後ろで手を組む人の基本的な心理とは
リラックスしている
リラックスした心理状態のとき、人は手を後ろに回すことがあります。これは男女に共通した心理で、一緒にいる人に警戒する必要がなく、緊張していないときに表れる仕草です。
子供や女性の場合、安心できる相手と一緒にいると、腕を後ろに組み、体を動かしていることがあります。これはリラックスしていると同時に、楽しいという心理が表れているとされています。
また、家族や友人、恋人など、心から信頼している人に対して「あなたと争う気はないよ」と示したいという心理から、無意識のうちに後ろで手を組んでいる場合もあります。
自分を大きく見せたい
誰かに対して、自分をより大きく見せたいという心理が働くと、人は後ろで手を組む仕草をします。後ろで手を組むと、自然と体が後ろに引っ張られ、体の前部分が反り返るため、その分だけ体が大きくなったように見えるからです。
これは視覚的な錯覚を利用して、相手に自分を大きく見せ、実際よりも自分を価値ある者に見せたいという心理の表れ。また、威圧感を与えることにもつながりますので、自分を大きく見せたいという心理でもあります。
冷静な状態にある
後ろで手を組むと、肩が後ろへ流れて胸が開きますよね。自然と堂々とした感じに見えるものの、そこに自分を大きく見せたいという心理はなく、単純に冷静なだけという場合もあるのです。
人は不安に陥っているとき、手があちこちに動くことがあります。頭を掻きむしったり、オロオロと手を動かす仕草はおなじみですよね。つまり、冷静な心理状態にない時は、後ろに手を組むこと自体が無理なのです。
こうしたことから、後ろで手を組み平然としていられるのは、冷静な状態にあるからこそと言えます。
後ろで手を組むことで気持ちをコントロールしている
冷静な状態でないと、後ろで手を組むことはできないとご紹介しましたが、あえて後ろで手を組むことで、気持ちをコントロールしようとする心理もあります。
不安に襲われた時、手があちこちに動くことで、それを見た自分自身がまたパニックに陥るでしょう。となると、手を動かすこと自体がよくないことがわかりますね。
自分の気持ちをコントロールしたいという心理は、誰もが持つ基本的な心理。そのため、後ろで手を組む動作には、自分自身の気持ちを落ち着かせ、コントロールしようとする心理が働いています。
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