた人もいるのではないでしょうか。「郷に入(い)っては郷に従え」ですね。どちらも意味するところは同じで、「その土地に住むには、そこの風俗や習慣に従うべきである」というもので、いわゆる処世術と言えることわざです。
このことわざの面白いところは、日本と同じ意味のことわざがローマにもあることでしょう。座右の銘にする際は日本をとるか、はたまたローマをとるかを考えるのも、面白いのではないでしょうか。
逃げるのは恥だが役に立つ
こちらはハンガリーの有名なことわざで、知っている人はかなり多いでしょう。新垣結衣さん、星野源さん主演のドラマのタイトルが『逃げるは恥だが役に立つ』だったからです。
星野源さん演じる平匡(ひらまさ)が、新垣結衣さん演じるみくりに「たとえ恥ずかしい逃げ方でも、生き延びることの方が大事」と説明します。
正しくは「自分の戦う場所を選べ」という意味で、今いる環境にしがみつくのではなく、逃げも選択肢に入れ、自分の力を発揮できる場所に行くべきだと諭すことわざです。
日本では逃げるのは恥だと考える習慣が根強いものの、「逃げたっていいじゃないか」と思えたら、自らを救う座右の銘になるのではないでしょうか。
友とぶどう酒は古いほど良し
こちらはイギリスのことわざで、友人との付き合いを指しています。
ぶどう酒は長い間熟成させることで芳醇な味わいへと変化するものがあり、これに友人をなぞらえているのが特徴です。「長く寝かせたぶどう酒が美味しいように、友人もまた長い間付き合ってきて、気心の知れた人間がいい」というわけですね。
気の置けない友人との付き合いは、人生を豊かにしてくれます。お酒好きで、友人を大切にする人にはピッタリの座右の銘。お酒の席で披露すれば、場も盛り上がって面白いことでしょう。
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