マイペースな人ってどんな人？周囲からの印象や性格/行動/等を解説

具体的な魅力がわかってくると、マイペースな人を目指してみるのもいいかもしれないと思えてきた人もいるでしょう。また、マイペースな人と仲良くなりたいと感じた人もいるかもしれません。

しかしどんなに素敵な人でも必ず短所はあります。そしてもちろんマイペースな人にも短所はあり、性格や価値観によっては「許せない、耐えられない」と思えるくらいのものだという可能性もあるでしょう。

そのため、マイペースな人を目指す上でも仲良くする上でも、自分がマイペースな人の代表的な短所を許容できるかが重要です。もしダメそうならば無理に付き合う必要はなく、むしろ無理して付き合えばマイペースな人との間にトラブルが生まれてしまうこともあるでしょう。

時間にルーズ

マイペースな人の多くは周りから見ると非常に時間にルーズだと感じられるでしょう。なんで周りにペースを合わせられないのだろう、約束の時間を守れないのだろう…そんな悩みを身近な人が抱えてしまうことは決して珍しいことではありません。

本人からしてみれば時間にルーズなつもりはそこまでなく、あくまで自分のペースや価値観を優先した結果そうなっただけ、と都合良く解釈していることがほとんどです。そのため時間のルーズさを指摘したところで、話は平行線から進まないことも多いでしょう。

もともと大雑把という性格も手伝って、きっちりと周りと時間を合わせて何かをすることにはかなり不向きだと言えます。

空気が読めないと思われることも

自分のペースを優先させるあまり、空気が読めない、自分勝手だと思われる可能性は十分にあるでしょう。そもそもマイペースな人は周りに合わせることが得意ではないため、基本的に普段は自分のことばかり優先させてしまいます。

もちろんそうなってくると空気を読んだり他人を気遣ったりすることがほとんどなく、そういった一面が「空気読めない人」という印象を持たれることに繋がるのです。

空気を読むというのは一般的に他人に配慮できるスキルを意味するため、それを重視していないマイペースな人が空気読めないと思われるのも当然のことだと言えるでしょう。

マイペースな人は協調性がない

たとえ頼まれたとしても、周りが満足するほどマイペースな人が協調性を見せることはほとんどないでしょう。基本的にマイペースな人は協調性よりも自分のペースを優先させたいと思っているため、誰かに合わせることはほとんどありません。

そういった性格や価値観であるため、周りから見ると協調性がないと思われることが多いのが事実。特に共同作業や共同生活を送る上では、周りがみんな協調性を持って行動しているにもかかわらず、自分ひとりだけ好き勝手にやっているということも珍しくないでしょう。

他人をイライラさせることが多い

相手の性格や状況にもよりますが、マイペースな人は他人をイライラさせることが多いのが事実でしょう。協調性がなく空気が読めないことが少なくないため、どこまでも自分を優先する姿勢に不満やイライラが募りやすくなるのです。

特に普段から協調性を意識して生活している人からしてみれば、マイペースな人は自分とは間逆なタイプとなるため理解ができません。自分のように協調性を持てとは言わないが、多少は周りを気にして欲しいという不満はどうしても生まれてしまうでしょう。

また、いつもはマイペースな人に寛容な人でも、忙しいタイミングなどでマイペースさを発揮されてしまうとイライラすることも珍しくありません。マイペースな人はどんな時でも自分のペースを意識しているため、時と場合、人のタイプによってはイライラさせることが多いのです。

気づけば孤立している可能性も

周りの人から理解を得られない、または理解は得られていたもののあまりにも自分優先をしすぎてしまう…その結果、気付いた時には周りから人がいなくなっていた…ということも十分にあるでしょう。

おそらくほとんどの人は自分と相性が合わないと思う人、不満を持ってしまう人とは出来る限り距離を置こうとしますよね。関わっていても自分にメリットはなく、むしろトラブルに繋がるリスクもある以上、好き好んで一緒にいようとは思えません。

そういった人が多くなってしまうと、マイペースな人は孤立する可能性が高くなっていくのです。特にマイペースな人は協調性のなさから反感や不満を買うことが多いため、周りに自分と同じタイプや深い理解を示してくれる人がいないと嫌気を差されてしまうでしょう。