「両想い診断」に関する専門家の意見やアドバイス
両想いかどうか診断したければ、「誘ったときの反応」を見よ!
好きな男性に連絡したら、注意深く反応を観察しましょう。すぐ既読になって返信が来たり、いつ誘っても即OKがもらえたりするようであれば、その男性はあなたと両想いなのかもしれません。『男性が気になる女性にしかとらない脈ありサインと態度37選』(木村猛)には、以下のような記述があります。
「男性は、基本的に女性のように恋愛に関して駆け引きすることが苦手です。好きな人からの連絡は素直に嬉しいですし間をあけることのリスクを考えます。
あなたからの連絡への返信が早い場合は好意のシグナルです。また予定に関しても好きな人との予定は優先したい、空けたいと思うのは当然です。あなたとの予定が入ったとき空いている確率は必然的に高くなります。
気になっていない人からのお誘いなら予定が空いていても先延ばしにしてしまいがちです。すぐには決めたがらないのです。あなたから誘ってみたとき返事が早いか、予定が空いていることが多いのか気にしてみてください。
好意がある場合はどうしても動かせない予定などで断る場合も必ず折り返しの連絡をしますし、代替え案、この日なら行けます!というような返事をする男性が多いです。
返事のスピード、断り方、優先具合、こんなところにも恋愛心理は隠れています。気にしてみましょう。」
気になる相手からのお誘いは、男女問わず嬉しく思い、また断りたくないものです。このように、誘ったときの反応は、両想いかどうかを診断する一つの目安になるでしょう。
視線や姿勢から両想いかどうかを診断する方法
気になる女性を前にした時、視線や姿勢、話し方などに好意が表れる男性は多いようです。『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)には、以下のような記述があります。「人の感情や隠された心理は、言葉以外にも、さまざまなところから推測できます。それは、表情、身振り、視線など、非言語コミュニケーションと呼ばれるものです。そして発信者のメッセージに対し、受け手側は言語情報(話の内容)や聴覚情報(口調など)より、視覚情報(表情など)に最も影響を受けることが知られています。これを『メラビアンの法則』と呼びます。たとえば、受け手側が『飲み会は楽しかったか』と聞いたとき、発信者が気のない表情で『みんなが集まって楽しかったよ』と言っても、受け手側では『そうでもなかったのだろうか』と思ってしまうというわけです。
つまり、話す内容以上に表情や口調などえ話し手の感情が判断されやすいということ。逆にいえば、表情や話し方など、『非言語』の部分に、相手の感情を読み解くための情報が多く含まれているということです。
では、どんな非言語コミュニケーションから、男性の恋心が見抜けるのでしょうか?
ひとつには姿勢があります。アメリカの心理学者、メラビアンの実験によれば、好意をもっている相手を前にした男性は、どちらかの肩が下がって姿勢が崩れてしまうという結果が出ました。また、好きな相手のそばにいると自然と顔や体をそちらに向けてしまう傾向があります。その他、好意をもつ相手と一緒にいるときの視線も重要な判断基準になります。男性は好意をもつ相手の話を聞くときに相手の目を頻繁に見つめ、常に視線が合うようにしています。
また、会話のなかで頻繁に使われる言葉からも好意を読みとることができます。アメリカで発表された心理学の論文では、男性は好きな女性に対しては一人称(『私』『俺』など)を多用する傾向があるとしています。一人称を使うことで自分の心情をより強く表現し、無意識のうちに『自分』をアピールしているのです。」
好きな男性の行動に、思い当たるものはあったでしょうか。両想いかどうか診断したいときには、相手の仕草をよく観察するといいでしょう。
<参考文献>
『男性が気になる女性にしかとらない脈ありサインと態度37選』(木村猛)
『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)