女性からデートに誘う事に関しての専門家の意見やアドバイス
男性がグイグイ来ない理由
「自分にはその気がなくても、ちょっとした発言やメールのやりとりで、相手女性に『セクハラ』と指摘されるかもしれない。」
このような一節があるのは、『恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚』(牛窪恵)という書籍です。著者は「さとり世代」などのネーミングを考えた人でもあります。
この書籍は、近年の若者の恋愛事情について多角的に説明していました。その中にあった「女性から男性を誘うべき」だと感じた内容をご紹介しましょう。
「昨年、友達に誘われて行った婚活パーティで、『ちょっといいな』と思う女性とLINEのIDを交換した。2日後に『今度お食事でも』とメッセージ送信したが、半日待っても返事がない。
翌日、再度送信すると、『いま仕事中なんで』とだけ返ってきた。ヤバイと感じ、『ごめん、やっぱ忘れて』とすかさず送ったという。『2度目でNGなら、もう誘わない。しつこくして、ストーカーと勘違いされたくない』
女性側は、単純に『仕事中だから、後でメールしようかな』とか、『そんなに好きってほどでもないし、もう少し様子を見よう』などと思っていたりするが、多くの 20代男性は 2度目で色よい返事が戻ってこなければ、自分から引いてしまう。」
ストーカー関連のニュースは日を追うごとに増え、時には痛々しい事件に発展している時もあります。また、女性側の勘違いから男性がストーカーと認識されてしまう事もゼロとは言いきれません。
そのため、若い男性の草食化に加え、上記のような事案が発生してしまうのです。
これでは待っているだけでは恋愛に発展できるはずがありませんよね。女性側から「OKサイン」の意味を込めて、男性を誘ってあげましょう。
男性は常に不安を持っている事を理解しよう
『男を夢中にさせる恋愛のルール』(沖川 東横)では、男性は常に不安を抱えている生き物だ、という事がわかりやすく書かれていました。
「100人に1人の成功者を除いて、一般的な男は将来に常に不安を抱えています。
成功者は自信にあふれていて、将来の不安はありません 。不安を乗り越える能力、知恵とパワーを持っています。どんな苦境も、勇気を持って乗り越えるでしょう。でもそれは一握りの男です。ごく普通の男性には、彼には、自信がないのです。
ある心理の本に、女性が最も望む男性像に、女性をかこってでもものにする男性、とありました。たぶん、恋愛中の女性の心理の行き着くところは、そこだと思います。一生のうち最後は、自分の面倒を見てほしいのです。
ただ、男性の100人のうち99人はその自信がありません。その現実を、理解することです。」
これから推測すると、そこまでグイグイ来ない男性の理由がなんとなく分かるのではないでしょうか。
「誘った先、そこまで自分の好みじゃなかったらどうしよう」「食事を奢らせられるだけかも知れない」「今は良いと思われていても何かやらかして幻滅されたらどうしよう」もしかしたら、こんなことを考えているのかもしれませんよ。
だからこそ女性側から誘ってあげましょう!
会う事にメリットを感じる女性になるべし
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田 美咲)という書籍の中には、意中の男性をモノにする様々なテクニックが紹介されていました。
中でも男性を誘う際に必要なテクニックは以下のとおりです。
「彼があなたの外見だけでコロっと恋に落ちてくれれば話は早いのですが、そうでない場合は、もしも、彼とあなたが両想いになれる相性だったとしても、好きになる部分に触れる機会がないと、好きになってもらえません。
なので、その機会を作るために、まずはたくさん会うことが大事。
少しでも多くの時間を共有することで、(あなたに良いところや、彼の心を動かす瞬間があれば)好きになってもらえる可能性がでてきます。
ただし、片想いをしている立場だと、会う機会をたくさん確保することが、まずひとつのハードルですよね。」
確かに、「いいなぁ」と思っているだけでは気持ちは伝わりませんよね。だからと言って告白をしても、男性からしてみれば「そんな急に!?」と驚いてしまいます。
そうならないためにはまず、女性側の好意をじんわり伝えていく事が必要なのです。それが「男性を誘う」という1つのアクションと言えます。
また、本書では片想いの状態で誘う際の重要ポイントとして、以下のように紹介していました。
「まずは彼にとって関わるメリットがある存在になることです。そうすることで、彼があなたに全く興味がなくても会える機会を作ることができます。とにかく彼の役に立つことをしましょう。」
気をつけなければいけないのは、決して便利屋や都合の良い女にならないこと!自分を安売りしすぎないようにだけ気をつけてくださいね。
<参考文献>
『恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚』(牛窪恵)
『男を夢中にさせる恋愛のルール』(沖川 東横)
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田 美咲)
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