心理の前に!タトゥーについての基礎知識
有名人や若者を中心に、昔よりもタトゥーを入れている人を目にする機会が増えたと感じる人は多いのではないでしょうか。タトゥーに興味のある人なら、人気のアスリートや芸能人のタトゥーを見て、タトゥーを入れた理由や、どんな意味があるのかと気になったこともあるはずです。
今回は、タトゥーを入れている人の心理や、タトゥーを入れる体の場所ごとの意味について、詳しくご紹介していきましょう。また、タトゥーを入れるリスクについても調査しましたので、これからタトゥーを入れてみたいと思っている人は、心構えのためにチェックしてみてくださいね。
タトゥーを入れている人の心理を知るために、まずはタトゥーについての基礎知識を押さえておきましょう。
タトゥーと刺青の違い
タトゥーのことを刺青(いれずみ)と呼ぶこともありますが、何か違いがあるのかと疑問に思ったことは無いでしょうか。
タトゥーは、英語の「Tattoo」のことで、日本語に訳すと「刺青」または「入れ墨」です。基本的には同じもののことを指しますが、技術やデザインの違いによって呼び方が変わるとも言われています。
区別の1つとして言われているのは、タトゥーや刺青は人の皮膚に針などを刺して傷を付けたところに着色料を入れてイラストや文字を描きますが、皮膚に浅く針を刺して彫るのがタトゥー、深く針を刺して彫るのが刺青だという違いです。
また、彫るデザインが洋風のものがタトゥー、和風のデザインは刺青と区別されているとの説や、若者の文化ではタトゥーだけど、年配の方が言う時は刺青となるとも言われていて、人によって解釈は異なることが伺えます。
入れるデザインや場所に意味があることも
タトゥー自体に特別な理由や意味は無く、自分の好みで入れているという人は多くいますが、入れるデザインや場所によって、意味を込めて彫っているという人も存在します。
わかりやすいものを挙げると、ハートのデザインは愛情を表していたり、タトゥーを周囲の人に主張したい場合には体の目立つ場所に入れているということが想像できるでしょう。
変わったもので言えば、海外では船乗りの人が渡航歴のアピールや旅のお守りとしてタトゥーを入れていたという歴史がありました。
中でも、浮力のある木箱に入れて運ばれていた豚と雄鶏は船が沈んでも生き延びる可能性が高いという理由から、魔除けの意味で、足に豚と雄鶏のデザインのタトゥーを入れるのが人気になったと言われています。
タトゥーの意味を知ると、その人の信条や心理も見えてきそうですね。