冷めてる人の心理とは?

「冷めてる人だな」と思ったら、相手に対して苦手意識を持つ人もいるでしょう。しかし、冷めてる人には冷めた態度をとる理由があるのかもしれません。
表面的な姿から警戒したり距離を取ったりする前に、冷めてる人の心理もぜひ理解しておいてください。
自分の時間を大事にしたい
人と濃厚な関係を築こうとすると、どうしてもコミュニケーションや関りが多くなりますよね。つまり、自分以外に費やす時間が多くなるのは必須でしょう。
それを面倒に感じたり、ストレスになったりする人は冷めた態度を取ることも。特に、自分の時間を必要とする人にとっては、濃厚な人間関係は苦になりやすいです。
一人の時間にストレスを発散していたり、趣味を楽しんでいたりと、自分の時間の楽しみ方は人それぞれですが、その時間を誰かに費やすことがもったいなく感じるのかもしれません。
誰かと楽しむことでリフレッシュできる性格の人もいますが、反対に一人の時間がないと精神的に追い詰められる性格の人もいますから、そうした感覚の違いは理解してあげるべきでしょう。
人に傷つけられるのが怖い
人に傷つけられるのが怖くて、冷めてる人を演じているケースもあるでしょう。この場合は、本人にとって防御策。ハッキリと意見を言われたり、否定されたりしたときに大きなショックを受けてしまう人は、自分が傷つかないように他人と距離を取りがちです。
こうした人は、人にどう思われているかを気にする傾向にあります。「きっとこう思ってるんだろうな」と深く考える性格がゆえに、人に気を使いすぎることもあるでしょう。
一匹オオカミと言われる場合にもこうした心理の人がいるのも事実。一見冷めてる人、怖い人に見えますが、実は繊細で気にしやすい性格であるパターンも少なくありません。
素直になるのが恥ずかしい
性格的にプライドが高い人や恥ずかしがり屋な人は、素直になることを恥ずかしく感じがち。そのため、自分の気持ちを言葉や表情で表すことができないようです。
特に年齢が上がれば上がるほど、こうした心理を抱く人が多い模様。場の空気を読んだり人の気持ちを察したりするようになり、素直になれなくなるのかもしれません。
このような人は意外と我慢しているもの。言いたいことを言わずにため込んでいるため、ストレスを抱えやすいようです。
自分の時間を持ちたくなるのもそのためかもしれません。我慢している環境から少しでも早く逃げたくて、人付き合いを減らしたり誘いを断ったりしている可能性もあります。
気が乗らない
少しのことで驚いたり悲しんだりする人もいれば、反対に何事にも動じない人もいますよね。そうした人は常にテンションが一定であるため、冷めてる人に見られるでしょう。
気が乗らなければ「やらない」「行かない」と断ることも少なくないため、それが冷めて見られる原因でもあります。
相手に興味がなければ深く関わろうともしないはずですから、親しくない人からは特に冷めてる人に見られるはずです。
とはいえ、相手と共通点が多かったり同じ思考だったりすると、テンションが高くなる一面も見せるよう。そのため、人によって抱かれる印象はかなり違いがあるはずです。
余計な問題を抱えたくない
広く深い人間関係を築けば、当然その分トラブルも起こりやすくなるもの。うまくコミュニケーションを取っているつもりでも、相手に不満を抱かれたり誤解されたりすることもありますよね。
そうした問題を抱えたくなくて、人との深い付き合いを避ける人もいるでしょう。自分のことで精いっぱいだったり、悩むことにより精神状態が不安定になったりする人は避けたがるはずです。
相手から距離を縮められないように、あえて冷めてる人を演じている可能性もあります。ですから、無理に誘ったり心を開かせたりするのはやめておくべきかもしれません。