ピーナッツ親子は女性版のマザコン！？共依存する親子の特徴を解説！ (7/8)

ピーナッツ親子を卒業するための方法

あまりに母と娘の距離が近く依存しあう関係でいると、娘の自立が妨げられてしまいます。そして、結婚生活にも悪影響を及ぼしてしまうこともわかってきました。

では、そんなピーナッツ親子の状態から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。まずは、その状況を当たり前と思うのをやめて、辛いという気持ちに気付くことが大切です。

ピーナッツ親子を卒業したいと思えたら、その時点で既に一歩踏み出せていますよ。具体的にどうすればいいのか見ていきましょう。

友達との時間を増やす

普段実家にいて母と過ごす時間が多いなら、外に出てみましょう。友達と遊んだり食事をしたりする時間を作るのがおすすめです。その時に友達が母親とどんな関係でいるか聞いてみてもいいですね。

自分たちの親子関係を客観的に考えるきっかけにもなりますし、友達といることで外の世界の心地良さを感じられることはピーナッツ親子からの卒業をスムーズにするのに効果的です。

プライベートな空間を確保する

過干渉な母親は、娘のプライバシーを侵害することを悪とも思いません。そのため、娘は母には何でもさらけ出し秘密すらないのが当たり前になっているのではないでしょうか。

ピーナッツ親子を卒業したいなら、まずはプライベートな空間を意識して作ることをおすすめします。部屋に勝手に入られるなら鍵をつけるのも一つの方法です。

また、家の中だけでなく交友関係や趣味など、母の知らない世界を外に作るという意味でのプライベート空間も意識してみましょう。

母親よりも夫を優先することを心がける

結婚している場合、またこれから結婚する予定がある場合は、母より夫を優先することを心がけて下さい。結婚したからには、母親とは別の世界を持ったと自覚しその中にいる人を大切にしなければなりません。

もし、夫が自分よりも姑を優先する人だったらどうでしょうか。結婚したら夫婦がお互いを尊重し合える関係でいなければうまくはいかないのです。ピーナッツ親子の娘は無意識に母親を優先してしまいますので、まずは意識することが大切です。

物理的に距離を取る

一緒に暮らしている場合は家を出ましょう。それが難しいなら、家にいる時間を極力短くして母親との接触を減らすことが効果的です。結婚後は同居や近居は避け、スープが冷めるどころかカラッカラになる距離に自分の家庭を持ちましょう。

ピーナッツ親子のままだと指示待ちでいられてラクなため、物理的に距離を取らなければなかなか抜け出せません。簡単には母親に頼れない状況にすれば、嫌でも自分でどうにかすることに慣れていきます。