家庭環境が悪い人の特徴とは?《性格編》
感情を出すのが苦手
家庭環境が悪い人の特徴として、感情を出すのが苦手な性格をしていることが挙げられます。「自分の意見を言ったら叱られる」「わがままを言ったら殴られる」といった経験が身体に染みつき、無意識のうちに自分の感情を押し殺そうとしてしまうのです。
こうした状態が長く続くと次第に心が冷めていき、「どんな態度なら怒られずに済むか」「どんな対応をすれば殴られずに済むか」といったことを冷静に考え始めます。そのため、周囲からは「冷めている人」という目で見られてしまうこともあるでしょう。
自分に自信がない
自分に自信がないことも、家庭環境が悪い人の性格として挙げられるでしょう。自信がない人の家庭環境が必ずしも悪いということではありませんが、やはり子供の悪いところも全て受け入れてくれる家庭とそうでない家庭とでは、後者の方が自信を失いやすい傾向が強まります。
自信を失いやすいのは、両親から虐待を受けて育った子供に限りません。過干渉な家庭のように、子供の良いところしか評価しない家庭では子供の自己肯定感が育たず、親から認められないことを気に病み自信を失いやすくなるのです。
人を信用できない
家庭環境が悪い人の特徴には、人を信用できない性格をしていることも挙げられます。一番親身になってくれるはずの両親からないがしろにされて不信感を抱いているため、特に大人のことを信用することができないでしょう。そのため、学校で先生に対して反発してしまうことも少なくありません。
また、友人に両親のことを相談して信用できなくなるケースもあります。たしかに、相談する友人の家庭環境も悪ければ、仲間意識が芽生える可能性もあるでしょう。
しかし、本来子供にとって親は尊敬する対象であり、感謝の気持ちが芽生えるものなので、円満な家庭で育った友人に両親の相談をすると、「親に向かってなぜそんなにひどいことが言えるの?」と非難の目で見られてしまう可能性もあります。
承認欲求が強い
承認欲求が強い性格をしていることも、家庭環境が悪い人の特徴として挙げられるでしょう。そもそも、子供は両親から自分の存在を受け入れてもらうことにより安心感を得ることができますが、家庭環境が悪い家庭の両親は子供に対して無関心であることがほとんどです。
そのため家庭環境が悪い状況下で育った子供は、周囲に対して承認欲求が強くなっていきます。寂しい気持ちを埋めるために、両親が受け入れてくれなかった自分の存在を周囲に受け入れてもらおうとするのです。
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