ニキビ占いの前に!ニキビができる原因を知ろう
ニキビのでき方には個人差があり、同じような生活習慣を送っていてもニキビが全くできない人もいればすぐにニキビができてしまう人もいます。ですが、少しでもニキビを防ぐためにはまずはニキビの原因を知ることが大切です。
ニキビの原因は主に4つ。「皮脂の過剰分泌」「角質層が厚くなる」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の増加」のそれぞれについて詳しくみていきましょう。
皮脂の過剰分泌によるもの
糖分・油分の多い食生活やストレスのかかる生活を繰り返していると、ホルモンのバランスが崩れて皮脂が過剰分泌されるようになります。皮脂が多すぎると毛穴の外に出られず奥にたまってしまう。これが初期のニキビであり、一般的に白ニキビや黒ニキビと呼ばれるものです。
思春期にニキビができやすいのも、この皮脂の分泌過剰が原因で起きています。思春期に増加する男性ホルモンである「アンドロゲン」は、皮脂の分泌を高める性質を持っているためです。もともと脂性肌である人も、ニキビができやすい肌質だと言えるでしょう。
角質層が厚くなる
ニキビに限らず肌トラブルの原因のひとつとして知られるのが、角質層の肥厚化です。角質が厚くなると、毛穴が詰まったり、肌のごわつきや保湿成分が浸透しにくくなるなどの問題が発生しやすくなります。
肌は約1カ月のサイクルで新しい肌に生まれ変わり、このサイクルを「肌のターンオーバー」と呼びます。しかし、生活習慣の乱れやストレス、紫外線などの外的ダメージによってターンオーバーが正常に行われず、角質が剥がれずに蓄積されてしまうことがあるのです。
角質肥厚を予防するためには、肌の乾燥を防いだり、刺激の少ない洗顔料で丁寧に洗顔するようにしましょう。すでに角質が厚くなっている場合、焦ってピーリングや毛穴パックを行うと肌を傷つける可能性があるので、低刺激の泥パックなどがおすすめです。
毛穴が詰まりによるもの
肌のターンオーバー機能の乱れは、角質を厚くすると同時に毛穴を詰まらせる原因にもなります。通常、皮脂は汗と一緒に毛穴から流れ落ちますが、ターンオーバーが正常に機能しないと毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまうのです。
毛穴の詰まりは、最初に紹介した皮脂の分泌過剰との相互作用でニキビの発生を促します。毛穴が詰まっている状態で皮脂の分泌過剰が起きると、外に出ることができなかった皮脂が溜まってしまい、ニキビの原因となるのです。
アクネ菌の増加
アクネ菌は誰の肌にも存在する常在菌ですが、毛穴が詰まってしまうと皮脂腺にこのアクネ菌が増殖していきます。皮脂を栄養とするアクネ菌が過剰に繁殖すると、炎症が起きてニキビとなってしまうのです。
アクネ菌の増加によるニキビの発生は、10代の思春期ニキビによく見られる症状でしょう。ですが、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりは大人になっても起こる可能性はあります。
肌のバリア機能の低下
肌の一番外側には、外界の刺激から肌を守るバリア機能というものがあります。バリア機能はうるおいを蓄える場所でもありますが、乾燥や紫外線、過度な摩擦などによってこのバリア機能は低下しやすくなるのです。
バリア機能が低下すると、刺激から肌を守るために角質が厚くなります。とくにあごや口もと、フェイスラインなどの乾燥しやすい部分はバリア機能が低下しやすい場所です。適度な洗顔とスキンケアで、水分と油分のバランスをとるようにしましょう。
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