付き合ってないけど一緒に帰る人の心理《続き》
相手を心配している
「夜道を歩かせるのは心配なので。何かあってからじゃ遅いですからね」(32歳/男性/物流関係)
男性の場合、夜遅くに女性が帰宅するのを心配することがあります。特に人気の少ない道を帰る女性のことを放っておけません。
こういう心理で誘ってくれる場合、脈ありとは言い切れません。ただし、心配してくれている以上、嫌われていないのは間違いないといえるでしょう。
このタイプの難しいところは、下心との区別がつきづらいところです。女性から見ると区別がつきませんよね。夜遅くに一緒に帰ろうと誘われる時点で警戒してしまうでしょう。相手の人柄を踏まえて心理を判断しなければなりません。
一人で帰るのが不安
「一人で夜道を歩くのって怖いじゃないですか。前にちょっと怖い思いをしたこともあるので、できるだけ誰かと帰るようにしています」(25歳/女性/福祉関係)
これは女性が男性に一緒に帰ろうと誘う場合にあるパターンです。女性の身では、やはり夜遅い時間帯に一人で帰るのが不安な場合もあります。女性はそういう心理で一緒に帰ろうと誘ってくる場合もあることを、男性は知っておきましょう。
この心理の場合、脈はほぼナシです。もちろん、それはただの口実であり、本当はあなたと一緒に帰ることが目的という可能性もなくはないですが、あまり期待しないほうがよいでしょう。
何か相談したいことがある
「先輩に仕事について聞きたいことがあったので、帰り道はチャンスだと思いました」(21歳/女性/電気関係)
仕事のことやプライベートのことで、何か相談したいことがあって一緒に帰る人もいます。こういう人は、帰り道でその相談事を持ちかけてくるはずなので分かりやすいでしょう。
あるいは、相談というよりただ愚痴を言いたいだけのこともあります。特に、女性に誘われたときに愚痴を聞かされたら、単純にそれを聞いてほしかっただけかもしれません。とはいえ、愚痴ってくれるということはある程度信頼されている証拠でもあるので、脈なしと断定するのは早いでしょう。
デートに誘うチャンスをうかがっている
「職場だとデートの誘いはできないですからね。帰り道なら知り合いにも見られないので」(29歳/男性/IT関係)
相手に好意を抱いている場合、何とかしてデートにつなげたいところですよね。そのため、単に一緒に居たいとか相手を知りたいといった心理だけではなく、デートに誘いたいから一緒に帰るというパターンもあります。
たとえば、帰り道に「ちょっとお茶飲んで帰らない?」などと言われたら、それが目的だった可能性も。こういう風に具体的に誘われたら脈ありの可能性は高いといえるでしょう。ただし、先ほど紹介したように下心が理由の誘いもあり得るので要注意です。