相手の気持ちがわかる《行動編》
では、行動によって相手の気持ちがわかるケースについて、詳しく見ていきましょう。
身体ごとこちらに向ける
相手の本当の気持ちが知りたい時は、話をしている時などの身体の向きに注目してみましょう。身体の向きから、接している相手に対してどのような感情を抱いているかがわかる場合があるのです。
接している相手が身体ごとこちらに向いている場合は、こちらに興味を持っている可能性が高いと言えます。逆に興味のない相手に対しては、背を向けたり、極力正面を向かないような立ち振る舞いをするでしょう。
ですので、相手の心理を知りたい場合は、相手の声のトーンや話の内容はもちろん、身体の向きもチェックしてみると良いですよ。
しきりに目が合う
面と向かって話をしている時だけでなく、何気なく振り向いた時などに、特定の人としきりに目が合うということもありますよね。そういう時は、相手があなたに対して何かしらの感情を抱いていることが多いです。
相手との関係や状況にもよりますが、しきりに目が合うのは、相手があなたのことを無意識に見ているからでしょう。また、目が合った後のリアクションにも注目したいところ。すぐに目をそらしたり、目が合って微笑んでくれた場合は、高い確率で好意を抱いているとわかるでしょう。
座り方でも相手の気持ちがわかる
足を組んだり閉じていたりと、座り方にはいろいろあります。そして、実は座り方によってもその人の気持ちがわかるのです。また、座り方だけでなく座る場所などによって気持ちがわかる場合もありますよ。
例えば、足をきつく組んでいる人は緊張している可能性が高いなどが挙げられます。他にも真正面に座る場合はその人に興味を持っているなど、ただ座るという行為にもいろいろな心理が隠されているので、注意深く観察してみると面白いですよ。
また、同じ座り方でも男女によって心理が異なる場合もあります。その場の空気や表情など、他の要素と併せて考えると、より相手の本当の気持ちがわかるようになるでしょう。
頬杖をつく
頬杖をつくという行為からも、その人の本当の気持ちがわかるのです。姿勢が楽になるなどの理由から、無意識にやってしまう人も多いこの行為ですが、実はその時の心理状態が表れている場合があります。
頬杖をつく時の心理として多く挙げられるのが、退屈しているというもの。他にも不安を感じているなどの気持ちが隠されている場合があります。このように、頬杖に隠されている心理は、基本的にあまり良い意味を含んでいません。
また、見る人からのイメージも、決して良いものではない行為なので、人前で頬杖をつくのはやめた方が良いでしょう。