「好き」と「愛してる」の違いとは?|前編
果たして、どのような違いが見られるのでしょうか?
違い①「愛してる」は時間をかけて育む感情
愛は時間をかけて育むものという観点から考えると、「好き」という瞬発的な思いと違いがあるのがわかるでしょう。
例えば、相手に一目惚れするケースをイメージすると分かりやすいかもしれません。相手のことを一目見て「好き」という感情は抱けても、「愛してる」という感情までは抱きませんよね。
このように、相手のことをまだよく知らない状況では、「愛してる」という感情はめったに抱かないものです。好きになって相手のことを知っていき、想いが深くなることで徐々に「愛してる」という想いに変化していきます。
出会ってすぐさま「愛してる」と伝えても信用されないのは、信憑性がないからでしょう。相手に「自分のことを何も知らないのに?」という疑問を抱かせてしまうため、素直に受け入れてもらえないのです。
違い②「好き」は一方的な感情
先ほども解説しましたが、「好き」は相手への一方的な感情と言えます。「あの人と付き合いたい」「あの人を振り向かせたい」といった気持ちであり、そこには自身の願望が込められています。
「愛してる」の類語にあったように、相手のことを大事にしたいと思ったり、守りたくなったりするなどの感情は、「好き」の段階では備わっていないのです。
違い③お互いに同じ気持ちであるかどうか
「好き」は一方的な感情である反面、「愛してる」はお互いに同じ気持ちであるという違いもあります。
この違いから、片思いや付き合いたての時に抱いている感情は「好き」で、両思いになり時間をかけて育んだ感情が「愛してる」であることが多いと言えるでしょう。
とはいえ、お互いに同じ気持ちを抱くことは難しいことです。片方が相手を愛していても、もう片方がそこまでの感情を持っていないというケースも少なくありません。
ですが、時間をかけて関係性を育んでいけば、タイミングは異なったとしても、お互いに「愛してる」という気持ちへの変化を感じられるでしょう。
違い④相手に見返りを求めているかどうか
好きという思いの中には、自分の欲が込められているというお話をしましたよね。つまり、相手に見返りを求めるのが好きという気持ちです。ここにも、愛してるとの違いが見られます。
好きの場合は、「こうするからこうして欲しい」と見返りを求めている状態であることが多いため、時折それが相手の負担になってしまうことがあるでしょう。
例えば、相手を束縛する行為。「好きだから、他の人に取られないように束縛する」というのは、自分の欲を無理やり押し付けていると言えます。こうして見ると、「好き」が一方的な感情であることが明確に分かりますよね。
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