頑張りたいのに頑張れない時のNG行動
ですが、そこで自己嫌悪やネガティヴ思考に陥ってしまうと、意欲や前向きさが余計に失われてしまうだけです。
頑張れない時に自分を否定して責めたり、焦りにとらわれてよく考えずに行動してしまうのはいけません。ここからは、頑張りたいのに頑張れない時のNG行動についてチェックしましょう。
周囲と自分を比べる
頑張れない時に憧れの人やライバルを見つけてやる気を出すというのは、確かに一部の人には効果的です。
ですが、自己肯定感が弱まっている人の場合、周囲と自分を比べることで悲観的になると、かすかに残った心のエネルギーを使い果たしてしまいます。
頑張りたいのに頑張れない時は、自信を喪失して心の栄養がなくなっていることが多いもの。そんな時には他人と自分を比較するのはやめて、自分の長所や素敵なところに意識を向けるようにしてみてください。
「私にはこんなにいいところがある」と自分を自分で褒められるようになれば自己肯定感が回復し、自然と頑張りたいと思えるようになるはずです。
無理やり頑張りすぎるのはNG
やる気が出ない時でもとりあえず行動してみると、徐々にやる気が出て「頑張るぞ!」と思えることも少なくありません。
ただし、それは心身のエネルギーが十分な時にのみ有効です。今まで頑張りすぎたせいで心と体が消耗している時は、無理矢理頑張ろうとしても状態が悪化するだけ。
頑張れないのは、あなたの心と体が休息を必要としているサインに他ならないのです。頑張れないと周囲の人に取り残されてしまうと焦りを感じるかもしれませんが、まずはしっかり休みを取ることを優先しましょう。
少し休んだくらいで、 あなたがこれまで築き上げてきたものは壊れません。
「なぜ頑張れないのか」と自分を責める
真面目な人ほど頑張れない自分を情けなく感じて、「自分は甘えてるだけだ」「怠け心がいけないんだ」と自分を否定しまいがち。
自分の行動や考えの癖を内省的に振り返ることは大切ですが、自尊心を失ってしまうほど自分を責めると、ポジティブな気持ちや活力が失われてしまいます。
どんなに優秀で勤勉な人であっても、たまには頑張れない時やスランプに陥る時もあるもの。 頑張れない自分に罪悪感を抱いている時点で、あなたは決して怠惰な人間ではありません。
物事の悪い面ではなく良い面に目を向ける考え方を身に付ければ、頑張れない自分をきちんと受け止めて労ってあげられるようになりますよ。
SNSを頻繁に見る
SNSに愚痴や悩みを書き込む人もいますが、多くの人は「他人によく思われたい」という心理から、自分の生活のキラキラした部分を抽出して投稿するものです。
頑張れないと思い悩んでいる時に、友達や知人のキラキラしたSNSの投稿を見ると「この人はこんなに素晴らしい毎日を過ごしているのに、自分はなんてダメなんだ」と劣等感が刺激されて自信を喪失してしまうので要注意。
頑張れない時は自分で気づいていないだけで心が傷つきやすくなっているので、できるだけSNSから離れましょう。代わりに素敵な小説を読んだり、美しい絵を見たりして心の英気を養ってみてください。
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