そもそも「クリぼっち」とは?
そこでまずは、「そもそもクリぼっちって何?」という疑問にお答えします。
「クリぼっち」の意味
「クリぼっち」は、2つの言葉が省略され、くっついている言葉です。
まず、「クリ」は「クリスマス」。そして「ぼっち」は「一人ぼっち」が省略されています。つなぎ合わせると「クリスマス一人ぼっち」となり、一人でクリスマスを過ごすことを意味する言葉です。
「クリぼっち」は、2012年から2013年頃に若者を中心に使われだした言葉ですが「一人ぼっち」を「ぼっち」と言い出したのも若者層でした。
若者特有の短縮言葉のコラボレーションですから、年代が違うと「何のこと?」となるのも無理はないかもしれませんね。
「クリぼっち」と同じ意味の言葉はある?
「クリぼっち」の世代よりも前の人たちなら、「おひとりさま」がおなじみなのではないでしょうか。
「おひとりさま用クリスマスケーキ」や「おひとりさま用クリスマスディナー」といったフレーズは、食べ物を中心にデパートやスーパーマーケットなどでキャッチコピーとして使われていたものです。
「クリぼっち」にはどこか寂しい印象を受ける人も多いでしょう。同じ意味の言葉として使うなら、「おひとりさまクリスマス」というのはいかがでしょうか。少し上品で洒落た感じになりますね。
「クリぼっち」の使い方
「クリぼっち」に対する感じ方は、人それぞれ異なります。したがって、どう感じるかで「クリぼっち」を使った言い方は2パターンに分類されるといっていいでしょう。
クリぼっちが寂しいと感じる人なら「どうしよう、今年はクリぼっちだ」とか「クリぼっちは嫌だから、早く相手を見つけないと!」といった具合です。
一方の、クリぼっちが特に苦にならない人なら「今年のクリぼっちは何をして過ごそう?」とか「仕事だから、クリぼっちでも関係ないよ」などとなるでしょう。
クリぼっちが寂しい人は、焦る気持ちが強くなることがわかりますね。
おひとりさまが寂しく感じる日?
クリスマスシーズンともなると、街はクリスマスを連想させる赤・白・緑を中心に、さまざまなカラーのイルミネーションで輝きます。子供たちはウキウキし、恋人たちはロマンチックな雰囲気に浸ることでしょう。
そんなクリスマス一色の時に恋人がいないと、一人であることが身に沁みる、いわゆる「おひとりさまが寂しく感じる日」だとされてきました。これは日本では、クリスマスがキリスト教に関連する宗教行事ではなく、単に楽しいイベントとして定着しているからです。
とはいえ、近年はクリスマスを一人で楽しもうとする人が増えています。時代と共に、おひとりさまが寂しく感じる日ではなくなってきたと言えるのではないでしょうか。
出典:weblio辞書『クリぼっちの意味・解説 』
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%A1#:~:text=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%92%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%81%A7%E9%81%8E%E3%81%94%E3%81%99,%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82
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