「時間にルーズな人」の特徴とは？その心理と困った時の対処法を解説

待ち合わせをするといつも時間に遅れてくる人は周りにいないでしょうか？自分は時間を守っているのに、相手がルーズだとイライラすることもあるでしょう。今回は、時間にルーズな人の特徴や心理、対処法について詳しく紹介していきます。

時間にルーズな相手に悩む人は多い

仕事でもプライベートでも、時間にルーズな人はいます。日本人は概して時間に厳しいため、ルーズな人に振り回されたりイライラしたりして悩む人は多いでしょう。

しかし仕事仲間であれば、時間にルーズな人とも関わる必要がありますね。プライベートでも、時間にルーズなこと以外は問題のない人だったら、関係を続けたいと思うのではないでしょうか。

なぜ何度も遅刻を繰り返すのか、どうして次は気を付けようと反省しないのかと、疑問に思う人もいるでしょう。時間を守る人にはルーズな人の心理がわからないので、余計に悩んでしまうのです。

時間にルーズな女性はモテない？

時間にルーズな女性はモテません。デートの待ち合わせ時間に何度も遅れてくると、男性は「自分に興味がない」「大切にされない」と思ってしまいます。「脈なし」として女性のことを諦めてしまうのです。

また、時間にルーズで遅刻する女性にイライラする男性もいるでしょう。何度も遅刻していると、イライラがたまって喧嘩の原因もなります。

時間にルーズな人は、他のことにもルーズな場合が多いです。将来一緒にいることを考えた時に、別れという選択をされてしまう場合もあるでしょう。

時間にルーズな人の特徴をご紹介します。あなたの周りにもこのような人がいて困っているのではないでしょうか？

自分に甘いところがある

時間にルーズな人は、自分に甘いところがあるという特徴を持っています。

「遅刻」を例に考えてみましょう。時間を守ろうとする人は、遅刻すると「しまった」と思い反省するでしょう。しかし、時間にルーズな人はそうはなりません。遅刻しても「まあいいか」「仕方ない」と自分を許してしまうのです。

自分だけでなく他人にも甘い人が多く、何事に対しても考えが甘いという特徴があります。

面倒くさがり

面倒くさがりなのも、時間にルーズな人の特徴です。やるべきことがあっても、「面倒くさいからあとでやろう」と考えます。そのうちに期限が迫ってしまうのです。

約束がある日の朝に着る服を決めようとして遅刻するのも、時間にルーズな人によくある失敗ですね。おそらく、前日に準備するのが面倒だからこうなってしまうのでしょう。面倒なことを後に回したり、準備を面倒だと思っていると、ルーズになってしまうのです。

無責任

無責任なところも、時間にルーズな人の特徴です。責任感があれば、期日に間に合うように仕事を進めたり、待ち合わせに間に合うように準備をします。

しかし、ルーズな人はなかなかそういう考えにはならないのです。時間を守らないといけないとか、相手に迷惑をかけないように行動しようとはしないため、無責任になってしまいます。

優先順位をつけるのが苦手

時間にルーズな人は、優先順位をつけるのが苦手です。

やるべきことが複数あったとき、優先順位をつけて行動する人は多いでしょう。しかし時間にルーズな人は、何が重要で先にやるべきことなのかを考えることができません。そのため、締め切りや待ち合わせに間に合わなくなってしまことが多いです。

想像力が足りない

想像力が足りないのも、時間にルーズな人の特徴です。待ち合わせには相手が必ずいます。約束の時間に遅刻すれば相手を待たせてしまい、その人の時間を奪うことになりますね。遅刻されたことにイライラするのは、時間にルーズな人への怒りだけでなく、自分の時間を無駄にされたことへの憤りを感じるためでもあるのです。

しかし時間にルーズな人の多くは、遅刻することで相手がどう思うか、なぜ相手がイライラしているのかを想像できません。また、遅刻によって周りからの信用を失うことも、考えることができない人が多いです。遅刻しても悪びれない様子を見せるのはそのためでしょう。

時間にルーズな人の特徴の続きをご紹介します。あなたの周りにいる時間にルーズな人に当てはまるものもあるでしょう。

自己中心的

自己中心的な考えや行動も、時間にルーズな人の特徴です。自分中心に考えて行動するので、時間に遅れても待っている人の気持ちを考えないのでしょう。

遅刻する時には自分なりの理由を持っていますが、相手を待たせていることを深く考えていないことが多いです。また、他人との用事よりも自分の用事の方が重要だと思えば、そちらを優先することもあるでしょう。

時間にルーズな人は、自分のルールがすべてなところがあります。そのため、集団生活には向かないタイプの人が多いです。

生活リズムが不規則

生活リズムが不規則というのも、時間にルーズな人の特徴といえます。翌日に予定があれば、早く寝て間に合うように起きようと思う人が多いのではないでしょうか。しかし時間にルーズな人は、予定を考えずに夜遅くまで起きていることがあります。

生活リズムも時間管理のひとつです。時間にルーズな人は、普段から生活の時間管理もルーズになるということですね。

のんびりしている

もともとマイペースでのんびりしているのも、時間にルーズな人の特徴です。時間を考えて焦るということがあまりないのでしょう。

マイペースな人は、普段は癒しキャラかもしれません。のんびりした性格というだけで、遅刻することに悪気はないのです。しかし時間にルーズな面が目立つと、周りからの信用を失ってしまうでしょう。

時間以外のことにもルーズ

時間以外のことにもルーズなのも、時間にルーズな人の特徴です。何であれ、きちんとやるのが苦手な人が多いです。

つまり、自己管理がうまくできないということです。時間だけでなくお金にもルーズで、借りたお金をなかなか返さないこともあるかもしれません。

整理整頓が苦手な人も多いです。時間にルーズな人は、出かけるときになって鍵やスマホがないことに気づき、探しているうちに遅刻することもあるでしょう。

目の前のことだけ見ている

時間にルーズな人は、目の前のことだけを見ているという特徴があります。優先順位を立てるのが苦手なので、先々のことまでなかなか見ることができないのです。

今目の前にあることだけを見て行動するので、仕事の期限に間に合わなかったり、待ち合わせに遅刻してしまったりします。

時間にルーズな人には特徴的な行動パターンがあります。思わず「あるある！」と言ってしまうような行動を紹介します。行動パターンがわかれば、時間にルーズな人への理解が深まるかもしれません。

面倒な用事はとりあえず後回しにする

面倒な用事を後回しにするのは、時間にルーズな人のあるあるです。仕事でもプライベートでも、期限がある用事であれば、面倒でも早めにすませようと思う人が多いでしょう。

しかし、優先順位をつけるのが苦手で「面倒だな」「後でやろう」と先延ばしにしてしまうのです。そうしているうちに、どんどん時間が経ってしまいます。

遅刻しても悪びれずゆっくり来る

遅刻をすれば罪悪感を覚えるのが当たり前だと思う人も多いでしょう。しかし、時間にルーズな人の多くは、遅刻しても悪びれずにゆっくり登場するのです。

寝坊して遅れてきたのにメイクやヘアセットは完璧、という人もいるでしょう。待っている人からすると、「遅刻してまで完璧なメイクをしてくるなんて」と不信感を持ってしまうかもしれません。

表面上は「遅れてごめんね」と謝ることもあるでしょう。しかし、待っている人がいるのにゆっくりやって来るのを見ると、内心は悪いと思っていないのではないかと疑問に思ってしまいますよね。

遅刻確定だと諦めてしまう

時間にルーズな人は、約束の時間に確実に遅刻だとわかると諦めてしまいます。遅刻確定だけどできるだけ早く到着しよう、と焦ったりはしません。

携帯電話のない時代なら、遅刻の連絡はできないので、できるだけ早く到着しようと走ったりする人もいたでしょう。

しかし、スマホが普及しLINEで「遅れます」と簡単に連絡ができるようになったため、連絡をした時点で安心してしまいます。しかし、待っている人からすれば、待たされることにかわりはないでしょう。

言い訳が多い

時間にルーズな人は言い訳が多いです。約束の時間に遅刻してくると、「今朝は血圧が低くて起きられなかった」「出かけようとしたらスマホがなくて探していた」など、たくさんの言い訳が口から出てきます。

一度の遅刻なら言い訳をしても許されるかもしれませんが、遅刻の常習犯だと、言い訳を聞く側も嫌になってしまうかもしれませんね。しかしルーズな人は、相手の気持ちを汲まずに言い訳をしてくることでしょう。

時間にルーズだと、人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。それなのになぜ時間に遅れてしまうのでしょうか。ここでは、時間にルーズな人が遅れる原因を紹介していきます。

計画性がなく間に合うように行動できない

時間にルーズな人は計画性がないので、間に合うように行動することができません。納期が決まっている仕事でも、いつまでに何をするとか、この仕事にどれくらい時間がかかるというのを考えるのが苦手です。

行き当たりばったりな性格に見えることもあるでしょう。計画的に行動ができないので、結局期限に間に合わないという事態になってしまいます。

時間を守ろうとはするが目測が甘い

時間を守ろうという気はあるのに、目測が甘くて時間にルーズになる人もいます。

待ち合わせの時間に間に合うようにするには、何時に起きて、準備にどれくらい時間がかかり、家から待ち合わせ場所までどれくらいの時間がかかるのかなどを測る必要がありますが、時間の目測が甘いために、遅刻してしまうのです。

「電車の時刻はわかっていたのに、駅まで歩いたら思ったより時間がかかってしまい、乗り遅れた」なんていうこともあるかもしれませんね。

相手に甘えている

友人など親しい間柄の人に甘えているので、時間にルーズになってしまいます。仕事だとプレッシャーがあるので時間を守ろうとするかもしれませんが、プライベートでは気がゆるんで「許してもらえる」と甘えてしまうのです。

仕事でもプライベートでも、時間は守るべきですね。しかし、時間にルーズな人は相手によって甘えがでてしまい遅刻することもあります。

自分の記憶を信じている

自分の記憶を信じて行動するのも、時間にルーズになる原因です。約束の日時や場所などは、カレンダーやスケジュール帳にメモせず、自分の記憶に留めておくのみなので、間違えて覚えていたり、他の用事で記憶があやふやになってしまうことがあります。

にもかかわらず、本人はしっかり覚えているつもりでいて、自分の記憶を信じて行動するため、時間を間違えて遅刻してしまうのです。

遅刻の常習犯になっているほど時間にルーズな人には、イライラしたり、対応に悩む人もいるのではないでしょうか。ここでは、時間にルーズな人への対処法を紹介します。

相手に期待しない

何度も遅刻をするようなルーズな人には、期待しない方がいいでしょう。待ち合わせのたびにイライラしていては、あなたが疲れてしまいます。

時間通りに来ることを期待しないで、「どうせ今回も遅れてくるだろう」と心に余裕をもつといいでしょう。自分の用事を済ませてから待ち合わせ場所に行ったり、近くで時間をつぶせる場所を見つけておくのもおすすめです。

言いたいことははっきり言う

時間にルーズな人には、時には言いたいことをはっきりと言うのも大切です。時間を守っているあなたがずっと我慢するのは、不公平に感じてしまいますよね。

何度も遅刻するなど、ルーズなことが続けば、期待しないようにしていてもイライラしてしまうでしょう。そんなときには「いつも遅刻するのはどうして？」「この前も〇〇分待っていたんだよ」とはっきり言ってしまうのです。

それで相手との関係が悪くなることもあります。しかし、時間にルーズな人は相手に甘えている部分があるので、はっきり言われることで自覚し改善することもあるでしょう。

事前に連絡を入れる

約束の日の前日や数時間前に連絡をするのも、ひとつの対処法です。方法は電話でもLINEやメールでもいいですが、時間にルーズな人にちゃんと伝わるようにしてください。LINEやメールをあまり読まない人なら、電話の方がいいでしょう。

とはいえ「遅刻しないで」という連絡では嫌みに取られるかもしれません。「〇時に〇〇で待っているね」「明日、〇時にランチ行くの楽しみにしてます」という感じで、さりげなく連絡してみましょう。

今後の関係を考える

時間にルーズな人は、なかなか改善しようとはしません。あなたが時間を潰すのが苦手だったり、時間にルーズなことを許せないようだったら、今後の関係を考えるのもいいでしょう。

特に異性の場合は、恋愛関係に発展するかどうかを考えるきっかけになります。もし恋人になっても、ルーズな人は時間をなかなか守りません。ルーズな面を許せるだけの長所があればいいですが、そうでなければ関係を続けるのが困難になるでしょう。

時間にルーズな人は、どのような心理で行動しているのでしょうか。時間を守る人には、なぜルーズになるのか理解できない部分もあるでしょう。時間にルーズな人の心理がわかれば、相手への対応方法が見えてくるかもしれません。

「時間にルーズ」を悪いことだと思っていない

時間にルーズな人は、それが悪いことだと思っていません。遅刻したらその場で謝ればいいと思っており、そもそも「時間に遅れることが悪い」という気持ちがないのです。

約束の時間に相手が遅刻してくれば、待っている方はイライラしてしまうでしょう。しかし、時間にルーズな人は悪いことをしたと思っていないので、「ちょっと遅れたくらいでどうして怒っているの？」という態度をとり、余計に相手を苛立たせてしまいます。

改善する気がない

一度遅刻や失敗をしてしまったら、反省して二度と同じことを繰り返さないようにする人が多いのではないでしょうか。

時間にルーズな人は、その場で謝罪することはあっても、「次に遅刻しないためにはどうしたらいいか？」ということを考えません。時間にルーズな自分を改善する気がないと言えるでしょう。そのため、ミスが次に生かされることもないのです。

許してもらえると思っている

遅刻したり期限に間に合わなかったりしても、謝れば許してもらえると思っているのも、時間にルーズな人の心理の１つ。時間を守らなくても許してもらえると思っているので、時間にルーズになってしまうのですね。

「時間にルーズなことで周囲からどのような評価をされるのか」「1回の遅刻で相手からどれくらい信用を失うのか」ということを、深く考えていない証拠です。自分にも他人にも甘い傾向があるといえるでしょう。

重要だと思っていない

時間を守ることを重要だと思っていないのというのも、時間にルーズな人ならではの心理です。「社会人であれば時間を守ることは当然だ」とか「人と約束をしていたら待ち合わせの時間を守らなければならない」という風には思っていないのでしょう。

そのため、時間にルーズなことで周囲の信頼を失ってしまうという考えはありません。時間を守ることが重要だと思えないため、時間にルーズなところを改善しようとも思わず、繰り返してしまうのです。

罪悪感をもたない

時間にルーズな人は、時間を守らないことに罪悪感をもちません。遅刻しても謝ればすむと思っているので、相手に対して悪いことをしたという自覚がないのです。

罪悪感があれば、次は遅れないようにしようと失敗を生かすでしょう。しかし、罪悪感がないので次に生かされることがなく、同じように遅刻してしまうのです。

もしものことを想定していない

もしものことを想定していないのも、時間にルーズな人の心理です。電車やバスが遅れるのは、日常生活のなかでよくあること。急な遅延に備えて、早めに行動する人も多いでしょう。しかしルーズな人は遅延を想定せずに、ギリギリの時間で行動してしまうのです。

ルーズな性格を直したくて悩んでいる人もいるでしょう。ここまでは、時間にルーズな人の特徴や心理、対処法を紹介してきました。ここでは、時間にルーズな人がどうやって克服すればいいかを紹介します。

前日に準備を整えておく

前日に準備を整えておくことで、時間に余裕を持って行動できるでしょう。翌日の着替えや荷物などを、前日のうちに準備を整ておくのです。

そうすれば、当日の朝、準備に時間をかけずにすみます。着ていく服を迷って時間がかかる人には効果的でしょう。

早めの行動を心がける

時間を守るためには、早めの行動を心がけるようにしましょう。待ち合わせ時刻が14時だとしたら、14時に到着するのではなく15分前に到着するように行動するのです。

電車やバスが遅延することもありますし、車で向かうなら道路工事や渋滞という想定外のこともありますね。想定外のハプニングを考えて早めに出かけるようにすれば、遅刻せずにすむでしょう。

スマホのアラーム機能を使う

時間を気にしながら行動できない人は、スマホのアラーム機能を使うという方法があります。朝起きる時刻にアラームをかけるだけでなく、出かける予定の10分前や出かける時間にもアラームを設定しておくのです。

アラームを止めるときにはスマホの画面を確認しますよね。アラームを設定するときに待ち合わせ場所や持ち物などを入力しておくと、大事な情報が表示されるので、ルーズなところを克服するのに役立つでしょう。

規則正しい生活をする

規則正しい生活をすることは、ルーズなところを克服する助けになるでしょう。ついつい夜更かしをしてしまって寝坊する人は、まず早寝早起きから始めてみてください。

早寝早起きの習慣ができれば、約束の日に寝坊することもなくなります。また、生活のリズムができて時間を大切に使うことができるでしょう。