他人に期待しない生き方にはデメリットも
続いては、他人に期待しない生き方のデメリットについて紹介していきます。
人間関係が浅くなってしまう
他人に期待しない生き方は、人間関係を良くするというメリットがある反面、深い関係にはなりづらいというデメリットがあります。
仲の良い友人や恋人を作る時、お互いを知っていく過程で「〇〇ができなくて残念…」「〇〇がすごく良かったよね!」など、悲しみや喜びを共有する場面があるはずです。時には「こういう部分を直してほしい」のような話し合いも起こるでしょう。
一方で、他人に期待しない生き方では、誰かと言い争うことがなく、感情を共有する場面も少なくなります。その結果、心の奥底までさらけ出せるような関係を築きにくくなるんです。
寂しさを感じることもある
一人の時間を思う存分楽しめたり、むしろ誰かと時間を共にする方がストレスを感じたりするという人は、他人に期待しない生き方をしていても寂しさを感じにくいでしょう。しかし、ほとんどの人は「人との繋がりがなくなると寂しい」と感じるものです。
何十人もの友達と深い関係になる、とまではいかなくても、2~3人くらい深い関係の人がいれば十分。そう思っていたとしても、他人と心の距離が開きやすく、縮めにくいことが、他人に期待しない生き方のデメリットの一つです。
先程も挙げた通り、人間関係も浅くなりやすいため、人との適切な距離感を取るのが重要なポイントになってきます。
何でも自分でしないといけなくなる
期待しない生き方は、「全て自分でやらなくちゃ!誰かに任せてはいけない!」ということではありません。あくまで、期待をしないだけです。つまり、相手がもし失敗しても大丈夫なように、行動していく必要があります。
そのためには、結果的に何でも自分でしないといけなくなることも。失敗した時の行動やフォローの仕方、ものの伝え方まで考えないといけない場合も出てくるため、「あれ?任せる前より仕事量が増えてる?」と感じる可能性もあります。
また、何でも自分で行うということは、全ての行動が自己責任になることでもあるのです。逃げたくても逃げられない状況になりやすいですが、とはいえ、もともと責任感が強い人にはそれほど影響は大きくないかもしれません。
冷たい人間だと思われる可能性も
誰に対しても深入りしないような態度をとり、「あなたには期待していませんよ」という言動をしすぎると、冷たい人間だと思われる可能性があります。近寄りがたい印象が付き、気づけば周りに人がいなくなっていた、というのもあり得ない話ではありません。
しかし、他人に期待しない生き方をする人は、自分の思い通りの行動をしてもらおうとせず、相手の考えや行動をしっかり尊重できる人でもあります。決して冷たい人間ではないんです。
もし、これから他人に期待しない生き方をしていきたい、または現在そんな生き方をしている人は、「相手に期待していない様子を過剰に出しすぎない」ことをおすすめします。
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