人に会いたくない…「無気力状態」の原因やサイン、改善策まとめ

「人に会いたくない」と感じる主な原因を見てきましたが、必ずしもその原因に当てはまる人が無気力状態になってしまうとは限りません。中には、どんなに仕事が忙しくても、時間を見つけて人に会いたいと感じる人もいます。

この違いには、それぞれが持つ性格が関係しています。「人に会いたくない」と感じる人には、どのような特徴があるのでしょうか。

ネガティブ思考

ネガティブ思考の人は、何事においても悪いほうに考えてしまう傾向があります。何か取り組んでいる事があっても、「どうせ自分にはうまくできない」「きっとダメになって終わるのがオチだ」などと考えてしまいがちです。

このようにマイナスにばかり考えてしまう人は、そんな自分自身に疲れてしまう事があります。「本当はポジティブに考えたい」と悩んでいる人も多いでしょう。しかし、思うようにいかず再びネガティブになってしまって悪循環。次第に、「人に会ってもネガティブが加速するから会いたくない」と考えてしまう人もいます。

プライドが高い

プライドが高い人は、他人に何かを指摘されたり、上から目線で説明などをされるとカチンとくる人が多いです。そのような人は、周囲からは、自分に自信がありいつも強気なイメージを抱かれているでしょう。

しかし、実際にはプライドが高いせいで疲れてしまう事もあるのです。人に指摘される事を常に恐れていたり、なめられる事に対して警戒しています。そのため、緊張状態が続き気が休まりません。自分の弱みを見せる事が出来ないと「しっかりするのがしんどい…誰にも会いたくない」と逃げ出したくなるのですね。

責任感が強い

「人に会いたくない」と感じてしまう人の中には、責任感が強い人も多いようです。責任感の強い人は、「自分がどうにかしなくちゃ」と考えてしまいがちです。例えば、友達や職場の人から悩み事を相談された時などに、どうにかして解決してあげたいと思ってしまうでしょう。

また、仕事のプレゼンや重大な案件を任された時などにも「ここで絶対に決めないと！」と緊張状態になってしまいます。期待に応えられないのではないかと失敗を恐れるあまり、人に会う事そのものが重荷になってしまうという場合もあります。

いつも明るいキャラ

周りに明るいキャラの人がいるという人も多いのではないでしょうか。いつもポジティブで周りの皆を楽しませている人なだけに、一見すると悩み事などないように見えてしまいます。

しかし、いつも明るいからこそ、他人に本音やダークな部分を見せられない事も考えられます。また、本来は明るい性格ではないにもかかわらず、頑張ってキャラを演じている人もいるでしょう。その場合には、「また明るく頑張らなくちゃいけない…」と気持ちがしんどくなってきてしまい、人に会いたくないと感じてしまう事もあります。