同性が好きになった女性がするべきこと
恋愛では少数派であることを受け止める
今は自由な恋愛を楽しめる時代になりましたが、それでも同性愛者への偏見は残っています。恋愛において同性愛は少数派の存在で、「一般的ではない」ということは受け止めておかなければなりません。
本来なら少数派だからといって差別されるいわれはないのですが、同性愛者であるために差別されたり白い目で見られることは、いまだによくあります。そういった辛い現実を我慢したり、場合によっては戦わなければならないかもしれません。非常に残念なことですが、自分は少数派であることをしっかり受け止め、楽しいことばかりではないことも受け止める必要があるでしょう。
カミングアウトは慎重に
ありのままの自分を知って欲しくて、周りの人に積極的にカミングアウトしたい人もいると思います。しかし、まだ偏見や勘違いが残る世の中で同性愛をカミングアウトするのは、慎重になった方が無難かもしれません。
カミングアウトすると、例えば「いやらしい目で見ないで」「私のこともそういう目で見てるの?」と言われたり、距離を置かれたりするケースがあるのです。
また、悪い噂を流されたりするケースもありますから、カミングアウトは仲の良い友達だけにし、それ以外の人には言わないなど、線引きをして慎重になりましょう。
親へのカミングアウトを考える
自分たちは恋愛が自由な時代に恋愛を謳歌しているのであまり抵抗はなくても、親世代になると同性愛は感覚的に理解できない人が少なくありません。世間体、跡継ぎ、孫のことなどを考えると、同性愛を認められない人も多いでしょう。
親へのカミングアウトは非常にデリケートな問題。カミングアウトすることで勘当されたり、疎遠になるケースもあります。しかし、カミングアウトすることで最初は許してもらえなくても、徐々に認めてもらえるようになり、親子関係が良くなったという人も少なくないです。
自分はどのタイミングで親にカミングアウトするべきかという問題は、常々考えていかなくてはなりません。
下心が相手に伝わらないように注意する
女の人が恋愛対象になると、「あの女性、素敵だな」「綺麗な体だな」と恋愛目線で見てしまうことがあると思います。これは、異性を好きになる人でも「あの男性、素敵だな」「いい体してる」と思うことがありますから、変なことではありません。気になる人の顔や体に目がいってしまうのはおかしくないですよね。
しかし、その下心が相手に伝わってしまうと不快に思われてしまいかねないですから、注意が必要です。なるべく凝視しないようにしたり、万が一目が合ってしまったら目をそらして逃げるのではなく、会釈をするなど誠実な対応をとるようにしましょう。
相談できる相手を作る
同性愛者は少数派の存在だからこそ、悩みも生まれやすいです。そこで、恋愛について相談できるような相手を作ると、いざ悩みができたときに助けとなってくれるでしょう。相談できる相手は家族、友達でもいいですが、SNS上の友人でも構いません。
むしろ、SNS上の顔や住まいを知らない相手の方が詳しい情報が漏れる心配が少なく、安心して相談できるかもしれませんね。また、SNSには同性愛者専用のコミュニティもあり、自分と同じ境遇の人がたくさんいます。
そういう人がたくさんいる場所なら、気持ちや悩みを理解してくれる人に出会えると思いますよ。
自分磨き
女性は日頃からスキンケアやヘアケアをしている人が多く、ひと目みればどれだけ努力して綺麗になろうとしているか分かってしまいますよね。つまり、女性同士の付き合いは「美意識の高い付き合い」と言っても過言ではありません。
ケアを怠った結果の肌荒れ、髪の傷み、肥満など、すぐに見抜かれてしまうでしょう。ですから、同性が好きな女性は今まで以上に自分磨きを意識していくのをおすすめします。
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