傲慢な人になる原因とは?
なぜそこまで傲慢な人になってしまったのか。傲慢になってしまう原因をいくつか紹介していきます。
自分に強いコンプレックスがある
実は強いコンプレックスが原因で傲慢な人になってしまうこともあるってご存知ですか?コンプレックスとは無縁そうな傲慢な人ですが、実は強いコンプレックスを隠すため、あえて傲慢に振る舞っている人も少なくはないのです。
こういうタイプの人はもともと周りと自分を比較する癖があります。そのため自分の中にコンプレックスがあると、「自分は周りよりも劣っている」と思い込んでしまうのです。
しかしプライドが高いため素直に「自分は周りよりも劣っている」という思い込みを受け止めることができません。他人に負けたくない、弱みを見せたくない、そんな思いが傲慢な振る舞いを演出するようになり、偉ぶった態度で周りを牽制してしまうのでしょう。
「強く見られたい」という気持ちが強い
「強く見られたい」という気持ちが人一倍強いことから、傲慢な人になってしまう場合もあります。誰よりも強くありたい、かっこいいと言われたい、そんな願望や理想を叶えるために傲慢な振る舞いをしてしまうのでしょう。
本人からしてみれば強い人やかっこいい人というのは、権力があったり、偉そうな態度を取ったりしている人なのです。人によっては全くかっこよくも強くもないと感じられるものですが、傲慢な人の強くてかっこいい人というのは王様のような偉そうな人なのでしょう。
強く見られるために、周りから敬われるために…自分が思い描く強くかっこいい人を演じているのです。
甘やかされて育った
幼いころから両親や祖父母から甘やかされて育った場合、傲慢な人になりやすいと言えるでしょう。小さい頃からわがままを聞いてもらい、自分の思い通りに世界が動いてきたのならば、大人になってからもそれが自分にとっての当たり前だと思ってしまうのは仕方がないことです。
傲慢な人には小さな子どものように癇癪を起こしたり、思い通りにならないと駄々をこねたりする人っていますよね。それも幼い頃からそうやって生きてきて、思い通りに事が運んだ経験があるからしている可能性が高いと言えます。
我慢をすること、他人を尊重すること…そういった精神的に大人になるために必要なことを学ばずに歳だけとってしまったため、わがままな子どものような傲慢な人になってしまったのでしょう。
大きな成功を収めて天狗になった
過去に大きな成功を収めたことがある人は、それで天狗になって傲慢な人になってしまうことがあります。成功を収めたことで誰よりも何よりも自分が偉くなった気がして、王様のような偉そうな態度をとっても構わないだろうと都合の良い解釈をしてしまうのです。
これは芸能人によく見られる原因でしょう。謙虚な姿勢を貫く芸能人も多くいますが、芸能界デビューや大ブレークを機に謙虚さを失い、横暴な態度でスタッフやファンにふんぞり返った態度を取る人もよく週刊誌やネットの噂などで悪目立ちしていますよね。
出世をした、事業が成功した、有名大学に入学できた、誰もが憧れる人と親しい関係になれた…そんな出来事が傲慢さに火をつけ、人を天狗にさせていくのです。
裕福な家庭に育った影響で自分も凄いと勘違いしている
実家がお金持ち、両親が社長や医者など、生まれ落ちた環境にとても恵まれている人っていますよね。そしてそれを鼻に付けて大人になってしまう場合があります。
自分の手柄ではないのに大きな顔をして威張っていたりするのです。バックにあるものが大きいため横柄な態度を取って嫌われたとしても屁でもないと思っているのでしょう。
また、実業家などの子供の場合は周りが自分の両親に媚びへつらえていたりする可能性があります。そうなるとその子供は、「自分が何をしても自分や両親から相手は離れていかない」と勘違いしているのです。
常に自分が一番でないと嫌
闘争心が強いと何が何でも相手に勝とうとします。単純に勝つだけではなく一番になることに固執している可能性もあるでしょう。また、甘やかされて育ったりわがままを許されていた環境でも、なんでも自分が一番ではないと気が済まない大人になっているかもしれません。
そうなると自然と一番になることが当り前になり、傲慢な人になってしまうのです。そしてその傲慢な人はその感情を持ち続けるため一番に固執し、傲慢さをキープし続ける…というループに陥ります。
傲慢な人の中でも空気が読めずぐいぐいいくタイプと言えます。少し子供っぽい部分も持ち合わせていると言ってもいいでしょう。
仕事などで上のポジションにいる
人の本心は、誰かに何かを教える立場になった時に表れるもの。これは他の人よりも知識を持っており、尚且つ人の上に立ち優越感を得ているからこそと言えます。また、人を評価する立場において自分のさじ加減でどうにでもなってしまうのです。
傲慢な人が仕事などでこのような役職を持っている場合、かなりの確率で独裁政治のような環境になるでしょう。気分一つで社員をどうにでもしてしまう可能性があります。
そのため社員は上司の機嫌をうかがいながら仕事をするようになり、傲慢な人はさらに良い気分になり今よりも傲慢になる…という訳です。
親からの影響
子は親の鏡です。そもそも親が傲慢だと子供も傲慢になります。子供からしてみると親が行っていることが正でありそれが全てなのです。疑うこともなく親と同じことをするでしょう。
そして親はそれに注意をしない、もしくは気付いて注意をしたとしても、子供からしてみれば「お父さんとお母さんもそうじゃん」という一言に尽きるのです。親はいいけど子はだめという理論が理解できないかぎりどんどん傲慢になるでしょう。
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