うまくいかない夫婦関係を改善する方法
夫婦関係がうまくいかない原因はカップルによってさまざまですが、根本的なところではつながっていることもたくさんあります。すぐに相手のせいにしたり、表面的な行き違いだけに注目するのではなく、根本的な問題に目を向ける必要があることも多いですよ。
これまでの自分の行動を振り返ってみて「これは改善できそうかも」という項目があれば、少しずつ実践してみてくださいね。
2人の時間を作るように心がける
毎日の生活は本当に忙しく、夫婦2人の時間をとるのは大変なことですよね。疲れていると、言葉遣いが荒くなってしまい、どうしても喧嘩腰になってしまうこともあるでしょう。また、「2人の時間が欲しいけれど、忙しすぎて無理!」というのが多くのカップルの本音ではないでしょうか。
すぐに2人の時間が取れないときには「落ち着いたら2人で話そう」と約束しておくだけでも、夫婦関係に関する問題があることを共有できます。忙しいのは2人とも一生懸命生きている証拠です。まずは「2人で頑張っていること」をお互いに認めあってくださいね。
察してもらおうとせず言葉にして要求する
恋人時代は可愛く見えることもある「察してちゃん」ですが、より良い夫婦関係を築くためには卒業する必要があります。結婚生活では恋人時代と比べ物にならないほどの「現実」と向き合わなくてはいけません。
現実的な話をしたいのに、どちらか一方がだんまりを決め込んで察してくれるのを待っているようでは、まともな話ができませんよね。結婚したら一人の大人として、きちんと言葉で自分の考えを伝えるように努力しましょう。
最初はうまく言葉にできなくても、練習すれば伝える能力は上がります。伝えたいことを紙に書き出してみたり、スマホのメモに箇条書きしておくのもおすすめです。
うまくいかない原因と解決策を可視化する
カップルの片方が「夫婦関係が全くうまくいかない」と悩んでいるのに、もう一方は「こんな順調な夫婦関係はない」と思っている事があります。同じ状況に置かれていても、その感じ方は人それぞれです。
夫婦関係がうまくいかないと感じた時には、どんな点において不都合を感じているのか、そのときどんな感情になるのか、どうしたら解決できるのかを書き出してみましょう。その上で話し合いをすると、非常にスムーズです。
「うまくいかない」とネガティブなことばかりを相手に投げていても、問題が解決することはあまりありません。うまくいかない原因を可視化し、解決に向かうまでの道筋を自分で決めてしまいましょう。
自分から「ありがとう」と「ごめんなさい」を言う
相手に不満を感じるほどに上手に伝えることのできなくなる言葉が、「ありがとう」と「ごめんなさい」です。「自分のことを大切にしてくれない人に、どうして感謝したり謝罪したりする必要があるのか」と意固地になってしまうこともありますよね。
しかし、どんな場面においても感謝と謝罪は人間関係をスムーズにしてくれる魔法の言葉です。会話のなくなった間柄でも、積極的に「ありがとう」と「ごめんなさい」を口に出すことで、「人間関係がここに存在する」ことを相手に知らしめることができます。
そんな小さな気付きや会話がきっかけとなり、夫婦関係がうまく回りだすことも多いですよ。
相手を観察する
何をしても夫婦関係がうまくいかない場合には、少し間合いをとってみるのもおすすめです。近すぎると見えなくなるものもたくさんあります。恋人になる前の相手のことが「気になるな」と感じていた時代くらいに、距離をおいて相手を観察してみましょう。
結婚したんだから、自分は相手のことが何でも分かっていると考えるのはやや傲慢です。また、自分が良かれと思ってしていることが、相手にとっては迷惑だったり、全く認知されていないこともあります。
距離をおいて観察すると、相手の新しい側面に気づき、新鮮さを取り戻すこともできますよ。「この人、こんな人だったんだー」という発見を繰り返しながら、夫婦関係を楽しみましょう。
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