旦那に冷めた…この気持ちどうすべき?
ですが残念ながら現実は、ドラマや映画のように永遠の愛なるものがあるとは言い難いのです。夫婦生活とは毎日の暮らしですから、長い月日の間には山あり谷ありいろんなことがあったでしょう。
今回は夫婦生活を今一度振り返り、妻が旦那にどうして冷めたのかというきっかけや、冷めた後の対応、また冷めた旦那との修復法なども考え検証していきたいと考えます。まず最初は、肝となる妻が旦那に冷めた理由に注目しましょう。
妻が旦那に冷めたきっかけとは?
浮気が発覚
「結婚する前は女にだらしないとか、そんな男じゃなかったんですよ。でも、結婚して5年くらい経った頃からなんか様子がおかしくなり始めて…調べに調べまくったらなんと浮気してたんです!まだ子供も小さいのに、信じられない!
あの人に限ってそんなこと絶対ないと思ってたから、もう人間不信になりそう…そんなことがあってから私もなんとなくもういいかなって。なんかどうでもよくなっちゃって、すっかり冷めちゃった。」(27歳・女性)
この女性は20歳という若さで結婚し、後に旦那の浮気が発覚したとのことです。そんな男性ではなかったということもあり、ショックも大きかったのではないでしょうか。
育児に協力してくれない
「彼が仕事で疲れてるのは十分理解してる…でも、私だって24時間育児してるんです。子供は二人のもの…なのに、なんで私だけが育児しなきゃならないの?会社行って仕事してるからって育児しなくていいなんて、勝手だと思いません?旦那に冷めたのはそれが原因です。」(26歳・女性)
育児に協力してくれない旦那に冷めたという体験談ですね。妻だけにウェイトがかかるせいで、不満が積もり積もって最終的には気持ちが冷めたという意見です。
夫婦が対等でない
「うちの旦那って、やたら『男っていうのは…』ばっか言うんですよね。今は令和の時代ですよ!昔じゃないんだから、夫婦も対等であるべきじゃない?私だって仕事してるんですよ…なのに、亭主関白がヒドイんです!男だから何?女だから何?今はそんな時代じゃないっつーの!冷めたって当然ですよ!」(25歳・女性)
夫婦が対等でないという不満が原因で、旦那に冷めたという体験談です。確かに、共働きだったら夫婦も対等であるべきですよね。
女として見てくれなくなったから愛情が冷めた
「結婚して10年、子供もやっと小学校に入って大変な時期も過ぎようとしてるんだけど…旦那はもうすっかり私のことを”女”として見てくれなくなってます。子供だって大きくなったんだから、たまには夫婦の時間も大切にしたいでしょ?デートもめっきりご無沙汰だし。”母親”としか見られないと正直切ないですよ。冷めたってしょうがないと思いません?」(33歳・女性)
母親としてしか見られなくなってしまったという女性です。女はいつまでも女…そんな女心を旦那に分かってもらえないと、冷めたと感じてしまうのでしょう。
家事を手伝ってくれないから冷めた
「家に帰ったら『疲れた~。』ばっかり!私だって疲れてるし!あれもこれも手伝って欲しいわけじゃないんですよ、どんな小さなことでもちょっと手伝ってくれれば気が済むんです。家事を一切手伝ってくれないって、なんかもう結婚生活そのものに”興味がない”ように見えちゃうんですよね~。そんな旦那だから冷めたんです…。」(30歳・女性)
旦那が家事に手を貸してくれないところから冷めたという意見ですね。真意は分かりませんが、ある意味最初に冷めたのは旦那の方なのかもしれませんね。そんな姿を毎日見るうちに、妻も冷めたと感じてしまうのではないでしょうか?
金遣いが荒い
「結婚生活ってお金が大事じゃないですか。貯金だってしていきたいし…なのにうちの旦那ってスゴク浪費家なんです。欲しいものがあると買わずにはいられない、我慢ができないんです。独身の頃のクセもあるんでしょうね。働いた分全部使っちゃうようなところがあったから…。でも結婚したらそれじゃダメでしょ!進歩がない旦那には冷めてしまいました。」(32歳・女性)
妻が冷める原因として大きいのはやはり”お金問題”ですよね。「金の切れ目が縁の切れ目」というように、旦那のお金の使い方に呆れて愛情が冷めてしまう妻も多いようです。
冷めた旦那への今後の対応はどうする?
子供のためと思って我慢する
”子は鎹”ということわざがあるように、旦那への気持よりも子供のためを考えて我慢するというのも選択肢の一つでしょう。旦那への愛情が冷めたとはいえ、二人の間の子供に対しては親としての責任がありますよね。我慢して生活しているうちに、もしかしたら気持ちの変化もあるかもしれません。
離婚に向けて準備する
旦那への冷めた気持ちが絶対に修復不可能だと確信した時、離婚という決断をする方もいるでしょう。子供がいる場合、養育費はどのようにするのか、また新しく住む場所の確保や職探しなどの必要がある方などもいるのではないでしょうか。その他、親への報告などもあるでしょう。
カウンセリングを受けてみる
公共の機関の悩み相談などを利用して、カウンセリングを受ける方もいるのではないでしょうか。旦那への気持ちが冷めたという本音を第三者に話し、もう一度自分の気持ちと向き合うためです。そのような機関にいるスタッフは、こちらの気持ちや迷いなどにも細かく対応してくれるため、今後どうしたらいいのか分からないという方の相談にも親身になってくれるでしょう。
冷めた旦那と距離を取ってみる
すぐに何かを決断するのではなく、一旦冷めた旦那との距離を取る…つまり別居してみるというのも選択肢の一つとして考えられるでしょう。離れて生活をし、冷静に話し合える時にお互いの気持ちを確認してみると、最善の道が判断できるかもしれません。冷めた気持ちのまま一緒に生活をするよりも、離れることで本当の気持ちが分かる場合もあるでしょう。
経験者の話を聞く
同じ経験を持つ知り合いなどに話を聞くという方もいるのではないでしょうか。その人とまったく同じケースということはないにしても、一つの判断材料にはなることが期待できます。旦那への気持ちが冷めたまま生活したらどうなるのか、また離婚してどんなメリット・デメリットがあるのかなど、すでに経験をしている人の話を聞くと、自分のことに置き換えて、参考になるかもしれません。
冷めた旦那への気持ちの修復法は?
お互いの不満点を話し合う
夫婦間において、なにはなくても話し合いがまず大事ということはお分かりでしょう。お互いに不満点がある場合はなおさら、気持ちを吐き出さないことには始まりませんよね。どんなことが冷めた原因なのか正直に話したり、旦那のほうにもどんな不満があるのかを把握できれば、改善方法をすり合わせることが期待できるでしょう。
共通の知人を間に挟む
二人だけで話し合いなどをしていると、ただのケンカで終ってしまうこともよくありますよね。そんなことにならないように、共通の知人などを間に挟み中立な意見をもらうのも良い修復法ではないかと考えます。家族ではない他人が間に入ることで、感情的にならず冷静な判断ができ、お互い修復の方向に気持ちが向くことも期待できます。
気分転換のためになるべく表に出る
気持ちが冷めた旦那を見ながら我慢して生活していると、冷めた気持ちがどんどん膨らんでしまう危険性もあります。なので、上手に気分転換をすることを考えましょう。習い事を始めるなど、旦那以外に目を向けるようにすれば、旦那に対しての冷めた気持ちから少し離れることができるのではないでしょうか。少しでも気持ちが和らげば、自然と修復の方向に向かうことも期待できるでしょう。
逆に冷めた旦那を冷静に受け止める
少し難しいことではありますが、旦那への冷めた気持ちを客観視し、冷静に考えてみてはいかがでしょうか。人の感情というのは、気持ちがあるうちはたかぶりますが、冷めてしまったらそうはなりませんよね。考え方を少し変え、俯瞰で旦那を見ていくように自分を上手くコントロールする努力をしてみましょう。”注目しない”のも一つの修復法になります。
逆に「冷めない旦那」ってどんな人?
家事を手伝ってくれる
共働きであろうとなかろうと、家事を手伝ってくれる夫はありがたいですよね。妻が仕事で遅くなり、「あぁ…もうこんな時間!」なんていう時や、子供の世話に手間取ってしまう時、夫の家事の手助けがあると、妻の負担は半分に減ります。感謝の気持ちが増えることはあっても、そんな旦那には冷めることがないでしょう。
感謝の気持ちを伝えてくれる
日本男性は言葉で”ありがとう”や”愛してる”などの気持ちを伝えることが少し苦手なようです。ですがそんな中でも、きちんとそれらの言葉を言ってくれる男性ももちろんいるでしょう。夫婦生活において、感謝の気持ちを言葉で伝えるのはとても重要なことです。なので、これを怠らずしてくれる旦那には冷めることは少ないといっても過言ではありません。
定期的な営みがある
夫婦ですから、定期的なセックスがあっても当たり前ですよね。体を重ねることでお互いに愛を確かめ合うのですから、これがきちんとある場合は旦那に冷めることは考えにくいといえます。体を求められるというということは、そこにきちんと愛情がある証と考えて良いでしょう。多少波風があっても、体の結びつきがあれば大体のことは小さな事として乗り越えられるでしょう。
妻の身体を気遣ってくれる
妻として女性として、年齢を重ねるごとに身体的な衰え・疲労はどうしても出てきます。そんな時、旦那の気遣いがあるとこれほど嬉しいものはありません。「明日は日曜日だから、ゆっくり寝てるといいよ。」などの優しい言葉などがあれば、そんな旦那に冷めることはないでしょう。
妻の変化に気付く旦那
妻の変化に気付く旦那というのは、それだけ妻に注目して気にかけているということになります。髪型を変えたなどの外見の変化に「可愛いね、似合ってるよ。」などの言葉をかけてくれたら、妻として女として、とても嬉しいものですよね。外見だけでなく、身体的にちょっとしんどい時なども、「大丈夫?」とそのことに気付いてくれたら、冷めるどころか、感謝の気持ちが沸いてくるでしょう。
禁句!妻が旦那に冷めるNGワード5選
「俺が養ってる」
「この前、夫の帰りが遅かったからちょっと文句を言ったんです。そもそもあっちが悪いのに、『俺が養ってるんだから、細かいことは言われたくない。』ですって。旦那が養うのは当たり前といえば当たり前…それ言い訳にするのってズルい!一気に冷めたわ!」(32歳・女性)
男性上位で”養ってる”という一言を言うのは、少しズルい気もしますね。男性には男性の、女性には女性の役割がありますから、この言葉はNGワードといえるでしょう。
「疲れてるんだよ」
「日曜日でお互いに仕事も休み。しばらく髪も切ってなかったので、旦那に子供を見てもらって美容院に行きたかったんです。そしたら返ってきた言葉がまさかの「俺、疲れてるんだよ。実家のお母さんに頼めないの?」だったんです。ヒドイと思いませんか?たったそのくらい手かしてくれてもいいじゃない?冷めたわ…。」(29歳・女性)
ほんの少し子供を見て欲しかったのに、それすら拒否されたという体験談です。なんともいえず、後味が良くない旦那の返事といえますね。
「俺に言われても…」
「このところ出費が多くて、家計が少し苦しくなってきたんです。考えても私だけではどうしようもなかったので、旦那にそのことを打ち明けることに。そしたらあの人、『俺に言われても…。』のあと知らんぷり!じゃあ旦那に相談しないで、誰にこんなこと相談しろっていうの?冷めたって当然ですよ…。」(34歳・女性)
お金の相談をしたら、他人のような返事が返ってきたというエピソードです。家庭のお金のことは二人で解決しなければいけないですよね。なのにこのワードが出たから冷めたというのはごもっともな気がします。
「アイツんちはいいよな」
「旦那の友達夫婦の話なんですけど、奥さんが料理上手らしいんです。それを友達に軽く自慢されたらしく『アイツんちはいいよな、嫁が料理上手で…。』って帰ってくるなり私に言ってきたの。
言い訳するわけじゃないけど、私達はこの前結婚したばっかで、私は料理歴がまだ浅いのに…それでも一生懸命やってる!とっくに結婚してる向こうの奥さんとはキャリアが違うでしょ、だから料理上手いに決まってるじゃん!その一言、言われたくなかったわ!」(27歳・女性)
他の夫婦の奥さんを羨ましがるのもNGですよね。この体験談の奥さんも、一生懸命やってるからこそ腹立たしく思ってしまったのでしょう。
「後にして!」
「私は専業主婦。だから彼が仕事から帰ったら、ちょっとでも話をしたいの。でも、ちっとも相手してくれない…。とうとうこの前は『後にして!』って言われちゃった。元々おしゃべりではない方だけど、話するのも嫌なほど疲れてるのかな?拒否された感じがしてなんだか冷めたな…。」(25歳・女性)
旦那とちょっとした会話がしたい、それだけのことなのに拒否されてしまって愛情が冷めたという女性の体験談です。自分の気持が受け入れられないのが寂しいという気持ちから、こんな気持ちになってしまうのでしょうね。
もう限界…離婚を考えるべき状況とは?
家にお金を入れない
家庭があるにもかかわらず、旦那が家にお金を入れてくれなかったらどうなってしまうでしょう。物理的に生活はできませんよね。そうなったら、旦那ではなく妻が働いてすべての家計をやりくりする必要があるでしょう。
夫婦で一緒に暮らしているのに、旦那が家にお金を入れてくれないのであれば、大黒柱としての意味はありません。子供がもう一人増えるのと同じ意味になってしまいます。旦那として存在している以上、それでは困ると思えば、離婚を考えることになってしまうでしょう。
帰宅が遅いなど自由過ぎる
仕事ではない理由で毎日帰る時間が遅い、時には外泊も…など、家庭を持っているにもかかわらず、旦那が自由過ぎる場合も、離婚を考える状況といえるのではないでしょうか。結婚して家庭を持ったら、独身時代とは違いますよね。遊びたいから遊ぶというわけにはいきません。
時々羽目を外すことがあっても、しょっちゅう独身時代と変わらず午前様では、家庭を持った意味もなくなってしまいます。そうなってしまうと当然妻の不満は爆発、離婚を考える状況になってしまうのではないでしょうか。
会話がない
夫婦ですから一つ屋根の下で暮らしていますよね。それなのに、会話の一つもない関係だったらどうでしょう。妻としては、とても寂しいと感じてしまうでしょう。男性はそれほどでもないかもしれませんが、女性は会話をとても大事に考えます。
妻として、旦那が仕事から帰ったら会話をしてコミュニケーションを取ることが、唯一の楽しみでもあります。ですがそれがないとなったら、離婚を考えるのも仕方がないといえるでしょう。
ちょっとしたことでもすぐケンカ…
夫婦喧嘩は犬も食わないといいます。毎日一緒に暮らしているのですから、多少のケンカはあって当然なのです。むしろなければいけないといっても過言ではないでしょう。ですが、これも限度を超えると、少し意味が変わります。
相手に対してちょっとのことが許せず突っかかったり、飲み込むことができない場合は、気持ちの奥底で”冷めた”や”嫌い”という感情が沸いている証拠なのかもしれません。したがってあまりにも頻繁なケンカは、離婚を考える一つの理由になるのかもしれませんね。
浮気が絶えない
常に旦那に女の影があるなど、浮気癖がある場合は離婚を考えてもいい状況といえるでしょう。本来は許されないことですが、一度や二度の浮気なら男性は仕方がないと諦めることもまだできます。ですが頻繁に浮気を繰り返すというのであれば、少し意味が変わってくるのではないでしょうか。
すでに妻に対しての愛情が冷めた、もしくは一人の女性を愛することができないなど、旦那の方にも何かしらの理由がある可能性があります。浮気癖と一言で言い切るのは難しく、結婚生活そのものが旦那にとって困難なのかもしれません。
旦那に冷めた…その時あなたがとるべき行動は?
本記事の提案はあくまで”提案”に過ぎません。一番大事なことは、自分の本心はなんなのか?旦那との話し合いも十分にし、自分の気持ちに嘘をつかず出した結果がすべてではないかと考えます。結論を急ぐ必要はありません。大切なご自分の人生ですから、後悔がないようじっくり考えることをおすすめします。
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