胸を小さくする方法って？大きくなる原因やおすすめ運動方法も紹介

胸が小さいことで悩んでいる女性には、「胸が大きくて嫌」という悩みはとても贅沢に聞こえるでしょう。しかし、胸が大きい女性には、胸が小さい女性にはなかなか理解できない様々な悩みがあるのです。

胸が大きいことに悩んでいて、胸を小さくしたいと思っている女性も少なくありません。胸が大きいだけでひとつのステータスにもなりますし、おっぱいが好きな男性からモテることも多いはずなのですが、一体どういった悩みを抱えているのでしょうか。

そこでこの記事では、胸を小さくしたい女性の心理や、胸を小さくする方法などについてご紹介します。

胸の大きさには個人差がありますが、そもそも胸は何でできているのか、胸が大きくなる理由は何なのか、ご存知でしょうか？ここでは、胸の正体や大きくなるメカニズムを詳しくチェックしていきましょう。

胸は脂肪でできている？

みなさんは、胸は一体何でできているのかご存じでしょうか？実は、胸の約90%は脂肪組織、残りの10%は乳腺組織で構成されていて、胸のほとんどは脂肪でできているのです。

つまり、胸の大きさは脂肪の量で大きく変化することになります。そのため、胸を小さくしたいのであれば、ダイエットと同じように、胸に付いている脂肪を落とせば良いのです。

胸が大きくなる原因は女性ホルモン

「女性ホルモンはバストアップに欠かせない」と、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？これは本当のことで、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」がバストアップに大きく関わっているのです。

胸は約90%が脂肪、残りの約10%が乳腺でできているのですが、乳腺の数が増えると、乳腺を守ろうとして脂肪の量も増えていくため、結果的に胸が大きくなるのです。

エストロゲンは乳腺の発達に大きく関わっているので、エストロゲンの分泌が活発だと、胸が大きくなってしまうと考えられるわけです。

妊娠すると胸が大きくなりやすい

妊娠したのがきっかけで、以前よりも胸が大きくなる女性は大勢います。これは、女性ホルモンのバランスが大きく変わるのが最大の理由で、妊娠によって女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が増加するからです。

エストロゲンは乳腺の数を増やし、それに伴って脂肪の量を増やす働きがあります。また、プロゲステロンは、乳腺の先にある乳腺葉という部分を発達させ、それに伴って脂肪の量を増やし、胸を大きくするのです。そのため、妊娠をきっかけにして胸が大きくなる女性が多いのです。

遺伝で大きくなる人も

母親の胸が大きい場合、遺伝によって胸が大きくなる人も少なからずいます。ただし、遺伝は30%程度しか影響しないと言われています。

遺伝よりも大きな影響を与えるのが生活習慣です。先述の通り、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌量が多いと結果的に胸が大きくなるわけですが、ホルモンバランスは、不規則でストレスの多い生活を送っているとすぐに乱れてしまうのです。

とはいえ、胸を小さくしたいからといって、不規則な生活を送ってホルモンバランスを崩そうとするのは愚の骨頂。体を壊しては元も子もありませんよね。のちほど健康的に胸を小さくする方法をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

出典：
東京美容外科『バストアップと乳腺の関係』
https://www.tkc110.jp/bust/3052.html

SOMPOひまわり生命保険『妊娠で胸が大きくなる理由はなぜ？どのくらい大きくなるの？』
https://wwwsp.himawari-life.co.jp/linkxpink/care/1143/

東京美容外科『バストの大きさは遺伝？遺伝以外の理由は？』
https://www.tkc110.jp/bust/2929.html

胸が小さい女性からしてみれば、「胸が大きくて嫌」という悩みはなかなか理解できないものですよね。胸が大きい女性は、一体なぜ胸を小さくしたいと思うのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

可愛い下着がない

「自分の胸のサイズにぴったりな可愛い下着がなかなか見つからなくて苦労します」（32歳/女性/百貨店勤務）

可愛い下着の種類は昔と比べるとかなり増えましたが、それでも平均的サイズの胸や小さい胸の女性の下着と比べると、種類が少ないのが現状です。やはり女性なら彼氏の前で下着姿になった時のことも考えて、可愛らしい下着を身に着けたいと思いますよね。

そのため、可愛い下着を見つけても、自分の胸にあうサイズのものがなかなか見つからないという理由で、胸を小さくしたいと思う女性は意外と多いです。

しかも、ブラジャーのサイズが大きいほど、価格も高くなってしまうため、胸が小さい女性と比べると金銭的な負担も大きくなってしまいます。

運動しにくい

「胸が大きいと激しい運動をした時に胸が大きく揺れるので、ものすごく邪魔です」（27歳/女性/カフェ店員）

胸は意外と重いもので、Eカップだと梨2個分、Fカップだと小さめのメロン2個分、Gカップだとパイナップル1個分の重さであると言われています。つまり、胸が大きいと、これだけの重さのものを常にぶら下げていることになるわけです。

ですから、胸が小さい女性と比べれば、体を動かした時に相当の負担がかかるのは容易に想像できますね。ランニングをするにしても、大きい胸が上下左右に激しく揺れるので動きにくいですし、ストレッチをする時も大きい胸が圧迫されてとても辛いものです。

着る洋服が限られる

「胸が大きいせいで着る洋服が限られてしまい、ファッションが楽しめないのが残念」（21歳/女性/大学生）

着る洋服が限られてしまい、ファッションを楽しめなくなるという理由で、胸を小さくしたいと思っている女性も少なくありません。

せっかく気に入った洋服を見つけても、ぴったり合うサイズのものがなかったり、洋服が伸びて思ったようなシルエットにならなかったりと、大きい胸のせいで洋服選びで苦労することが多いようです。

胸が小さい女性なら、胸のサイズを考えずに洋服選びができるので選択肢が多くなり、色々なファッションを楽しむことができるでしょう。ですから、胸が大きい女性が、洋服選びで悩むことがほとんどない胸の小さい女性を羨ましく感じるのも仕方のないことかもしれません。

男性の視線が気になる

「私の勘違いかもしれませんが、男性の視線が胸に集まっているのを頻繁に感じます」（30歳/女性/美容師）
「胸が大きいからか、満員電車に乗るとよく痴漢に遭うので本当に困っています」（28歳/女性/不動産会社勤務）

男性は、小さい胸よりも大きい胸に魅力を感じる人がほとんどでしょう。ですから、胸の大きい女性がいれば、胸に視線が行ってしまうのかもしれません。

しかし、別にセクシーな洋服を着ているわけでもないのに、男性から胸をジロジロ見られたら、女性なら誰ても不快に感じてしまいますよね。また、胸が大きいのが原因で、変な男性に声をかけられたり、ストーキングされたり、痴漢の被害にあう女性も少なくありません。

肩こり、首こりがひどい

「胸が重いからか、慢性的な肩こりに悩まされています。頭痛も出やすいので、仕事に集中できなくて困りますね」（34歳/女性/IT関係）

先ほどもご紹介しましたが、胸は想像以上に重いもの。そのため、胸が大きくなればなるほど、姿勢が前のめりになりやすいので、肩や首などの筋肉にも大きな負担をかけてしまいます。

その結果、日常的にひどい肩こりや首こりの症状に悩まされている女性も少なくありません。慢性的に肩や首がこってしまうと、頭痛が起きやすくなり、仕事や日常生活に支障をきたす恐れがあります。

引き続き、胸を小さくしたい理由をご紹介していきます。

汗で下乳がムレやすい

「夏になると下乳に大量に汗をかいて汗疹ができてしまうので、困っています」（24歳/女性/飲食店勤務）

胸が大きいと、乳房の下の部分の通気性が非常に悪くなるため、特に夏の時期は大量に汗をかいてしまいます。すると、下乳の部分がムレてしまい、場合によっては汗疹などの湿疹ができてしまい、激しいかゆみに襲われることも。

そのため、それを防ぐために、下乳の部分にタオルなどを挟んで過ごす女性も多いみたいですよ。ですが、タオルを挟みながら過ごすのも違和感がありますから、そんなことをするくらいなら、胸を小さくして快適に過ごしたくなるのも理解できますね。

太って見える

「胸が大きいせいで、私と体重があまり変わらない友達と比べても、私の方が太って見えます」（30歳/女性/家電量販店勤務）

大きい胸が目立ちすぎてしまうせいで、胸が小さい女性と比べると太って見えやすいのも、胸を小さくしたい理由のひとつとして挙げられます。特に、腕や足が見えない場合は、その分胸に視線が行ってしまいやすいので、なおさら太っているように見られやすいのです。

そのため、温泉などで下着姿や裸になった時、「意外と細かったんだね」と周囲の人からビックリされることもしばしば…。女性なら、ほとんどの人は「細くなりたい！」という願望を持っているので、「胸が大きくて太って見えるのは嫌！」と感じてしまうのは仕方のないことかもしれませんね。

胸が垂れやすい

「年を取ったら大きな胸が垂れそうで心配です」（32歳/女性/専業主婦）

若いころなら、大きい胸でもハリがあって美しい形を保つことができるでしょう。しかし、加齢と共に女性ホルモンの分泌量が減少して乳腺が萎縮し、「クーパー靭帯」へのダメージが蓄積していくことで、胸が重力に逆らえなくなっていきます。

大きい胸が垂れると目立ちやすいため、裸になって胸があらわになった時に、体が老けているような印象を与えてしまいます。

足元が見えにくい

「大きい胸が邪魔で足元が見えにくいからか、段差とかでつまずいてしまうことが多いです」（33歳/女性/製造業）

大きい胸のせいで足元が見えにくくなってしまうのも、胸が大きいデメリットのひとつです。足元が見えにくくなると、足を踏み外しやすくなり、転倒してケガをしてしまう恐れがあります。

もし、足を踏み外した場所が階段だった場合、下に転げ落ちてしまうので非常に危険ですよね。しかも、この時に妊娠中だったらと思うと恐ろしくてたまりません。

軽い女に見られる

「同世代の人と比べると恋愛経験は少ない方なんですが、胸が大きいだけでなぜか軽い女に見られるので困ります」（26歳/女性/保険会社勤務）

「知り合って間もない男性から、ボディタッチをされたり自宅に誘われたりすることがよくあります」（32歳/女性/商社勤務）

胸が大きいというだけで、「簡単にエッチな誘いに乗ってくるだろう」と軽い女に見られることで悩んでいる女性も少なくありません。知らない男性によくナンパされる、知り合って間もないのに自宅に誘われる、などの経験をしている女性も多いようです。

胸が大きいとセクシーな雰囲気がありますし、男性に積極的にアプローチしているわけでもないのに、胸を武器にして数々の男性を落としてきたのでは？と思われてしまうのでしょう。ですが、それだけで軽い女だと思われるのは、本人にとっては非常に迷惑ですよね。

出典：SOMPOひまわり生命保険『胸が垂れるのはどうして？垂れてしまった胸を戻すことってできるの？』
https://wwwsp.himawari-life.co.jp/linkxpink/trouble/1082/

「胸を小さくしたい！」と思っても、具体的にどうすれば良いのか分からないと悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。ここから胸を小さくする方法をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

有酸素運動

胸の約90%は脂肪でできています。そのため、胸を小さくしたいなら、脂肪燃焼の効果が期待できる有酸素運動をするのがおすすめです。

ただし、普段運動していない人が、いきなり激しい運動をすると体への負担が大きいので、その場合はウォーキングやスロージョギングなどの軽めの運動から始めるようにしましょう。

なお、「有酸素運動で脂肪の燃焼が活発になるのは20分を過ぎてから」という説を聞いたことがある人も多いと思いますが、最近の研究によると、20分より短い時間の運動を繰り返す方法でも、減量効果は変わらないのだそう。有酸素運動をする際は、無理のないペースで行うことをおすすめします。

筋トレ

筋トレと有酸素運動を併用して行うことで、基礎代謝をアップさせて脂肪が燃焼しやすい体を作ることができます。なお、筋トレの中でも特に胸を小さくする効果に期待できるのは、「スクワット」と「腕立て伏せ」の2つです。

下半身に大きな筋肉が集中しているので、スクワットをすることで効率的に脂肪を燃焼できるようになります。また、腕立て伏せは、肩や二の腕が鍛えられ、上半身がスリムに見えるので、胸を小さく見せる効果に期待できますよ。

ただし、腕立て伏せをやりすぎると、胸筋を鍛えすぎて逆にバストアップしてしまう可能性もあるので注意して下さいね。

胸を上下に揺らす

胸を上下に揺らすことでも、脂肪燃焼の効果が期待できるので、胸を小さくすることができるでしょう。やり方としては、まず片方の胸を両手で持って、上下左右に軽く揺らし、もう片方の胸も同じように揺らすだけでOK。ただし、この時に胸を激しく揺らしてしまうと、胸にある「クーパー靭帯」を傷つけてしまう恐れがあります。

クーパー靭帯とは、コラーゲンを主成分とした組織で、乳腺組織や脂肪組織が流れないようにし、綺麗な胸の形を保つ働きがあります。ここが傷ついてしまうと、重力に負けて胸が垂れてしまう原因になりますし、一度傷ついたクーパー靭帯は二度と復活しないので注意して下さい。

マッサージ

簡単に胸を小さくしたいなら、胸を大きくするマッサージとは逆の動きでマッサージする方法も効果的です。

胸を大きくしたい時には、背中や脇の下のある脂肪を胸に持っていくようにマッサージを行いますよね。それとは逆で、胸を小さくしたい時には、胸にある脂肪を背中や脇の下に持って行くようにマッサージを行えばいいのです。「気持ち良いな」と思える適度な力で、脂肪を押さえながら手を動かすのが効果的ですよ。

筋トレや有酸素運動だと面倒くさくなって三日坊主で終わってしまう女性も多いでしょう。しかし、マッサージならテレビを見ながらできるので、面倒くさがり屋の女性でも続けやすいのではないでしょうか？

脂肪燃焼クリームを塗る

痩身目的で脂肪燃焼クリームを使っている女性も多いと思いますが、胸を小さくしたい時にも大いに役立ちますよ。脂肪燃焼クリームは、その名の通り、脂肪の燃焼が期待できるクリームのこと。

これを脂肪が気になる部分に塗ってマッサージすることで、硬くなった脂肪を溶かして落としやすくする効果があると言われています。約90%が脂肪でできている胸なら、他の部位と比べてさらに脂肪燃焼効果が発揮されることでしょう。

なお、脂肪燃焼クリームを選ぶ時には、やや硬めのテクスチャーのもので、脂肪燃焼効果や脂肪分解効果がある成分や、温感効果のある成分が含まれているものを選ぶのがおすすめです。また、3ヶ月以上使い続けないと効果がなかなか実感できないので、無理のない範囲で買い続けられる価格帯のものを選ぶようにしましょう。

出典：
グリコ『心拍数を意識した有酸素運動で、効率よく脂肪燃焼』
https://cp.glico.jp/powerpro/sports/entry114/

Medi Palette（ロッテ）『ダイエットに効果的な運動は？有酸素運動と筋トレについて徹底解説』
https://www.lotte.co.jp/medipalette/2756/

東京美容外科『美肌効果だけでなくバストのケアに最適なコラーゲン、その効果とは？』
https://www.tkc110.jp/bust/3073.html

引き続き、胸を小さくする方法をご紹介していきます。

大豆製品を控える

大豆製品には、「大豆イソフラボン」というバストアップに効果のある成分が豊富に含まれています。この栄養素は、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」と似た化学構造や働きを持っており、加齢と共にエストロゲンが減少すると、それを大豆イソフラボンが補ってくれるのです。

そのため、髪や肌のツヤ、ハリを保つ、自律神経を安定させる、丸みのある女性らしい体を作るなど、女性にとって嬉しいメリットをもたらしてくれると言われています。

しかし、胸を小さくしたい女性が大豆イソフラボンを積極的に摂取してしまうと、胸が小さくするのを邪魔してしまう可能性があります。ですから、豆腐や納豆、みそ、豆乳などの大豆製品を頻繁に食べている女性は、食べる回数や量を少し減らしたほうがいいかもしれません。

アブラナ科の野菜を積極的に摂る

胸を小さくするためには、ブロッコリーやカリフラワー、小松菜などのアブラナ科の野菜を摂るのが効果的です。これらの野菜には、「インドール」という栄養素が豊富に含まれています。

この栄養素には、胸を大きくする働きがある女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌を抑える働きがあると言われています。そのため、大豆製品を控えるようにして、その代わりにアブラナ科の野菜を積極的に摂ることで、胸を小さくする効果が期待できるでしょう。

しかも、アブラナ科の野菜を多く摂取すると、心疾患や脳血管疾患の死亡リスクが低下するとも言われています。体を健やかに保つ栄養素がたっぷり含まれているので、意識して食事に取り入れましょう。

コーヒーを1日3杯飲む

胸を小さくする方法として、コーヒーを1日3杯飲むという方法もあります。というのも、1日3杯以上のコーヒーを飲む女性は、他の女性と比べると胸が小さいという研究結果が出ているからです。

なぜなら、コーヒーに含まれるカフェインには、交感神経を優位に傾けて、自律神経のバランスを崩す作用があるからです。そうなることで、「エストロゲン」がうまく分泌されなくなるため、結果的に胸が小さくなるのではないかと考えられています。

ただし、具体的な理由はまだはっきりと解明されていませんし、全ての女性に当てはまるわけではありません。ですが、もしこの研究結果が本当であれば、胸を小さくする方法としてはとても簡単ですし、特にコーヒー好きには嬉しい方法だと言えるでしょう。

美容整形手術を受ける

これは最終的な手段とはなりますが、美容外科で手術を受けて胸を小さくする方法もあります。

美容整形では保険が適用されないので費用はかなり掛かってしまいますが、余計な時間や手間をかけずに、プロの手で確実に胸を小さくすることが可能です。

なお、手術とは言っても胸の形が崩れる心配もありませんし、将来授乳することもできるので安心して下さい。

出典：
厚生労働省『大豆及び大豆イソフラボンに関するQ＆A』
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html#q04

MELOS『なぜブロッコリーは筋トレ民に人気？栄養素、効果的な食べ方、1日の摂取量を管理栄養士に聞いてみた (1/3)』
https://melos.media/wellness/42938/

保健指導リソースガイド『アブラナ科野菜は「台所のドクター」　心疾患、脳卒中、がんのリスクを低下』
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2018/007465.php

出典：東京美容外科『コーヒーとバストの関係。バストが小さくなるのは本当？』
https://www.tkc110.jp/bust/3053.html

清和会『バスト・乳房縮小』
https://www.coral-beauty.jp/operations/bust_other/shukushou

胸を小さくするためには、有酸素運動や筋トレなどの方法が効果的だと説明しました。では、その中でも特に胸を小さくする効果が期待できる、おすすめの運動方法をご紹介していきます。

ランニング

ランニングは、特別な道具を必要とすることもなく、すぐに始めやすいダイエット方法のひとつですよね。胸はほとんど脂肪でできているので、小さくするためにランニングのような有酸素運動を取り入れるのもおすすめです。

先程もお伝えしましたが、ランニングなどの有酸素運動は、１度に20分以上続けなくてもこまめに何度も行えば、脂肪燃焼の効果が期待できます。運動に慣れていない状態で始めて怪我をしてはいけないので、無理のないペースで継続できるよう工夫してみましょう。

また、ランニングは食前よりも食後にやるのがおすすめ。食前に走る場合と食後に走る場合、どちらにもメリットとデメリットがあるのですが、食前にやってしまうと、血糖値が極端に下がってしまい、食事をすると急激に血糖値が上がってしまうことに。

すると、急激に上がった血糖値を下げようと、インスリンというホルモンが多量に分泌されます。これには、血中の糖分を脂肪に変えて蓄える働きがあるため、食前と食後の血糖値の振り幅が大きければ大きいほど、胸を小さくする効果が減ってしまうでしょう。

ウォーキング

体力がなくてランニングができない人は、ウォーキングも胸を小さくする方法として効果的なので、ぜひ実践してみて下さい。ランニングと比べてウォーキングは体への負担が軽く、体力に自信がない人でも取り組みやすいと言えるでしょう。

とはいえ、ダラダラ歩いているだけだと効果を実感しにくいので、背筋をピンと伸ばして胸を張って歩く、普段よりも早足で歩く、手をグーにして肘を90度に曲げて腕を振るように歩くことを心掛けて下さい。

水泳

水泳は、水の抵抗を受けながら運動をするため、全身の筋肉を効率的に鍛えることができます。また、胸にかかる負担も抑えることができるので、綺麗な胸の形を保ってくれる「クーパー靭帯」を傷つけずに胸を小さくすることができるでしょう。

しかも、水の中で行う運動ですから、日差しの強い夏の時期でも取り組みやすいのが嬉しいポイントですね。ただし、汗をかいているのを実感できない分、知らない間に体力を消費してしまいやすいので、適度に休憩を挟み、こまめな水分補給を心掛けるようにして下さい。

縄跳び

縄跳びも胸を小さくするのに効果的な方法のひとつです。一定のリズムでジャンプを繰り返すことで、胸が上下に揺れますよね。すると、硬くなっていた胸の脂肪が分解されて脂肪が落ちやすくなり、その結果胸が小さくなると考えられるのです。

なお、縄跳びもランニングと同様にダイエット効果があるため、毎日続けることによって、胸だけではなく体重も落とすことができるでしょう。

踏み台昇降運動

踏み台昇降運動は、わざわざ踏み台を購入しなくても、階段やイスなどを使って、自宅でも気軽に行うことができます。体重を支えられるほどの安定感さえキープできれば、雑誌や段ボールを重ねて踏み台を作ってもOKです。ただし、足を上げた時に膝の高さが股関節を超えないように、踏み台の高さを調整する必要があります。

やり方はとてもシンプルで、まずは右足でのぼったら左足ものぼり、右足でおりてから左足でおりて下さい。そして今度は、左足からのぼって右足ものぼり、左足でおりてから右足でおりるようにしましょう。

このように、足を交互に替えてのぼり始めることで、両足に同じように負荷をかけることができ、バランス良く筋力をつけることができます。

スクワット

筋トレのひとつであるスクワットですが、腹筋や腕立て伏せと比べると、カロリー消費量が多く、効率的に筋肉量を増やすことが可能です。なぜなら、下半身には大きな筋肉が集まっていて、全身の筋肉量の約6～7割を占めているからです。

筋肉量を増やすことで基礎代謝がアップし、有酸素運動と併用して行うことで、脂肪燃焼効果もアップすることができますよ。

なお、スクワットを行う際には、足の筋肉に負荷がかかるようにゆっくりと腰を下ろすのがポイントです。回数を稼ごうとして早い動きでスクワットを行ってしまう人がいますが、それでは足の筋肉に十分な負荷がかからないため、効果が半減してしまいます。

出典：
TENTIAL『ランニングダイエットに効率的なのは食前？食後？どんな食事がいいの？』
https://tential.jp/journals/sports/running/040

e-ヘルスネット（厚生労働省）『インスリン』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-011.html

MELOS『「スクワット」、なぜダイエットに効果的？ヒントは“筋肉量”』
https://melos.media/training/79628/

胸を小さくしたい時に避けたいNG行動がいくつかあります。NG行動をとってしまうと、胸を小さくするための努力が無駄になってしまったり、健康が損なわれてしまう恐れがあります。では、胸を小さくしたい人が避けるべき行動をご紹介していきます。

短期間のダイエット

胸は約90%が脂肪でできているため、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動によるダイエットを行うのが特におすすめです。しかし、早く胸を小さくしたいからといって、短期間で無理なダイエットをしてしまうと、健康を損なう恐れがあります。

しかも、脂肪は筋肉の多い部位から燃焼していくため、大半が脂肪で占められている胸の場合、短期間ではなかなか燃焼させることができません。つまり、胸を小さくするためには長い目で見て無理のないペースでダイエットを行う必要があるのです。

激しすぎる運動

早く胸を小さくしたいからと言って、激しい運動を続けるのは控えて下さい。ランニングや縄跳びなどの有酸素運動は、胸を小さくする上で効果的な方法ではありますが、胸が上下左右に激しく揺れてしまいやすいです。

そうなると、綺麗な胸の形を保ってくれる「クーパー靭帯」を傷つけてしまう恐れがあります。なお、「クーパー靭帯」が傷ついてしまうと、大きな胸が垂れる原因になりますし、一度傷ついてしまうと二度と復元することができません。

そのため、運動する時は必ずスポーツブラを付け、胸の揺れに注意しながら、程よい強度の運動を心掛けるのがポイントです。

小さめのブラジャーをつける

「胸を小さくしたい！」という気持ちから小さめのブラジャーを付けてしまう女性もいますが、これもNG行動のひとつです。

小さなブラジャーを付けることで、血行不良を引き起こして栄養が届きにくくなるため、胸が小さくなるとは言われています。しかし、自分のサイズに合ったブラジャーをきちんと付けないと、胸の形が崩れてしまったり、姿勢が悪くなって肩こりに悩まされるようになったりと、日常生活にも支障をきたす恐れがあります。

胸筋を鍛えすぎる

有酸素運動や筋トレなどの方法で脂肪を燃焼させるのは、胸を小さくする上で効果的だと説明しました。ですが、腕立て伏せなどの胸筋を鍛えるトレーニングはやりすぎないように注意しましょう。胸筋を鍛えすぎてしまうと、胸を支える筋肉が大きくなってしまうため、その分存在感のある胸になってしまい、余計に悪目立ちしてしまいます。

バストアップに効果がある食材を摂る

胸を大きくする効果があるとされる「大豆イソフラボン」と「ボロン」が豊富に含まれる食材を過剰に摂っていると、効果が半減してしまいます。

先述の通り、「大豆イソフラボン」は、バストアップに必要な女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」と似たような働きをする栄養素のこと。ほとんどの大豆製品に豊富に含まれているため、胸を小さくしたい女性は摂取量を控えめにしたほうが無難です。

「ボロン」は、バストアップに必要な女性ホルモンのひとつである、「エストロゲン」の血中濃度を高めてくれる効果がある栄養素のこと。なお、ボロンが豊富に含まれている食材としては、ぶどう、りんご、桃、梨、キャベツ、ナッツ類、海藻類などが挙げられます。

胸を小さくする方法を無理のないペースで実践しよう

胸が大きいというだけで、「下着や洋服選びに困る」「男性から胸をジロジロ見られる」「肩こりがひどい」などの様々な悩みを抱えてしまうもの。もし、大きい胸を少しでも小さくしたいと考えているなら、有酸素運動や筋トレなどの胸を小さくする方法をぜひ実践してみて下さい。

もし、毎日忙しくて時間が取れないようなら、脂肪燃焼クリームを使ってマッサージしてみたり、お金に余裕があるなら美容整形手術を受けるのもひとつの手かもしれません。

ただし、早く胸を小さくしたいからと言って、短期間で無理なダイエットをしたり、激しすぎる運動をして体調を崩してしまったら本末転倒です。そのため、長い目で見て無理のないペースで続けていくことが大切ですよ。

出典：トリンプ『美しいバストを育てる食材』
https://triumph-cpn.com/triumph/food&body/