専業主婦が勝ち組だと言われる理由
余裕を持って家事ができそう
兼業主婦で子供が居る場合は、朝起きて、家族の朝食を作り、夫と子供を送り出し、洗濯などの朝の家事を終えたら出社して、仕事帰りに買い物へ行き、帰宅したら夕食の用意、それが終わると片づけに入浴…。考えただけでも大忙しで、少しも休めないような日々ですよね。
これが専業主婦となると、日中の仕事がないので昼間のうちに家事を終えられます。夕方に子供が帰宅した後でも、問題なく習い事の送迎もできますし、子供の相手をたっぷりできるのもメリットだと言えるでしょう。
家事をきっちりしたい女性なら、時間に余裕がある専業主婦が向いていると言えます。自分は家事育児を完璧にしたいタイプかどうかで、専業主婦になるべきか決めても良いかもしれません。
仕事でのストレスがない
プライベートは仕事と違い、自分の考えや気持ちを優先することができますよね。また、会社での人付き合いや上司なども存在しないため、そういった面でのわずらわしさはありません。
しかし、仕事を持っているとそうはいかないでしょう。仕事の場合、嫌な上司や嫌な同僚がいても、協調性を持って周囲とうまくやっていかなくてはなりませんし、顧客に無理な要求をされても我慢しなくてはならない時もあることでしょう。
専業主婦には専業主婦なりのストレスがあるのはもちろんですが、仕事でのストレスがないのは間違いありません。ストレスの多い仕事をしている女性が「専業主婦がうらやましい」と思うのは無理もないでしょう。
経済的に裕福な印象がある
専業主婦と聞くと、「通勤がなく、オシャレに気を使えて、欲しいものが手に入り、主婦友と優雅にランチを楽しみ、好きな趣味に時間を注いでいる」といった想像をする女性も多いようです。
しかし、実際はどうでしょうか。中には、オシャレのための予算を削り、ギリギリの生活をしながら専業主婦をする人もいます。専業主婦だからといって贅沢な生活をしているとは限らないのです。
それでも、仕事をしなくても生活が保証されているという点では勝ち組なのかもしれませんし、「私が働かないと生活ができない」という緊迫した状態ではないので、周囲からすると「専業主婦は経済的に困っていない」「経済的に困らないのだから勝ち組」という印象になるのでしょう。
時間にゆとりがあるから気持ちにもゆとりがあるはず
毎日毎日時間に追われていると、気持ちに余裕がなくなってくるものです。家事育児と仕事を両立している兼業主婦は、次から次へとやることが出てきて、就寝するまでゆっくり腰を据えることができない場合も珍しくありません。
慌ただしく過ぎる生活の中で、気持ちに余裕がなくなり、夫と些細なことで口論してしまった、大したこともないのに子供を叱ってしまった、なんてことはよくある話でしょう。
専業主婦が必ずしも気持ちに余裕を持っているとは限りませんが、兼業主婦とは違い時間にゆとりがあるため、少なくとも周囲からは「イライラすることなんてなさそう」「気持ちにゆとりがあるだろう」と思われやすいと言えるでしょう。