女の敵は女ってホント？女同士の怖～いエピソード集＆女性心理を解説

女の敵は女という言葉をよく耳にしますが、実際にそれを痛感するような出来事を経験したことがある女性は少なくないようです。女性同士のトラブルは、嫉妬や男性関係など、さまざまなことが影響して引き起こることがあります。

女性は男性に比べると、本能の赴くままに裏切り行為をしてしまったり、陰湿な嫌がらせをすることが多いと言われています。では、女性はいったいどんなときにそうした行動に出るのでしょうか。そこで、実際に起きた「女の敵は女」と痛感するエピソードをまとめてご紹介します。

「女の敵は女だ」と思う瞬間は、さまざまな環境で起きているようです。中でも、職場での女性同士のトラブルは非常に厄介だという意見があります。では、「女の敵は女だ」と感じた職場でのエピソードをご紹介します。

職場で無視され続けたとき

「職場の同僚の女の子が、それまで仲良くしてたのに私にイケメンな彼氏ができた瞬間から無視するようになった」（22歳/女性）、「職場でモテる男性の先輩とLINEしていることがバレてから、周りの女性社員から無視され続けている」（25歳/女性）

女性が多い職場では、ちょっとしたきっかけで無視をするようになることが珍しくありません。女性同士は男性と違い、面と向かってはっきり言えない分、無視をするケースが多いようです。やられた側にとってはその瞬間「女の敵は女」と感じてしまうのも納得ですね。

悩みをバラされた

「職場の信頼していた同僚に真剣な悩みを相談したらすぐに噂になってしまい、その瞬間から敵だと思うようになった」（27歳/女性）、「仕事の人間関係の悩みを女性の先輩に相談してたら、全部周りにバラされてたことがある」（24歳/女性）

男女関係なく口が軽い人はいますが、中には相手を陥れるために秘密をバラす人もいるようです。そのため、人間関係の悩みなど絶対に周りにバラされたくないことは、同じ職場の女性にはなるべく相談しないことをおすすめします。

男性社員の前で豹変

「私にはキツイ言い方で冷たく接してくる先輩が、男性社員の前になると気持ち悪いくらい優しくしてくる」（21歳/女性）、「いつも人の悪口ばかり言う女性の後輩が、男性社員がいる前では猫なで声でぶりっ子するのが怖い」（25歳/女性）

女の敵といわれる女性の中には、男性の前になると豹変するという特徴があることが多いようです。男性の前でぶりっ子をしたり、猫をかぶる女性は、女性の多い職場では敬遠されがち。そのため、深入りする前に見極めるよう心がけましょう。

新人いびりをする先輩は女の敵

「新人の頃に女性の先輩に毎日キツイ言葉を浴びせられたのがトラウマで、今もその先輩のことは敵だと思っている」（24歳/女性）、「新人の女の子に陰で酷いことばかり言う女性がいて、上司の前で新人の悪口を言っているのを聞いた瞬間女の敵だと思った」（28歳/女性）

女性の先輩にいびられた経験がある女性は多く、中にはトラウマになってしまったという意見も。女性が多い職場の場合、上下関係が厳しいケースが少なくないので、意地悪な先輩には特に接し方に注意が必要です。

「女の敵は女だ…」と感じた瞬間には、恋愛が影響していることも多いようです。恋愛のことになると豹変してしまう女性っていますよね。そんな女性のことを敵だと思った瞬間に関するエピソードをご紹介します。

集団で文句を言われた

「職場でミスをしたとき、数人の女性に集団で文句を言われたことがある」（24歳/女性）、「職場の先輩達に集団で髪型やメイクのことでひたすら文句を言われて怖かった」（20歳/女性）

女性が多い職場では、一人で注意する勇気がない先輩が集団で文句を言うといったことが起きることがあるようです。言われた女性にとって、集団で文句を言われると恐怖を感じるものなので、女の敵と思ってしまう気持ちはわかりますね。

親友による裏切り

「一番仲良かった親友に彼氏を略奪されて絶縁した瞬間、女の敵は女だと心から痛感した」（21歳/女性）、「好きな人のことをずっと相談していた親友が、気がついたらその人と付き合っていて、ものすごくショックだった」（23歳/女性）

恋愛において、親友から裏切られ、「女の敵は女」と思ったエピソードは少なくありません。同じ人を好きになってしまうことは仕方がないことといえますが、恨まれるようなやり方をすると友情にヒビが入ることもあるので注意が必要です。

友達から不倫をカミングアウトされたとき

「独身の友達に不倫をカミングアウトされたとき、相手の嫁の気持ちになったら女の敵だと思って軽蔑してしまった」（28歳/女性）、「私も旦那に浮気されたことがあるから、親友に不倫をカミングアウトされたとき許せない気持ちになった」（30歳/女性）

不倫をカミングアウトされた瞬間、軽蔑してしまう女性もいるようです。そうした女性にとって、不倫する女性はまさに「女の敵」といえます。そのため、友人からの不倫のカミングアウトにショックを受けるケースが多く、それがきっかけで友情が続かなくなることもあるようです。

彼氏との関係を邪魔されたとき

「私に彼氏ができるたびにわざと喧嘩になるような噂を聞いたなどと吹き込んできて、彼氏との関係を邪魔してくる友達がいる」（26歳/女性）、「彼氏に友達を会わせたら、私が席を外しているすきに悪口を言われているのを聞いてしまい、その瞬間から女の敵は女だと思うようになった」（24歳/女性）

友達と彼氏の関係を邪魔する女性は意外にも少なくないようです。その理由には嫉妬が影響しているケースが多く、僻みっぽい性格の女性にありがちな行動といえるので、そんな友達が周りにいる人は注意するよう心がけましょう。

彼氏の前で知られたくない過去を暴露

「彼氏と友達を会わせたら、元彼の話とか知られたくない過去を暴露されて彼氏と気まずくなった。すごく嫌な気持ちになった」（19歳/女性）、「幼馴染に彼氏の前で学生時代の恥ずかしい話を暴露されて、友達との信頼関係が崩れたことがある」（22歳/女性）

彼氏を友達に会わせると、空気が読めない女性はとんでもないことを暴露したりするようです。中には嫉妬からわざと暴露するあざとい女性もいるので、彼氏に会わせる友達はしっかり選ぶことをおすすめします。

女の敵は女だと感じる瞬間は、日常の中にもあるようです。そんな日常で感じた女の敵は女と思うエピソードをご紹介します。

妊娠を知って豹変

「仲良くしていた友達に妊娠したことを報告したら、『もう飲みに行けないじゃん』と不満そうに言われて、女の友情なんてないんだなと思った」（26歳/女性）、「職場で妊娠したことを報告したら、仲良くしてた女性社員たちに『気を使うから早く辞めてほしい』と陰口を言われた」（28歳/女性）

妊娠を報告した瞬間、「女の敵は女」と思うようなことがあったという人は少なくありません。本来祝福されるべき状況での友達の豹変に、傷ついたという意見も。そのため、結婚や妊娠には嫉妬が付き物ということを意識したうえで報告することをおすすめします。

SNSで悪口を言われた

「SNSに何気ない日常の画像を投稿していたら、友達数人の間で陰口を言われていたことがショックだった」（20歳/女性）、「SNS上で名前を書かずに悪口ばかり書き込む友達が、明らかに私のことだとわかる悪口を投稿していた」（23歳/女性）

SNSを利用する女性が多いことで、トラブルも増えているようです。SNS上での悪口は、友情にヒビが入ってしまうことにもつながるので、利用する際には「女の敵」となり得る存在には充分気をつけましょう。

結婚を祝ってもらえなかった

「友達に結婚を報告したら、『私より先に結婚しないでよ』と言われてとてもショックだった」（29歳/女性）、「結婚することを親友に真っ先に報告したら、それ以来避けられるようになってしまった」（25歳/女性）

結婚の報告がきっかけで友達に酷いことを言われたりするのは、嫉妬が影響していることが考えられます。結婚を祝ってもらえないととても悲しい気持ちになりますが、友達の幸せを素直に喜べない女性は「女の敵」だと判断し、その後の関係性を改めるのもアリといえます。

酔っ払ったときに言われた本音が最悪だった

「飲み会で酔っ払った友達に理不尽なことで散々説教されて、『前からそういうところが嫌いだった』とまで言われて傷ついた」（24歳/女性）、「酔っ払った友達から突然電話が来て、私の短所をひたすら言われて、普段そんな風に思ってたんだって思ったら悲しくなった」（22歳/女性）

酔っ払うと気持ちが大きくなる人がいるので、普段は言えないような本音を言いたくなる女性もいるようです。いくら酔っ払っているとはいえ、言われた人はショックを受けて当然なので、「女の敵」と思われても仕方がないといえますね。

「女の敵は女」と言われる原因には、女性特有の行動などが影響しているようです。女の敵と思われないためにも、その原因は知っておくべきといえます。そこで、「女の敵は女」と言われる原因を詳しく解説していきます。

協調性が高いゆえに

女性は男性に比べて協調性が高い傾向にあります。周りに合わせることを得意とする反面、それが苦手な人を「空気が読めない人」などと決めつけることも。そうなってしまうと、大勢で「空気が読めない人」の陰口を言うなどといった悪影響が引き起こることもあるようです。

人に合わせることは大事ですが、ときにはそれが悪い方向に向くこともあるので、「女の敵は女」と言われることにつながるケースが多いようです。

他人に関心を持ちすぎる

女性は他人に関心を持ちすぎるところがあり、それが僻み、妬みといった感情を芽生えさせることがあるようです。そのため、友達に対して「女の敵」と思われるような行動をとってしまうことも。

他人に関心を持つということは、気配りができる女性の特徴でもあります。しかし、ときにそれが良くない方向に働くことがあるので、「女の敵は女」と言われてしまうことにつながります。

恋愛重視するから

男性は恋愛より趣味や仕事、友情を重視する場合が多いようですが、女性は恋愛を重視しがちな傾向にあります。そのため、友達の恋愛がうまくいっていて自分だけうまくいっていないときには、嫉妬にかられることも。

それがきっかけで友情にヒビが入ってしまうといったエピソードも少なくありません。女性にとって恋愛は重要なことですが、友情を大事にする気持ちも忘れてはいけないのではないでしょうか。

女の敵は女といわれていますが、女性同士の友情にはさまざまなメリットもあります。そこで、実際にあった「女の友情」に関するエピソードを4つご紹介します。

共感してくれるから話すのが楽しい

「女同士で話していると、『わかるわかる！』と言い合って盛り上がることができるから楽しい」（20歳/女性）、「彼氏にはわからないことも女友達なら共感してくれるから、話すのが楽しくてずっと喋っていられる」（23歳/女性）

女性同士だからこそ共感できる話題はたくさんあるので、話が盛り上がるという意見が多いようです。男性には気を使って言えないようなことも、女性同士だからこそ言い合えるというところが、女の友情の魅力なのかもしれませんね。

オープンな関係を築くことができる

「ふざけ合って笑ったりできるオープンな関係の友達は、いつも元気付けてくれる大事な存在」（26歳/女性）、「なんでも話せるオープンな関係は、女同士だからこそ築くことができる」（25歳/女性）

オープンな関係を築くことは、女性同士だからこそできるという意見が目立ちます。男性の前では気を使ってしまう女性も、オープンな関係の女友達の前ではありのままの自分でいられることも。

そのため、「女の敵は女」という言葉はありますが、必ずしもそういうわけではないのかもしれませんね。

子育て中はママ友に何度も救われた

「子育ての悩みを同じ女性であり母親であるママ友に相談することで、何度も救われたことがある」（26歳/女性）、「子供が生まれてからはママ友が増えた。中には気が合わない人もいたけど、子育ての悩みを共感してくれて支えになってくれたママ友が多かったことに感謝」（32歳/女性）

子供がいる母親にとって、ママ友とは非常に心強い存在のようです。子育て中は不安や悩みが付き物ですが、それを共感してくれるママ友に救われたという意見も。ママ友の絆は深く、かけがえのない友情が芽生えることもあるので、女の友情も捨てたものじゃないですね。

女性特有の悩みを相談することができる

「性に関することとか、女性特有の悩みは女友達にしか相談できないから、なんでも話せる女友達は大事」（22歳/女性）、「体のことやダイエットのことなど、女性同士だからこそ話せる話題は多いので、なんでも相談できるのは彼氏より女友達」（25歳/女性）

女性特有の悩みは、女同士でしかわかり合うことができません。そのため、「女の敵は女」と思ってしまうようなエピソードもありますが、やはり女の友情はなくてはならないものといえます。

「女の敵は女」という言葉は、女性全員に当てはまるわけではありません。女の敵になりやすい女性にはさまざまな特徴があります。そこで、女の敵になりやすい女性の特徴についてまとめてみました。

噂話が大好き

噂話が大好きな女性は、女の敵になりやすい傾向にあります。他人の噂話は、ときに陰口に発展することも。女性は男性より噂話に興味がある人が多いので、気付けば大勢で1人の女性の悪口を言う流れになってしまうことも少なくないようです。

噂話が好きな女性は、周囲から「女の敵」と認識されやすいことが考えられるので、いくら興味があっても悪口になりそうな噂話は控えるよう心がけましょう。

仲間意識が強い

女性は仲間意識が強い傾向にあり、いつも群れを作って行動するようです。しかし、ちょっとしたきっかけで群れの中に敵を作り、仲間はずれにすることもあるので厄介なものです。それが女の敵は女である理由になることも。

仲間意識が強いことは悪いことではありませんが、大勢で集まると中には合わない人がいて当たり前。そんな人を仲間はずれにするようなグループにいると危険なので、大勢で行動する際には見極めが重要になります。

男好き

男好きな女性は、女同士の友情より恋愛を重視する傾向にあります。さらに、ときには男性に気に入られたいがために女友達を利用したり、陥れるなどのあざとい行動に出ることも。男好きな女性は、恋愛のこととなると周りが見えなくなるようです。

男性がいる飲み会などで男好きな女性のせいで嫌な思いをした経験があるという人も少なくないので、男好きな女性とはトラブルを避けるためにも、女性同士で会うようにするなどの工夫が必要といえます。

二面性がある

二面性がある女性は、時と場合によって振る舞い方を変えるので、周囲からあざといと思われる傾向にあります。中には仕事の上司や男性の前ではぶりっ子なのに、女友達の前になると豹変するというケースも。

そんな女性は同性に嫌われがちで、「女の敵」と思われることもあるので注意が必要です。無意識の場合、なぜ自分が嫌われるのかわかっていない人もいるので、治しようがないところが厄介といえますね。

友達に対して「女の敵は女」と感じてしまうと、その後の関係に影響を及ぼすことがあるようです。それを避けたいときに効果的な対処法があるのでご紹介します。

たまたま性格の相性が合わなかっただけだと考える

周りの女性に対して「女の敵」と思うようなことが引き起こった際には、すぐに突き放すのではなく一旦よく考えましょう。人それぞれ性格は違うので、合わない部分はあって当然といえます。

そんなときは、たまたま相性が合わなかっただけだと思うと、嫌いにならずに済むことも。その場で感情的になると後から後悔することにもなりかねません。それを防ぐためにも、その場では相性が合わなかったと思うようにすることをおすすめします。

それだけ嫉妬される存在なのだとプラスに捉える

女の敵と思われるような言動には、嫉妬が影響しているケースが多いようです。嫉妬が原因で嫌なことを言いたくなるという女性は多く、中には無意識で嫌味を言ってしまうという人も。

嫌なことを言われたら辛い気持ちにはなるものの、考え方を変えればその人にとってそれだけ嫉妬される魅力的な存在ということになります。そんなふうにプラスに捉えると、女の敵だと思わず、余裕を持って接することができます。

自分の行動を振り返る

「女の敵は女」と思うような出来事が起きたときには、苛立ちを覚える前に自分の行動を振り返ってみましょう。嫌なことを言われたり、嫌がらせをされたりするということは、自分にも原因がある場合もあります。

そのため、今一度自分の行動を振り返ることで、なぜそんなことをされているのかを思い返してみましょう。そうすることで、自分の成長にもつながります。

反面教師にする

自分がされた仕打ちをバネに、「女の敵」を反面教師にするとプラスに捉えることができます。嫌だなと感じたことを、自分がほかの女性にしていないかを振り返ってみましょう。もしかしたら自分もほかの女性に「女の敵」と思われるようなことをしているかもしれません。

それに気がつくチャンスだと思って自分を見直すことで、自分が女の敵になることを防ぐことにつながります。女性から嫌われたくない人は、女の敵から学ぶことはたくさんあるので、反面教師にするよう心がけましょう。