顔ごとそらす人の心理が知りたい!
多くの人は、「嫌われてる」「避けられている」と思いますよね。ですが、中には好き避けで顔ごとそらすパターンもあります。もしかしたら、あなたに対して顔ごとそらすのは、相手の好意のサインかもしれないのです。
今回は、顔ごとそらす人の心理をご紹介。普段の相手とあなたとの関わりや、顔ごとそらす以外に見られる態度などから、どういった意味を持つのかを解説していきます。
男性も女性も、顔ごとそらすという行動には様々な心理があるようです。
男女共通!顔ごとそらす人の特徴
元々の性格が関係して、顔ごとそらすという人も多いもの。顔を背けるのには、こうした背景があるのかもしれません。
極度の恥ずかしがり屋
極度の恥ずかしがり屋で顔ごとそらすという人は、男性にも女性にもいるでしょう。目が合うこと自体恥ずかしく、顔ごとそらすことで「見てないよ」というアピールをしているのかもしれません。
中には、人前だと緊張してしまい、上手く笑えなかったり話せなくなる人もいます。ですから、緊張しないようにとあえて他人を見ないようにしていることも考えられるでしょう。
特に男性の場合は、そらす行為になれていないので、あからさまな行動をとってしまうことがよくあります。
このような男性または女性に話しかけると、急に顔が真っ赤になったり挙動不審な様子が見られることが多いです。
話をするのが苦手
人と話すことが苦手という人も、顔ごとそらすことが多いです。
これは、「話しかけないでほしい」という心理から来る行動でしょう。顔ごとそらすことで、相手に話しかけづらい印象を持たせ、会話をしなくて済むように仕向けているのです。
無駄話となる世間話を苦手とする男性、あるいは自分のことを話すことに警戒心がある女性は、他人と話すことが苦手です。ですから相手との接点を作らないようにと、顔ごとそらすのでしょう。
心理が態度に出やすい
顔ごとそらす人は、思いや考えが態度に出やすい人と言えるでしょう。好き避けにしても嫌い避けにしても、どちらにしても心理が態度に反映されやすい人。つまり、男性も女性も分かりやすい人と言えます。
顔ごとそらすという行動は、何かしらの意図や心理があってのことです。恥ずかしいという心理や、相手と話したくないという心理から来ている行動ですから、自分に嘘をつくことが苦手なタイプかもしれません。
相手に好意をもっている場合に、それを悟られたくないがために顔ごとそらすこともあり、恋愛に慣れてない男性の場合は特にその傾向が強いと言えます。
男性も女性も社会に出ると、大人な対応をするようになりますよね。嫌いな人であっても、避けたり無視したりするのではなく、最低限はしっかり対応するものです。そんな中、態度に出てしまうということは、ある意味正直で素直とも言えるのではないでしょうか。
他人と一線を置いている
他人と一線を置くという行動も、顔ごとそらす人に見られる特徴です。顔を背けることで、相手との間に壁を作ったような心理でいるのでしょう。「これ以上踏み込んでこないで」と思っていたり、あるいは「何も見ていないよ」というアピールだったりもするかもしれません。
ですから、一匹狼のようなタイプの人にも、顔ごとそらすという態度はよく見られます。一人が好き、群れたくないという考えがあるため、あえて距離を置こうとしているのです。
様々な性格的な特徴を見てきましたが、顔ごとそらす人のほとんどは、他人とのコミュニケーションを積極的に取りたいとは思っていないのでしょう。
好きな人に顔ごとそらす時の心理とは?
そこで、好きな人に対して顔ごとそらす人の心理を見ていきます。そこには、また違った心理がある様子。どんな思いがあるのか、探っていきましょう。
そらす心理①相手の顔が緊張してまともに見られない
好きな人を前にすると緊張してしまい、顔がまともに見られないため顔ごとそらしてしまうようです。顔を見てしまうとキュンとなってドキドキしたり、「目が合ってしまうかも」と動揺してしまうのでしょう。好きな人だからこそ、こうした心理を抱えます。
ただ、実際には「話をしたい」「近づきたい」と思っているはず。つい顔ごとそらしてしまうものの、LINEを送ったり話しかければ笑顔になって話すといった様子が見られるでしょう。
そらす心理②好きな気持ちに気づいて欲しい
顔ごとそらすという行動を取られると、相手のことが気になりますよね。避けているようにも見えるため、「何か悪いことでもしたかな?」と心配になる人もいるでしょう。ただ、好きな人に対して顔ごとそらす場合は、好きな気持ちに気づいて欲しいという心理であることが多いです。
つまり、自分のことを気にかけてもらいたいのでしょう。わざと気になるような行動を見せて、接点を持とうとしているのです。
この場合は「どうしたの?」「え?なになに」とあなたから話しかけると、喜んで会話をしてくれますよ。
そらす心理③嫉妬している
好きな男性や女性に対して、嫉妬している心理で顔ごとそらす人もいます。
仮にあなたが女性だとしましょう。顔ごとそらしてきたその男性は、あなたのことが好きです。しかし、あなたが他の男性と仲良く話している様子を見てしまいました。そこで、男性は勝手に嫉妬してしまいヤキモチを妬いた状態に。男性は「なんであの人と話してたの?」と、少し苛立ってしまったのでしょう。その心理が、行動に表れてしまったと考えられます。
特に、相手から「脈ありだろう」と思われている場合に見られる心理です。この男性のケースで言えば、女性から思わせぶりな言動があったと予測されます。「自分のことを好きだと思ってたのに…」と、恋人ではないものの嫉妬してしまったのでしょう。
そらす心理④まだ気持ちを知られたくない
「好きな気持ちに気づいて欲しい」という心理で顔ごとそらす人もいます。ですが、反対に「気づかれたくない」「誤解されたくない」という心理で、顔ごとそらす人もいるでしょう。
例えば、好きな男性とすごく仲が良いものの、その男性がすごくモテるケース。女性は「このまま仲の良い友達でいた方が男性のそばにいられる」という思いになるでしょう。だとしたら、好きな気持ちはバレたくはないはず。周りと同じように好きな感情があるとバレたら、その男性に距離を置かれる可能性があるからです。
そのような展開になりたくないので、気持ちを悟られないようにわざと「興味ありませんよ」というアピールをしていると考えられます。
これって好き避け?好きな人に顔ごとそらす人の特徴
そこで、好きな人に顔ごとそらす人の特徴を見ていきます。顔ごとそらすものの、このような行動が見られたら好き避けの可能性が高いですよ。
男性・女性共通でLINEの返事は早い
会った時は顔ごとそらすものの、LINEを送ると返事は早いという場合、好き避けの可能性が高いです。
本当にあなたのことが嫌いだったり、距離を取りたくて顔ごとそらすのであれば、LINEの返事も遅いはず。むしろ、それだけ露骨に態度に出していることから、LINEもスルーするでしょう。
ですが、「何してる?」といったLINEに対し「暇してる」などとすぐに返事が来る場合、顔ごとそらす行動は好き避けから来るものと言えます。顔が見えないLINEでは、緊張も過度にする必要がないため、気持ちに余裕が持てるのでしょう。
顔ごとそらすけど優しい
好き避けの心理で顔ごとそらす人は、咄嗟にそらしていることがほとんど。「好きな人がいる!」「どうしよう」と、好きな男性や女性を前にして慌てて顔をそらしてしまうのでしょう。ですが、本来は仲良くしたいと思っているため、実際に関わると優しいことが多いです。
咄嗟にそらしてしまうという行動から、自分から好きな人と接点を持つということが苦手なのかもしれません。緊張しすぎて顔を見れないという人もいます。ですから、あなたの方から話しかけてみたり、連絡を取ってみたりといったきっかけを作ってあげると良いでしょう。
関わりを持った時、優しさが感じられるようであれば顔ごとそらすことに悪い意味はありません。
独占欲が強めの男性&女性
他の異性と仲良くしている姿を見て、嫉妬して顔をそらす人もいます。この場合、相手は少し独占欲が強めと言えるでしょう。
好きな人とは言え、まだ付き合っていない状態です。それでも嫉妬して顔をそらすということは、相手に対して「自分のもの」という意識が強いのでしょう。
そのため、ヤキモチ妬きであり、好きな人を独占したい心理が強い人と言えます。仮に交際に発展した場合は、束縛が激しいといった様子が見られることもあるかもしれません。
照れたり恥ずかしがったりする
好き避けの心理で顔ごとそらす人は、相手を過度に意識している状態です。緊張していたり好きな気持ちを悟られないようにと、好きな人だからこそ強く意識してしまうのでしょう。
そんな人でも、やはり好きな人から近寄られた場合は、嬉しく感じるもの。その時、照れたり恥ずかしがったりする様子が見られれば、その人の見せる顔ごとそらすという行動は好き避けによるものと言えます。
話しかけた途端、相手の男性の顔が真っ赤になった。あるいは、急に女性のテンションが上がって笑顔が多くなった、という変化が見られるかチェックしてみてください。その変化から、好き避けであるかが確認できます。
嫌い避けかも!脈なしの人が顔ごとそらす時の特徴
顔ごとそらす以外にこんな行動が見られたら、好き避けの心理とは全く異なる嫌い避け。残念ながら、脈なしの可能性が高いです。
相手から近づいてくることはない
関わりを持ちたくないという心理で顔ごとそらす場合は、当然相手から近づいてくることもありません。あなたから話しかけられないようにと、態度で見せて距離を置いている状態ですので、自ら接点を持とうとはしないはずですよね。
あなたから話しかけない限り、会話する機会もない状態でしょう。この状態での顔ごとそらすという行動は、嫌い避けの心理から来るものです。無駄に話しかけたり連絡してしまうと、鬱陶しく思われてしまう可能性があります。
常に同じ態度で接してくる
顔ごとそらすという態度以外に常に同じ態度が見られる場合も、嫌い避けの心理からくるものでしょう。話しかけた途端テンションが上がる、優しくされるといった様子が見られないケースです。どちらかと言えば、冷たいと感じる態度が多いかもしれません。
例えば、顔をそらすことが多い男性に話しかけた時、男性の態度がそっけなかったり会話が弾まないといった様子が見られれば、顔ごとそらすのは嫌い避けの心理による行動でしょう。その男性が、無視したり拒絶するといった態度を取らないのは、大人としての最低限のマナーだと思っている可能性があります。そのため、必要最低限の会話だけにしておきましょう。
男性・女性共通で連絡に対しての反応が遅い
あなたがLINEや電話をしても、すぐに反応がない場合は嫌い避けの可能性が高いです。
例えばあなたが、顔ごとそらしてくる男性にLINEをしたとしましょう。しかし、その男性から返事が来るのはいつも数時間後、あるいは数日経ってから。
特に「ごめん、気付かなかった」と返って来るような場合は、興味を持たれていません。むしろ、その男性は距離を取りながらあなたと付き合いたいと思っているため、わざと反応を遅らせていることが考えられます。
連絡に対して早い反応を見せると、まるで待っていたかのような印象を与えますよね。また、関わりを持ちたいと思っているとも捉えられてしまいます。ですから、そのような印象を持たれないようにと、わざと遅くしている可能性があるでしょう。
プライベートでの付き合いをしない
仮に相手と職場や学校などが同じ場合、避けているだけでは問題となることもありますよね。協力が必要だったり連携を取らなければならない場面もあるため、完全に相手と縁を切るということは難しいでしょう。
そのため、仕方ない事情がある時は接点を持ち、それ以外の交流は持とうとはしない場合も嫌い避けと言えます。「飲みに行かない?」「休日遊ぼうよ」と誘ったところで、相手は誘いに応じてくれないでしょう。
嫌い避けの心理で顔ごとそらす人は、プライベートでの付き合いはしたがりません。最低限の繋がりに留めるため、休日や時間外に接点を持つことはできないのです。
好きな人に顔ごとそらす人への上手な対処法
あなたの対処次第では、顔ごとそらすという行動自体が改善されることもあります。相手の緊張を上手にほぐしながら、今よりも距離を縮めてみてはいかがでしょうか。
頻繁に話しかけて仲良くなる
好き避けの心理で顔ごとそらすという人は、相手に対して緊張があったり遠慮があるケースが多いです。ですから、あなたの方から頻繁に話しかけて仲良くなる必要があります。
相手が緊張するということは、まだお互いに距離がある関係ではないでしょうか。「どういう人なのか」「何に興味があるのか」といったこともまだ知らない関係性なら、もっと仲良くなりましょう。
緊張している中、自分から積極的に話しかけるというのはなかなか難しいものですよね。あなたがどんな人かを知れば、徐々に相手の緊張がほぐれてくるはずです。見かけたら声を掛けるようにしてみましょう。
自然なボディタッチを増やす
距離を縮めるために、自然なボディタッチを増やすのも効果的です。ボディタッチをすることで相手の緊張もほぐれやすくなり、あなたへの親しみを感じやすくなります。面白い話をしている時に笑いながら肩をポンと叩くなど、自然な範囲でボディタッチを入れてみると良いですよ。
親近感を湧かせるためのボディタッチは、軽く触れる程度にしておきましょう。特に男性が女性にボディタッチをする際は、下心やいやらしさが出ないように注意が必要になります。肩や腕などを軽くタッチするのがおすすめですよ。
LINEやメールでこまめなコミュニケーションを
好きな人に対して顔ごとそらす人は、相手の顔を見ると緊張してしまう、あるいは過度に意識してしまいます。ですから、顔が見えない状態でのコミュニケーションをもっと増やすことが大事でしょう。
好き避けの心理で顔ごとそらす人であれば、LINEやメールの返信は早いはずです。これを利用し、あなたから連絡をこまめにしてみると、返信が早いためやりとりが長く続くはずです。その中で、自分のことを話したり、相手に聞きたい事を聞いてみたりなどして距離を縮めましょう。
顔ごとそらすほど好きな人を意識してしまう訳ですから、初めから顔を見てのコミュニケーションは、その人にとって難易度が高いもの。相手のペースに合わせて、初めのうちは文字のやりとりで仲を深めてみると良いですよ。
「何か悪いことでもしちゃった?」と聞いてみる
顔をそらす行為が好き避けの心理からくる態度であっても、中には「やめて欲しいな」と感じる人もいますよね。その場合は、いっそのこと「何か悪いことでもしちゃったかな?」と聞いてみると良いです。
こう聞くと、相手は好きな人に不快な思いをさせているということに気付くはず。または、好き避けのつもりでしている行動が誤解されていると気付けますよね。もちろん、好きな人にこのように思われることは本意ではありませんから、顔ごとそらすということ自体をやめる可能性があります。
悪いことをしたか質問した後に、「そんなつもりじゃない」といった脈ありの回答が返ってきた場合は、続けて「良かった安心した」と伝えましょう。顔ごとそらすことが、自分にとってデメリットになると分かれば、相手も今後自身の行動を改めるはずです。
顔ごとそらす人の心理を知るために他の行動も注視!
ですから、どういった心理で顔ごとそらすのかしっかりと把握したい人は、その他の行動も注視すべき。例えば、避けるような行動を取っているかと思いきやLINEはマメ、といった行動です。相手があなたに関わろうとする姿が見られたり、恥ずかしがるといった態度が見られれば好き避けと言えるでしょう。
本当にあなたと関わりたくなくて顔をそらす人であれば、必要最低限の会話しかしません。あなたから話しかけない限り接点を持てない、というケースも少なくないでしょう。ですから、一度世間話程度の内容で相手に話しかけてみると良いかもしれませんね。そこで、好き避けの心理によるものか、嫌い避けの心理によるものかが見えてくるでしょう。
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