ふてぶてしいってどんな意味？ふてぶてしい態度の人の特徴や対処法

ふてぶてしい人は悪い印象を持たれがちですが、実は長所もあるってご存知ですか？あまり多いとは言えない長所ではあるものの、ふてぶてしい人への理解を深めたいと思うならば、良い面に触れてみるのも悪くありません。

どんな長所があるのか、そして短所にはどんなところがあるのか。

早速ふてぶてしい人の長所、短所に触れていきましょう。

【長所】一度始めたことは最後までやりきる

一度決めたことは最後までやりきることが多い、というのはふてぶてしい人の意外な長所でしょう。プライドが高く自信家であり、何事も自分は器用にこなせると思っている節があります。そのため、一度決めたことを最後までやりきれるのは当然だと考えているのですね。

また、短所にはなるものの、持ち前の図々しさで自分の目的をなんとしてでも遂行しようという意思の強さもあります。どんな障害があったとしても、自分がやると決めたことはやらないと気が済みません。

決して気分屋な性格ではないため、気分が変わった、飽きたなどという理由で物事を途中で放り投げることもないため、一度決めたことは最後までやりきれる、というのは唯一信頼できる点だと言えるでしょう。

【短所】周囲の人から嫌われやすい

どんな理由でふてぶてしい態度になっているにしても、周囲の人からの嫌われやすさはダントツです。ふてぶてしい態度に好印象を持てる人はゼロに近いほど少なく、大半は嫌な印象を感じるでしょう。できれば関わりたくないと思う人のほうが多いと言えます。

ふてぶてしい人は性格を見ても態度や言動を見てみても、基本的に周囲の人に攻撃的で、時には傷つけてしまうものばかりです。視野も狭く自分基準で物事を考えてしまうため、相手が傷つくかもしれない、誤解を与えるかもしれない、などの考えには至りません。

どんなに人に好かれたいと本人が望んでも、圧倒的な悪印象を持たれているだけでなく、大半は本人から距離を取る始末。後から周りに好かれようと思っても、難しいのが事実でしょう。

【長所】常に堂々としている

常に堂々としているというのは、ふてぶてしい人の長所と言える部分でしょう。なかなかやろうと思っても、常に堂々と振る舞うことは難しいのが事実。たとえそれが周囲から悪く思われるものだったとしても、周りを気にせず自分らしくいられるというのは一種の長所と言えます。

本当は自信がなく虚勢を張っているだけ…という可能性もありますが、それでも堂々と振る舞えるのは才能のひとつです。他者に臆することなく堂々と自分らしく振る舞い、自分の意見や考えには自信を持てるというのは、彼らが持つ最大限の長所であり、魅力でしょう。

また、基本的に嫌われることが多いふてぶてしい人ですが、組織の上に立つことで、堂々とした雰囲気は部下に安心感を与えることもあります。時と場合によっては、ふてぶてしさが周りをリードすることもあるのです。

【短所】素直になりづらい

いざ素直になろうと思っても、素直になりづらいのはふてぶてしい人の短所でしょう。ふてぶてしい人も、常に威圧的でいるわけではありません。時には素直になりたい、誰かに甘えたい、そう思う時も少なからずあります。しかし、プライドが高いため素直になるのは難しいのです。

また、ふてぶてしい人の大半はコミュニケーション能力に欠けているため、素直になろうと思ってもなり方がわかりません。どのように人に甘えればいいのか、頼ればいいのかがわからないため、結果的に上手くできず、いつもどおり不機嫌な態度になってしまうことがほとんど。

周囲からも敬遠されていることは少なくないため、いざという時に素直になれる相手、手を差し伸べてくれる相手がいないというのも辛いところでしょう。