友達と距離を置く方法｜離れたいと感じる瞬間や距離を置くメリットも

みなさんは友達と距離を置きたいと思ったことはありますか？友達になったからといって、必ずしも友達みんなといつまでも仲良しでいられるとは限りません。時には距離を置きたいと思ってしまう理由が生まれ、悩んでしまうこともあるでしょう。

しかし、距離を置きたいと思っても、実際どのように距離を置けばいいのかわからないという人もいますよね。突然距離を置けば怪しまれたり、必要以上に友達を傷つけたりする可能性もあるため、距離を置きたいと思っても上手く出来ないことがほとんどでしょう。

そこで今回は友達と距離を置きたい人のために、友達と上手に距離を置く方法を解説していきます。どうすれば友達と距離を置けるのか、ま悩んでいる人はぜひ注目してみてくださいね。

友達と距離を置く事を考えた事がある人は、どんな理由やきっかけで距離を置こうと思ったのか気になりますよね。

そこでまず注目していくのは、友達と距離を置きたいと思った人たちの体験談です。どんなことを理由に距離を置きたいと思ったのか、気になる人は早速注目していきましょう。

定期的に距離を置きたくなる友達がいる

「プライドが高くて自分勝手な友達とは、定期的に距離を置きたくなります。良いところもあるので嫌いにはなれないんですけど、一緒にいると疲れるし、周りの友達は正直敬遠しているので付き合いづらいのも本音で…。」(34歳/女性/事務)

良いところは知っているけれど、嫌な部分が引っかかって距離を置きたくなってしまう…そんな友達がいるという人は決して少なくないでしょう。いわゆる「悪い人ではない」タイプであり、嫌いにはなれない、縁を切るほどではない、という微妙な立ち位置の友達です。

そういった友達がいると接し方にも悩んだり、嫌なことがあるとその都度距離を置きたいと思ったりして、途方に暮れてしまうことは多いでしょう。

適度な距離感で付き合ってるから考えた事ない

「どの友達とも適度な距離感で付き合っているので、あまり距離を置きたいと考えたことはありません。最初から合わなそうと思ったら少し距離をあけて接するし、合いそうな人とは近すぎない程度で仲良くするので、距離感で悩むことはほとんどないです」(23歳/男性/会社員)

最初から友達とは一定距離を保って付き合っていると、距離を置きたいと思うことは少ないかもしれません。そもそも距離を保つのが上手い人は合わないと思った人とは、さりげなく距離を置けるので、「どうしたら距離を置けるだろう」と悩むことはないでしょう。

気遣いのなさに嫌気が差して…

「付き合いが長くなる度に気遣いのなさが出てくる友達には、正直嫌気を差しています。平気で遅刻するようになったし、言葉遣いも荒くて失礼なことを言うし。本人は冗談だと笑ってるけど、普通にむかつきます」(29歳/女性/サービス業)

仲良くなる＝気遣いがなくなってもOKと考えている人が友達だと、何かとイライラしたり、ストレスを感じたりすることは多いでしょう。友達を免罪符に好き勝手して迷惑をかけるので、そんな親しき仲にも礼儀ありが感じられない友達には、嫌気が差すのも当然だと言えます。

相性が悪い人とはそもそも付き合ってない

「接していく中で合わないと思った人とはそれ以上関わらないようにしているので、友達と距離を置きたいと思うことはありません。合わない人と付き合っても疲れるだけってわかっているので、悪い人じゃなくても関わらないようにしています」(31歳/男性/公務員)

相性が悪い人とはそもそも付き合っていないという人の場合、友達と距離を置きたいと思うことは少ないかもしれません。たとえ相手が悪い人ではない、嫌いではないと思っても「自分と相性が悪い」ことを基準にしているため、後々友達関係で悩むことはほとんどないのでしょう。

友達と距離を置く事を考えた瞬間や理由というものは多くあります。基本的に友達に対して失礼な態度を取っていたり、友達を巻き込むようなリスクある行動をしていたりするものが多く、そのほとんどが「友達本人には自覚も悪意もない」こいと言われているってご存知でしたか？

そんな絶縁を言い渡したり責めたりするのは難しいけれど、距離を置きたいと思ってしまう…そんな友達の振る舞いについて解説していきましょう。

マウンティングされた時

大半の人はマウンティングをされたら嫌な気持ちになるでしょう。たとえ友達が相手でも、マウンティングを本気でしてきているとわかってしまえば、見下された気持ちになり、嫌気が差してしまうものです。

特に学歴や職種、年収、恋愛関係、または共通の趣味など、「冗談でも比較されるのは笑えない」ことをマウンティングされると嫌気を差してしまう人がほとんどでしょう。

たとえ相手が冗談だと言っても、明確に差があることや相手が誇っていることをマウンティングされてしまえば、「本心では見下しているんだな」と感じ、距離を置きたくなってしまうのです。

金銭感覚の違いを感じた時

金銭感覚の違いがあると、たとえ相手が嫌な人ではなかったとしても付き合いづらさは感じてしまうでしょう。一緒に遊ぶたびにお互い気を使うことは増えるでしょうし、金銭的に余裕がある人に合わせる場合も、金銭的に余裕がない人に合わせる場合も、息苦しさを感じるものです。

特に金銭的に余裕がある友達が、自分の経済力を基準として考えている人の場合は疲れてしまうことは多いでしょう。セレブ自慢に聞こえてしまうことや、経済力を見下されてしまう気持ちになることもあり、モヤモヤした気持ちが残ることもあります。

振り回されて疲れた時

自分勝手な友達との付き合いは、振り回されることが多いでしょう。基本的に人を振り回すタイプの人は気遣いが出来ないため、自分の都合ばかりを友達に押し付けがちです。そんな人と付き合っていると思いやりのなさや身勝手さを感じてしまい、疲れてしまいます。

また、他人を振り回すタイプの人はトラブルメーカーであることも珍しくありません。一緒にいることで人間関係のいざこざに巻き込まれることも少なくないため、そういった経験をしてしまうと「一緒にいるのは疲れる」と感じてしまうでしょう。

忙しくて余裕が無い時

自分自身が忙しくて余裕がない場合は、友達と距離を置きたいと思うこともあるでしょう。単純に忙しい期間は自分のことだけで精一杯になるため、いくら友達と言えど、時間を作ったり気遣ったりする物理的にも精神的にもありません。

そんな状態で無理に友達と遊んだり接したりしてしまえば、ほぼ確実に嫌な態度を取ってしまうと考えられるため、忙しさが落ち着くまでは距離を置きたいと考えるのです。

自覚も悪意もないからこそ、友達と距離を置くのが難しいと感じてしまう…先程そんな解説をしました。そしてこれは、自分自身も見ず知らずのうちに友達に対してやっている可能性がある、ということも忘れてはいけません。

続いても友達と距離を置く事を考えた瞬間について解説をしていきますが、自身が友達に対してやっている振る舞いはないか、そういった点も踏まえた上で注目していくようにしましょう。

異性関係にだらしなかった時

異性関係にだらしない友達を持つと苦労するでしょう。常に男女関係のトラブルを抱えているため、一緒にいれば巻き込まれてしまうことも珍しくありません。時には「友達なのになんで注意しないの！？」と全く無関係にもかかわらず責められることもあるでしょう。

また、異性関係にだらしない人は友達の恋人にもちょっかいを出してしまうことがあります。つまり友達関係を続けていけば、自分の大切な恋人に手を出される可能性があるため、そんな不安を抱えてしまうと距離を置くべきだと思ってしまうのです。

友達を免罪符に図々しくされた時

「友達だから良いよね」と友達を免罪符に図々しくしてくる人っていますよね。無理な頼み事をしたり、冗談だと言いつつ相手を本気で傷つけるようなことを言ったり…そういったことが目立つ友達がいると、距離を置きたいと思うのは当然のことでしょう。

やはりどんなに仲の良い友達だとしても、「親しき仲にも礼儀あり」を忘れてはいけません。仲の良い友達とは遠慮がなくなることは多いでしょうが、それはあくまで「最低限の礼儀」や「思いやり」があってこそ成り立つものです。

しかしそれを知らずに無遠慮に図々しくすれば、「一緒にいて疲れる、ストレスが溜まる」と思われるのは当然のこと。付き合っていても楽しいと思うより、疲れると思うことが多いと距離を置きたいと思えてしまうのです。

過去の悪事を知ってしまった時

たとえ過去のことだとしても、友達の過去の悪事を知ってしまうと「距離を置きたい」と思う人は多いでしょう。特に「いじめをしていた」や「犯罪をしていた」過去を持つ人には、大半の人は少なからず警戒心を持ってしまうものです。

過去のことだとしても、そういった事実がある以上「性格に難があるのでは」「もしかしたらまた繰り返すのでは」という気持ちが出てしまうのは仕方がないことだと言えます。場合によっては「過去を隠して騙して付き合っていたの」と感じる人もいるかもしれません。

そうなると今後の付き合いを考えるためにも、距離を置きたいと思ってしまうでしょう。

SNSでよく炎上しているのを見た時

SNSでよく炎上しているのを見てしまうと、「性格に難があるのかな」と思ってしまう人は多いでしょう。特にSNSは普段隠している自分の本音が垣間見えるものでもあるため、炎上が多い＝本心がやばい、と解釈してしまう人は少なくないでしょう。

また、SNSで炎上をすると場合によっては関係のない友達にまで火の粉が降り注ぐこともあります。特にSNSで友達と繋がっている場合は、炎上によって自分自身も炎上した本人の友達として晒されたり、見ず知らずの人から絡まれたりすることもあるでしょう。

そうなると、どんなに付き合いが長くても嫌気が差してしまい、距離を置くほうがいいのかな…と思えてしまうものです。

具体的にどうしたら友達と上手に距離を置けるのだろう…というのが、多くの人が悩み考える問題でしょう。自覚や悪意がない相手に対し、あからさまに距離を取るのは人間関係のトラブルに発展するリスクがあるためおすすめ出来ません。

また、縁を切ろうという意思がない状態であからさまな態度を取るのは、今後関係を修復したいと思った時に難しくなります。

どうすれば穏便に友達と距離を置けるのか、じっくり今後の関係についても考えながら距離を置きたい人はぜひ、これから解説していくことを参考にして、試してみましょう。

自分から連絡したり話しかけない

距離を置くと決めたのならば、極力自分から連絡したり話しかけたりしないようにしましょう。自分から接してしまえば、いつまでも友達との関係は続いたり、むしろ関係が深まったりする可能性が出てきます。

そうなると距離を置くのは難しくなるため、距離を置くと決めたのならば自分から連絡したり、話しかけたりしないようにしましょう。とにかく接点を持たないことを意識することが大切です。

誘われても理由をつけて断る

友達から遊びなどに誘われても、理由をつけて断るようにしましょう。誘いに乗ってしまえばいつまでも距離を置くことは出来ず、友達に対する悩みや不満が続くことになります。

どうしても誘いに乗らなくてはならない場合は、2人きりで遊ぶことはせず、共通の友達を交えて遊ぶようにしましょう。その際もできるだけ距離を置くと決めた友達には、自分から話しかけるようなことはせず、距離を置くことを意識し続けてくださいね。

仕事や趣味を口実に友達と距離を置く

仕事や趣味を口実に友達と距離を置く方法は、非常に簡単なのでおすすめです。仕事や趣味で忙しいから遊べないと伝えておけば、友達がどんなに遊びたいと駄々をこねたとしても時間を作るのは難しいため、遊んだり、頻繁に連絡を取り合ったりすることはないでしょう。

この時に気をつけたいのが、仕事や趣味に忙しい振りをする必要があるということです。特に距離を置くと決めた友達とSNSで繋がっている場合、忙しそうな姿を微塵も感じさせない投稿をしていれば「遊ぶ時間あるんだな」と思われてしまうでしょう。

また、共通の友達がいる場合も「距離を置きたい」と話していない限りは、同じように忙しい振りをしなくてはいけません。ただ、忙しいふりさえ出来てしまえば友達のことを考えずに気楽に過ごせるため、非常に楽な方法だと言えます。

別の友達との時間を増やす

共通の友達ではない、別の友達との時間を増やしてみるのもいいでしょう。別の友達との時間が増えれば、必然的に今までの友達との距離は開いてしまいます。共通の友達でもないため「一緒に遊びたい」とも言いづらいのも、この方法のメリットでしょう。

下手に相手を避けたり嘘をついたりするよりも、別の友達との時間を増やす方法は「自然に距離を置きたい友達との関わりが薄れる」ため、「もしかして避けられている？」「実はあんまり忙しくない？」と疑われることもほとんどありません。

別の友達との時間を増やす場合はSNSなどでアピールをしたり、誘われた際に「実は別の友達との先約があって」と伝えたりして、「別の友達と遊ぶから時間がない」ことを伝えていくことを意識していきましょう。

共通の友達に協力してもらう

共通の友達がいる場合は、正直に距離を置きたい旨を伝えて協力してもらうのが良いでしょう。1人で距離を置くのは難しい場合もありますが、共通の友人がいれば自然に距離も置きやすくなるため、信頼できる友達がいるならば相談してみて損はありません。

また、共通の友達ならば少なからずあなたが距離を置くと決めた友達に対し、どのように思っているのかをある程度察している可能性もあります。

「相性が悪そうだな」「この人は距離を置かれても仕方がないかもな」そう共通の友達が予めわかってくれていれば、よりスムーズに距離を置くことが出来るでしょう。

友達と距離を置くことにはメリット・デメリットが生じます。もしあなたが友達と距離を置こうか考えているならば、そんなメリットとデメリットを踏まえた上で決断を下したほうが良いでしょう。

特にデメリットを知らずに距離を置こうとすれば、思わぬ事態に発展する恐れが出てきます。「こんなはずでは…」と後悔したところで後戻りは出来ず、途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。

そうならないためにも、友達と距離を置く上ではきちんとメリット・デメリットに目を通し、覚悟した上で距離を置くことが大切なのです。

【メリット】友達との関係を見つめ直せる

距離を置くことで得られるメリットには、友達との関係を見つめ直せるというものがあります。一度距離を置くことで、お互いの関係や振る舞いを客観的に見れるようになり、今後も付き合っていくべきか、それともこのままフェードアウトするか冷静に考えられるようになるでしょう。

また、今後付き合いを続ける上でも、どこに気をつけて接していけば良いのかを考えるきっかけにもなります。たとえば相手の失礼なところに嫌気が差しているならば、今までよりも接する機会を減らしたり、時には注意をしたりしよう、と考えることが出来ますよね。

時には自分自身の振る舞いも、友達との関係をギクシャクさせている原因になっていることもあります。そのため、関係を見つめ直す際は必ず友達の悪いところや今後の接し方だけでなく、自分にも非がないのか見つめ直すことが大切でしょう。

【デメリット】嫌われる可能性もアリ

友達と距離を置くことで生じるデメリットには、嫌われる可能性があるということです。特に距離を置く友達が勘の鋭いタイプや人の変化に敏感な場合、距離を置くことで「嫌われたかも」「避けられているかも」と思われる可能性は十分にあるでしょう。

また、何も言わずに距離を置くのは穏便に済むことが大半ですが、時には「何も言わずに避けるひどい人間」だと思われるリスクもあるのが事実です。そうなると、少し距離を置くだけだったはずなのに相手から嫌われ、逆に距離を完全に置かれてしまうこともあります。

友達とはこのまま縁が切れても良いというのならば問題はないでしょう。しかし、とりあえず距離を置きたいという場合には、嫌われるリスクを踏まえた上で、慎重に距離を置く必要があります。

【メリット】友達と距離を置くことでストレスが減る

メリットとして挙げられるのが、友達と距離を置くことでストレスが減るということでしょう。距離を置きたいと思うほどの友達は、基本的にストレスを感じる存在ですよね。自分勝手さ、相性の悪さを感じると、少しずつでもストレスは積み重なっていくものです。

しかしそのストレスの原因である友達と距離を置ければ、ストレスを感じることは減るでしょう。友達に対して不満に思うことも、イライラすることも、必要以上に気を使うこともないため、今まで抱えていた悩みも確実に解消されていきます。

【デメリット】人間関係が複雑化する可能性

デメリットとして必ず押さえておきたいのが、距離を置くことで人間関係が複雑化する可能性があるということです。特に共通の友達が多い場合は、距離を置くことで誰かが察したり、必要以上に気を使う必要が出てくるでしょう。

また、距離を置くのはNGだという考えの人がいれば、距離を置いたことを責められる可能性があります。そうなると友達と自分2人だけの問題だったはずが、共通の友人を含む問題になり、大事になってしまうこともあるでしょう。

そういったリスクがある以上、共通の友達がいる場合は予め事情を説明したり、相談したりしておく必要があります。予め伝えておけば無駄な混乱が生まれることもないため、デメリットを回避したいならば話しておくようにしてくださいね。

本来友達は楽しさを共有したり、お互い成長し合ったり出来る素晴らしい存在です。しかし、友達のタイプや相性によっては自分にとって悪影響にしかならない人もいるのが事実。

そんな距離を置くべき友達のタイプを知っておくことも、今後の自分のためにも、ストレスを感じない人間関係を築く上でも必要なことでしょう。

何でも否定する友達

何でも否定する友達といるのは、自己肯定感の低下に繋がりやすいため、おすすめ出来ません。また、自分の主張を否定されるということは、友達の主張を押し付けられることにも繋がっているため、常に息苦しさを感じる関係が続くことになるでしょう。

たとえば何かを話している時に「でも」「いやそれは」と、いちいち否定的なことを言ってくる人っていますよね。自分と考えや価値観が違うと、相手の事情や気持ちを考えずに否定的なことを言い、自分の考えを押し付けようとしてくるのです。

明らかに見下してくる友達

明らかに見下してくる友達とも付き合いは改めたほうが良いかもしれません。特にマウンティングを頻繁に取る人は、友達を「自分の引き立て役」と思っていることが多いため、見下すために友達関係を続けている可能性が高いと言えます。

付き合いを続けていても、友達自身の考え方が変わらない限りは「引き立て役」から脱することは出来ません。また、友達として信頼しているというよりかは、便利だから接している側面が大きいため、信じていても裏切られてしまうこともあるでしょう。

一度距離を置いて関係を見直したり、友達自身の考えや性格を見極めたりして、今後自分が友達とどう付き合いたいのか考えてみてくださいね。

常識やモラルがない友達とは距離を置くべき

いくら良い人だと思える部分があっても、常識やモラルに欠けている友達とは距離を置いたほうが良いでしょう。常識やモラルというものは、「人と人とが安心して付き合うためのルール」でもあるため、それが欠けている以上、今後なにか問題が起きる可能性が高いと言えます。

たとえば常識やモラルがなくても、自分にとっては良い友達だ…というケースもあるかもしれません。しかし常識やモラルが欠けていると公の場で迷惑をかけたり、周りを不愉快にさせたりする恐れがあります。

そうなると友達であるあなたも「非常識」だと思われたり、トラブルに巻き込まれたりするリスクや恐れがあるため、常識やモラルがない友達との距離感には注意をしておいたほうが良いでしょう。

被害妄想が激しい友達

被害妄想が激しい友達とは距離を置いたほうが良いでしょう。基本的に被害妄想が激しい人は自分の都合ばかりを考えているため、友達を気遣うことはほとんどありません。場合によっては猛烈な被害妄想で理不尽に責められたり、裏切られたりすることもあるでしょう。

また、被害妄想が激しい人は些細なことでも非を認められない性格の人がほとんどです。たとえ明確な非があったとしても、被害妄想を膨らませて保身に走るため、付き合っていても疲れてしまうことのほうが多いでしょう。

さらに、被害妄想を言うために嘘をついてしまうことも珍しくないため、接していく中で「何を信じたら良いのかわからない」と感じ、疑心暗鬼に陥ってしまうこともあります。

距離を置くべき友達は異性関係にだらしないタイプ

異性関係にだらしないタイプの友達とは、トラブルに巻き込まれないためにも、そして自分の恋人に手出しされないためにも、距離を置くことをおすすめします。基本的に異性関係がだらしない人は常識やモラルにやや欠けているため、トラブルメーカーになることがほとんどです。

特に異性関係のトラブルは泥沼化することも珍しくないため、場合によっては近くの友達すらも巻き込んだ大騒動になることもあります。そうなると無関係にもかかわらず、異性関係にだらしない友達を持ったばかりに面倒事に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。

また、「本気じゃないしただの遊びだから」といって自身の恋人に手出しをされる可能性もあります。基本的に理性に抗えないことが多いため、その場のノリや雰囲気次第で友達の恋人に迫ってしまうケースは珍しくなく、予め付き合い方を考えておかないと後悔するかもしれません。

友達と距離を置く際には注意点を把握しておいたほうが良いでしょう。注意点を把握せずに友達と距離を置けば、大きなトラブルに発展したり、周りに迷惑をかけたりするリスクが高くなります。

スムーズに友達と距離を置くためにも注意点には気をつけ、行動に移すようにしていきましょう。

不自然な避け方は極力しない

距離を置く上で意識したいのが、不自然な避け方は極力しないというものです。たとえできるだけ関わらないようにする方法を試すにしても、露骨に相手を避ける態度をすれば、いくら鈍感な人でも違和感を覚えます。

また、距離を置くことを周りに話していたとしても、あまりにも露骨に相手を避ければ「さすがにやりすぎ」「正直気まずくてフォローに困る」と思われる可能性もあるでしょう。

そうなると距離を置くと決めた友達と揉めたり、時には周りの友人から白い目で見られたりすることもあるため、距離を置くならば不自然な避け方はしないように気をつけてくださいね。

友達の悪口を言わない

いくら友達と距離を置くと決めても、必要以上に友達の悪口は言わないようにしましょう。距離を置くと決めるほどの相手ならば、悪口のひとつやふたつ言いたくなる気持ちはわかります。そして多少の悪口ならば、ストレス発散として言うのは問題ないでしょう。

しかし、あまりにも言い過ぎたり、悪口の度合いを考えずに言ったりしてしまえば、聞いている相手は不愉快に思う可能性大。過度な悪口は聞いていて面白くも楽しいものでもないため、逆にあなた自身が相手から「距離を置く」と決められてしまうかもしれません。

また、悪口を言い過ぎれば、距離を置くと決めた友達に悪口を言っていたことが伝わってしまう可能性もあります。そうなれば2人の関係は一気に悪化することになったり、悪口を言ったあなたが周りから非難される恐れもあるでしょう。

直接「距離を置く」宣言は危険

友達に対し直接「距離を置く」と宣言するのはやめましょう。潔く伝えたほうがいい、と思う人もいるかもしれませんが、突然距離を置く宣言をされた相手からすればただただ不愉快でしかありません。

友達のタイプによっては距離を置く宣言されたことで怒りを買い、周りに言いふらされてしまうこともあるでしょう。穏便に物事を済まそうとしない姿勢は、お世辞にも褒められたものではないため非難を受ける原因になることもあります。

距離を置く場合はできるだけ穏便に済ましたほうが、今後関係を修復する上でもやりやすいため、下手に宣言しないように気をつけましょう。

信頼できる共通の友達に話しておく

信頼できる共通の友達がいるならば、友達と距離を置くことを伝えておくと良いでしょう。事情を知っている共通の友達がいれば、協力をしてもらうことでスムーズに距離を置けたり、今後のアドバイスを聞けたりすることもあります。

特に誰にも言わずに自分ひとりの独断で距離を置けば、高い確率で人間関係が乱れそう…と予想がつく場合には共通の友達にできるかぎり事情を話しておくことが大切です。

話をしていないと、突然周りからすれば輪をかき乱された気持ちになり、あなたに対して自分勝手だと思うようになるでしょう。結果的に周りの人があなたと距離を置くと決めてしまうかもしれません。

場合によっては縁が切れる可能性も考えておく

デメリットでも解説しましたが、場合によっては距離を置くことが原因で友達と縁が切れてしまうこともあります。避けていることに気付かれて距離を置かれたり、避けたことで距離が開き関わりがなくなったりして、そのまま縁が切れてしまうことは十分にありえるのです。

そのため、距離を置く際には「最悪関係が終わる」ことを念頭に置いておかなくてはなりません。もし嫌なところがあって距離を置きたいとは思っていても、縁が切れるのは嫌だと思うならば1度考え直したほうが良いでしょう。