悲劇のヒロインの「あるある発言」
ここからは、悲劇のヒロインの特徴をさらに具体的に紹介します。まずは悲劇のヒロインにあるあるな発言から見ていきましょう。
「○○ちゃんはいいよね」
「皆でカフェで近況報告をしている時に、やたらと『〇〇ちゃんはいいよね』と言う子がいた。その後、必ず『私なんてさ…』と気付けばその子の話を聞かされる流れになり、正直、他の子が何を話していたかあんまり覚えてない」(20歳/女性/アルバイト)
常に話題の中心にいたいタイプの悲劇のヒロインにあるあるなのが「〇〇ちゃんはいいよね」発言です。相手の話にいったん同意や共感することで、自然に自分の話に切り替える話術を巧みに使いこなします。
不幸話を盛る
「普段は大丈夫だけど、つらいことがあると悲劇のヒロインスイッチが入る友人がいます。この間ケガをしてしまい『大変だったよ!3日間も寝込んじゃって…』と嘆いていたけど、実際は1日でわりと回復していたらしくて、ちょっと盛りすぎでしょ…って思った」(27歳/女性/介護)
とにかく周りに構ってほしくて、話を大げさにしてしまうのが悲劇のヒロインです。時には嘘も盛り込んでしまうため、話す内容の不幸レベルはその時によってさまざま。特に仲の良い友人同士だと、「私の前ではこう言っていたのに、今は別のこと言ってる」と嘘がバレてしまうこともあります。
「でも私の方が大変!」
「学生時代に悲劇のヒロインちゃんだった友人に、忘年会で再会しました。大人になったので、みんなそれなりにつらい思い出があったんですが、どの話にも『でも私の方が大変だったよー』とかぶせてきてて、昔と全然変わらないなって思いました」(24歳/女性/営業)
大人になると、表に出さないだけで、何かしらの不幸をみんな経験しているはずです。そんなことはお構いなしに、自分が一番不幸だと信じ込んでいるからこそ飛び出すのがこの発言。どんな内容の話にも自分の不幸話をかぶせて、謎の不幸マウントを取ってきます。
幸せな状況でも不幸な一面を探す
「悲劇のヒロインタイプの女友達が最近結婚して、お祝い会を開きました。でも『なんで旦那は私のことを選んでくれたんだろう。私は昔からこんなダメな一面があって…』と、幸せな場でなぜか不幸話ばかり話していました」(27歳/女性/アパレル系)
友人の幸せを祝うための会にもかかわらず、なぜか不幸アピールをしてしまうのも悲劇のヒロインならでは。もちろん、不幸アピールが大好きだからという理由もありますが、中には「人に幸せをひけらかして反感を買いたくない」などの複雑な理由もあるようです。
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