誘い受けが使用される場所とは?
BLの世界は、誰でも縁があるものではありませんよね。しかし、BLとは無関係に使うこともできて、恋愛や人間関係に役立つなら、知っておいて損はないでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
恋愛小説や漫画
BLに限らず、誘い受けはどんな恋愛の中でも効力を持ちます。そして、フィクションである恋愛小説や漫画の世界では、誘い受けは一つのジャンルとして成立しています。誘い受けというキーワードに惹かれて作品を手に取る人も少なくないのです。
他にも、テレビアニメなどでは、「攻め」「受け」に多様な付属語を付ける場合があります。ストーリーが気になり、メインキャラクターが誘い受けだったから見始めたという人もいるでしょう。
SNS
SNSの中での誘い受けは、思わせぶりな言葉を呟いたり、人の関心を集めて誘わせようとする行為といえます。「観たい映画があるけど一人で行くのもなー」「駅前にできたカフェにいきたいのに勇気がでない…」などと呟き、メッセージを見た人が「じゃあ一緒に行こうよ」と言い出すように誘導しています。
ぱっと見は単なる呟きなので、見る側も深読みはしないでしょう。同情心を煽りつつ誘わせるので、SNSで誘い受けを器用に使いこなせる人は一枚上手と言えるのかもしれません。
BL以外の作品
BL発祥の言葉であっても、恋愛をメインにした作品、たとえば百合(女性同士の恋愛)やNL(ノーマルラブ、異性同士の恋愛)でも使われることがあります。百合の場合は、性別が違うだけでBLと同じように同性愛の世界です。男役と女役があるのもBLと同じなので、誘い受けも違和感がありませんよね。
NLでは、同性愛ではなく異性愛なので「男役と女役を決める必要はないんじゃない?」と思いませんか。それでも誘い受けを使うことはできるのです。性別は関係なく、受ける側が上手に誘うことが出来れば、それはどんなジャンルでも完璧な誘い受けと呼べるでしょう。
日常生活
日常生活で誘い受けを活用するのは、自分たちに当てはめるのではなく、誘い受けについて語る場面が多いでしょう。作品の話で盛り上がる時も、他人の恋愛事情を語る時も、「あの子は誘い受けだからねー」などと分析していくことも出来るのです。
BL世界の言葉と聞いて、偏見を持つ人は少なからずいるものです。しかし、いろんな場所で活用することのできる「誘い受け」という言葉自体は、抵抗なく使える人もいるのではないでしょうか。
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