職場での馴れ合いが良くない理由《後編》
上下関係がわからなくなる
職場での馴れ合いが良くない理由には、上下関係がわからなくなるということが挙げられるでしょう。入社した時期や実力、年齢など、職場で上下関係があることは当たり前のこと。しかし、馴れ合いのある職場では必要以上に親しい関係を保っているため、先輩後輩の関係が曖昧になってしまうのです。
さらに、上下関係がわからなくなると、後輩に対して適切な指示が出せないこともしばしば。また、締めるところを締められないので、大事な取引先の前でも馴れ馴れしく上司に話しかけてしまうこともあるでしょう。これでは、相手への印象は最悪です。
同僚のプライベートが気になりだす
同僚のプライベートが気になりだすのも、職場での馴れ合いが良くない理由の一つと言えるでしょう。馴れ合いのある職場では、同僚たちと必要以上に親しい関係になってしまっているため、休日に何をして過ごしているのかが気になり始めます。
有給を取っていればどこに出かける予定があるのか気になったり、ひどい場合にはSNSを覗いてプライベートを確認したり。同僚のプライベートが気になってしまい、仕事が捗らないこともあるのです。
取引先よりも仕事の仲間を優先してしまう
職場での馴れ合いが良くない理由には、取引先よりも仕事の仲間を優先してしまうことも挙げられます。例えば取引先の人と何かやり取りをしたとして、それを職場の人たちに報告したとします。
普通であればここで、どう進めていけば取引先が喜ぶのか、スムーズに仕事を進めていくことができるのかなどを話し合うものですが、馴れ合いのある職場ではそれができません。「適当に対応したらいいよ」などと言って済まされる可能性が高いのです。
さらに、仕事よりも職場の人間関係の方を重要視してしまうので、結果的に取引先に対して不快な思いをさせてしまうこともしばしば。時にはクレームにつながることもあるでしょう。
派閥ができて対立する
派閥ができて対立するのも、職場での馴れ合いが良くない理由と言えるでしょう。職場の人間全員が馴れ合っているのも問題ではありますが、その中で派閥ができてしまうともう手のつけようがありません。
派閥があるとお互いに助け合う心もなくなってしまうので、まず仕事をスムーズに進めることはできません。仮に向こうの派閥の方が正しいことを言っていたとしても、それに従うことは所属している派閥に歯向かう行為ですから、間違いだとわかったまま業務を続けなければならないのです。
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