タトゥーを入れることのリスクとは?
最後に、タトゥーを入れることのリスクについてご紹介します。
偏見を持たれてしまうことも
タトゥーをしている人が増えてきたと言っても、日本ではまだまだ少数派です。タトゥーや刺青に対してマイナスなイメージがあり、タトゥー嫌いな人もいるということは心得ておく必要があるでしょう。
たとえ、どんなにポジティブな意味や理由がタトゥーにあったとしても、タトゥー嫌いな人には「タトゥーをしている」というだけで偏見を持たれてしまうことがあるというのは、覚悟しておいた方が良いと言えます。
もちろん偏見は良くないことなのですが、周囲の人を不安にさせてしまう可能性があるのも事実です。仕事中や公共の場では隠す配慮が必要になりそうですね。
温泉旅行をしにくくなる
前述しましたが、タトゥーを入れている人は温泉施設などの娯楽施設で、入館を断られることが多くあります。そうなると、温泉旅行をしにくくなってしまうことでしょう。自分は行かないつもりでいても、この先パートナーや子供ができた時、行きたいと思っても行けずに困ってしまうことが考えられます。
中には、タトゥーを絆創膏やラッシュガードなどで隠す処置をすればOKだったり、時代の流れや外国人観光客のニーズに合わせてタトゥー自体をOKとする施設もありますが、いずれにしても現状では選択肢が限られてしまう可能性は高いでしょう。
就職活動で不利になることも
タトゥーをしていると、就職活動で苦労することも考えられます。希望する職種や、タトゥーが他人から見える場所にあるかどうかによっても変わってくるのですが、目立つ場所にタトゥーがある場合は、仕事の選択肢が減ってしまうこともあるでしょう。
近年では、一般企業でもタトゥーに対して多少は寛容な雰囲気になってきたようですが、面接官や社長がタトゥー嫌いだった場合、それだけで心象が悪くなってしまうのは避けられません。
たとえ、現在の職場ではタトゥーが問題ないとしても、新しい道に進もうと思った時に、タトゥーが原因で不利になってしまうことも考えられるのではないでしょうか。
消すのが大変
タトゥーは基本的には一生身体に残るもので、それが魅力的だという理由で彫る人も多いです。しかし、それは裏を返すと「消したくなった時になかなか消せない」ということになります。タトゥーを入れた人の中には、後悔して消したくなる人も少なくありません。
近年では医療技術が発達して、皮膚移植やレーザー治療などでタトゥーを除去する方法がいくつかありますが、いずれの場合も一回できれいさっぱり消えるというケースはほぼなく、時間をかけて何度も施術をする必要があるといいます。
また、タトゥーを入れる時よりも除去する時の方がはるかに費用がかかったという声や、痛みが強かったり、傷跡が残ってしまうこともあるそうです。タトゥーを入れる時よりも、消す時の方が覚悟が必要になるかもしれません。
病気に感染する可能性がある
タトゥーを入れる上で一番注意しなくてはならないのが、病気に感染する可能性があるということです。具体的には、血液を介して感染する肝炎ウィルスや、エイズなどの心配があります。
日本のタトゥースタジオは、タトゥーを彫る時に使う針は使い捨ての物を使うように徹底しているとは言われていますが、管理がずさんで針の使い回しをしている可能性がある場合には、感染の危険性が高いと言えるでしょう。
また、こういった病気のリスクがあることから、タトゥーをいれている人は生命保険に入れない場合もあるようです。きちんと検査して問題がなければ良いのですが、リスクがあるという危機感は持っておく必要がありそうですね。
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