体脂肪率を減らすリスクと注意点!
ここでは、体脂肪率を減らしすぎることのリスクについてお伝えしていきます。
体温が下がる
体脂肪は体温を一定に保つ役割も担っています。健康的な体脂肪率の場合は体温を適切に調節できますが、筋肉も体脂肪率も少ない身体の場合、体温を適切に保つことが難しくなります。
風邪をひきやすくなるなど、健康に悪影響を与える可能性が高くなるため、体脂肪率を減らすときは減らしすぎに注意しましょう。
女性は減らし過ぎに気を付ける
体脂肪は女性の生殖機能を支えるために必要な要素でもあります。体脂肪率が下がりすぎると、月経が不規則になる、また月経が停止してしまうといった可能性もあるので注意が必要です。
月経不順や月経停止が続くと不妊症になる恐れもあるため、急速に体脂肪率を減らすようなダイエットは避けてください。ダイエットをしたら月経が不規則になったなど、月経に異常が出ている場合は、婦人科の受診をおすすめします。
筋肉も減るので一気に減らさない
体重を減らすときは筋肉も一緒に減っていくので、体重を急激に減らすのは健康に悪影響を与える可能性があります。筋肉を一気に減らさないために、体重減少は1カ月に1キロのペースを目標にするのがおすすめです。
また、40代以降は筋肉の減少がより大きくなる人も多いので、有酸素運動と一緒に筋肉トレーニングも行うようにしてください。筋肉をなるべく維持しつつ、体脂肪だけを減らせるようにダイエットしましょう。
健康に影響が出る可能性も
体脂肪率が減りすぎると、健康に悪影響を与えるリスクが多くなります。健康に良いとされている体脂肪率は、女性の場合20%~30%です。
モデルは20%以下の体脂肪率の人が多いようですが、体脂肪率が極端に少ないと健康を害する危険性が高まっていくと考えられています。健康かつ美しい身体を目指すのであれば、20%前半にとどめておいた方が良いでしょう。
やつれて見えることもある
体脂肪がある程度あることで、女性はふっくらとした女性らしいボディラインと顔つきになります。体脂肪率を落としすぎると、頬がこけて、やつれた顔になってしまうこともあるので要注意です。
美しさを追求するのであれば、体脂肪率だけにこだわらず、全体的な印象にも気を配った方が良いでしょう。自分では気が付かない場合もあるので、複数人に客観的な意見を求めるのもおすすめです。
不妊症になる可能性もある
体脂肪率が大幅に減少してしまうと、月経不順や月経停止が起こる可能性もあります。月経に異常が起こると、妊娠するための仕組みに問題が起き、不妊症につながりやすくなるので注意が必要です。
体脂肪率を減らしすぎて月経に異常が起こった場合は、なるべく早めに婦人科を受診してください。放置しておくと症状が悪化する可能性もあるので、気を付けてくださいね。
出典:
『理想的な体脂肪率を知っていますか?減らす方法と男女の理想値も解説』
https://brand.taisho.co.jp/contents/livita/detail_241.html
佐野産婦人科医院『思春期のダイエットが卵巣機能を停止させる。』
http://www.sanolc.com/blog/2017/01/post-106-430756.html
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